2014年5月31日土曜日

MOTs ほぼ月刊でやります

つくばものづくりオーケストラ

ほぼ毎月展示会をやります
6月は物質材料研究機構(千現



2014年5月30日金曜日

アルミナるつぼ他

アルミナの4Nるつぼです



これはるつぼじゃありません




うまく撮れんなー

カメラとか写真とか今まで全く縁がなく、どころか嫌いでした。このHPを始めるまで何年も写真撮るなんてしたことなかったし。
事実赤ん坊のころの写真しか残ってもいませんでしたがもう少し興味持たないとだめなのかも
俺の写真って卒業アルバムと結婚式の写真しか持ってないんですよね~
というわけで携帯カメラの限界に挑みたいと思います

2014年5月29日木曜日

生加工

あらゆる工程で一番好きじゃない作業・・・
高台って飯茶碗以外にそこまで必要か?

でもファインや耐火物で生加工が生じるのは大好きです。なぜだ?普通のメーカーでやらないからか?


2014年5月27日火曜日

熱処理用のシャーレ 縁切ってみました

アルミナの薬品処理用の蒸発皿の型が綺麗なまま死蔵されていました

というわけで…再利用できるかな?
タダの四角いシャーレじゃつまんないかと思ってこんなんしてみました。
もう少し手をかけないと締らないなあ




2014年5月22日木曜日

一本棒の取っ手のピッチャー

ずいぶん前に誰かの作品で拝見して気になっていたものの
他ではあまり見たことないタイプの取っ手

急須やなんかでも似たようなもんだから・・・と思いましたが
どうやってもうまく持てるように作れませんでした

取っ手問題急浮上。







焼成品、いくつか

多孔質緻密質のアルミナです



四角い器が連発しました

かわいくなってきてもっかい作りました

2014年5月21日水曜日

国立環境研究所での展示会 の模様

昨日、(独)国立環境研究所で展示会を行いました

10年目にして初の環境研での展示会。
予想した以上に興味を持っていただいて、熱心な職員の方が多かったです。
ありがとうございます

環境研はつくばの研究所のうちでも多分結構古いほうだと思いますが、建物も地べたも気合の入った素晴らしい設計(建築好き的に?)で綺麗な研究所です。
 会場となったホールも西洋の教会を思わせる感じのデザインで音響なんかも考えてあるのかな?

中庭、ちょっと突っ切るだけでカマチョコが三匹も!
さすが環境がいいのか?

天井とか壁かっこいい!


個人的には、金属の合成や溶解をしている所なわけではないので(多分)
あまり関係ないだろうなあと思っていたのですが、耐火物の需要はそこそこあるみたいで、思ったより多くの質問や相談をいただきました。

環境研の担当の皆様、市役所産業振興課、商工会の皆様、そしてMOTsのメンバーのみんな
おつかれさまでした~

来月は19日に物質材料研究機構(千現地区)で開催です
以降ほぼ毎月どこかの研究所で開催されます

2014年5月19日月曜日

ソースポット

ソースポットってなんだろうと思ったんですが、今回の場合は型口の注ぐタイプではなくて
要はマヨとかケチャップの類を入れておいてフライドポテトとかナゲットをつけて食べる。あの小さいカップのことらしいです。

まあスチロールに載ってるスーパーの刺身でもちゃんと皿にうつせばワンランクアップ!と同じ理屈ですね。多分。

個人的にはラムカンココット問題にも通底する(というか同じもので行ける?)ので興味持って作りました。片口問題については後々










明日は 国立環境研究所での展示会 MOTs情報!

MOTs「つくばものづくりオーケストラ」

明日20日火曜日 つくば市内の国立環境研究所で技術展示会を行います

環境研では10年目にして初めての展示会。

場所は大山ホール、午前11:00からです。
一般の方の入講、見学はできないのですが、所内の職員、研究者の皆様、仕事で来られている方は是非お立ち寄りください。

今年はほかにも初めて展示会を行う研究所がありますし、少しづつでも活動の幅を広げる年になりそうです。

来月19日木曜には、物質・材料研究機構(千現地区)でも開催されます。ここは私が主任幹事で段取りしておりま~す。


市内の製造業者の方でご興味を持たれた方はMOTsホームページから入会の問い合わせができますのでお気軽にどうぞ!


