シリカは、難焼結性の素材ですが、比重が軽く、低熱伝導、低熱膨張、優秀な耐熱衝撃抵抗を特徴としています。
金属溶湯に対し濡れにくい性質もありますので様々な用途に使われています。
純シリカとしてだけではなくカオリン等の粘土系鉱物との混合坏土による製品も多いです。
また他の材質への添加物として使われることもあります。
多孔質
各種の低温用の炉材や、溶湯の鋳型、るつぼとしては貴金属にむいています
機械的強度が低くサクイ(業界用語)のを逆手に取った用途もあり得ます
純シリカ、あるいはシリカークレイ系で、用途に適した配合にて製作いたします
代表数値ですが、
気孔率 25%前後
熱膨張係数 0.4
緻密質
高純度アモルファスシリカを骨材に、硼珪酸ガラスマトリックスによる焼結体です
分析用のサンプラーや、石英ガラス的な用途に使われます。
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