2014年5月16日金曜日

リン酸カルシウム 円板 焼成後の仕上げ

先週記事にしたリン酸カルシウムの円板が本焼きから上がって仕上げ中です

小さくてハンドリングしにくいうえに生強度もいまいち信頼しきれなかったので
生段階での手入れはほとんどせずに一気に焼きます

焼成品になってから面慣らしやバリ取りなどの仕上げをします。
歪のチェックしたりと検品を兼ねながらの作業。




いろいろ選り分けながら…


ちょうど終わった窯の余熱を利用して水研ぎした水分を飛ばしまーす


2014年5月13日火曜日

カルシア緻密質 円板 CaO 

酸化カルシウム、カルシアの緻密質の円板です
後加工で寸法を整えています。




カルシア製品は空気中の水分と消化反応してしまいますので
乾燥材と一緒に機密性のある缶やタッパーなどに保存が必要です。
もちろんデシケータがベスト
発送するための梱包時にも多少工夫しています

また高温でアルミナやシリカなどと反応して一緒に溶けちゃいますので、炉内でカルシアが接触する部分にこれらの炉材は使えません。マグネシアの粉末や保持具(台板でも受けでも)が必要です


ざっくりいうとこの性質を利用して釉薬や素地土を低温(つってもたとえば1200℃)で熔化、焼結させます。酸化カルシウムでは水を使えないので例えば石灰石(炭酸カルシウム、焼けば酸化カルシウムになる)の形で混ぜることになります。
カルシア単味ではアルミナ(2050℃ぐらい)よりも融点は高いです。2400℃ぐらいらしい・・・


2014年5月12日月曜日

GW中には…

体調不良で出かけられなかったので・・・

いままで美術館や店頭で見ておっと思ったものや元々好きなものを思い出して、製作工程から考えてみて模写?耳コピならぬ目コピしたりしてました。釉薬や土の違いはまるっきり無視してとりあえず作ってみた!みたいな真似。

巧く出来ないのは当然なんだけどなんとなくタイミングやそれなりのコツっぽいのをちょっとは感じ取れたりして面白かった。実際の作者作家がどう作ってるのかはもちろんわからないので自前の型(といえるようなものがあるなら)に陥ったりしますが、ギターで耳コピしてたらいつの間にかなんか勝手に自己流の知らない歌になってた、みたいな面白さがありました。ほんとはちゃんとやりきらなきゃいけないんだろうけど、体調不良だし不真面目なやり方でしたが…

焼くまでせずに形を作って終わりにしました。
三つだけ新しい土で作ったのを釉薬との相性見たくて焼いてみただけです。




四つでした(笑


水芭蕉が咲いてました




リン酸カルシウム 試作

こちらはファインセラミックスの研究用のものですが、高純度のリン酸カルシウム。
造粒前の粉と作ったばかりの円板、月曜日ただ今成形中。


粉末の精製レベルは多分違いますが一般陶磁器サイドの方には骨灰として知られているもの(この場合合成骨灰)にあたります。
ここでは単味で焼結させて胎にしているわけです。

’日本でいうところ’のファインと伝統的な陶磁器の根本的な違いは製品の使用、利用方法だけで、
製作にあたっての技術や理屈は基本的に一緒です。

製品を作るにあたって考える順序が
「出来上がりの形」が先にくることが多いのが一般陶磁器、とりあえず材質が先にくることが多いのがファインってところですかね?



2014年5月1日木曜日

アルミナ るつぼとか台座(保持具)とか

今週の焼き上がり…
そんなに変わった物ばかり作るわけではないので
製品の紹介ネタ的には切れてきましたが…

ビー玉ころがしのおもちゃになりそうです
というか、そのままです。
そっからヒント得たらしいという…

こちらもいつものもの、
単結晶育成るつぼとタンマン管