2018年6月18日月曜日

石膏ウィークの始まりか

 WCは常にアップセットを期待しているので昨夜は、「どうせドイツがドイツなんでしょ?つまんねえの」って感じで前半だけ見て寝るはずがメキシコ勝利の瞬間までがっつりアガッてしまい、やばい、調子狂う!といった状態のまま朝からドジャッ!と原型が届き石膏流しウィークの幕開け。さすがに寄る年波で一晩中は見れなくなりブラジルースイスはスキップしてますが・・・こっちも見とけばよかった。(かなり寝ぼけた文章)

 で、たまには型でも見せられる範囲でご紹介


 この旋盤仕事はMOT'sの仲間に頼みました~
 相変わらずバッチリ綺麗な金型をあっという間に作ってくれるので大助かり
 言い忘れてたんだけどオオハシ君、結婚おめでとう。

今回のも特に交差いりませんよ!って仕事だけどこれだし!
下手に交差指定しない方がいいのか?焼成歪のがはるかにデカいし!

 しかも、実は明日もウリャッと届く予定。
 石膏を水に落としてちょっと待ってる間に眠っちゃわないように注意!
 
 ジャイアントキリング度が高ければ高いほど生で見る価値があるので、アジアチームの試合とかは見逃せないんですよね。イランとかサウジがドイツとかブラジル相手にうっかり一点勝ってて終盤に日本人としてはあのくそ忌々しい「突然イタイイタイっつってひっくり返る時間稼ぎの猿芝居」を見せつけてほしい。それで腹いっぱい笑いたい!

2018年6月15日金曜日

アルミナの小物

だからちゃんと仕事もしてるってば(笑
高純度アルミナの小物です

四角い焼成皿

さらに小さい熱天秤分析用

蓋には小さい孔が中心に

肩こり養成シリーズが続いてます。
まあ小さいと窯は一発でけりがつくんで窯詰めや窯回しの心配はないんですけどね。

蕎麦猪口の試作品、焼いたよ~

試作品つっても注文仕事はもう終えましたけどね。
夏の蕎麦猪口祭りに向けてここから検討!






やっぱノーマルがいいやね

2018年6月14日木曜日

排泥鋳込み超入門 離型しろよ!スラリー編 闇ヤキモノ教習(仮

 皆さんワールドカップモードにはなりましたか?とっくに私はなってます。何つうか身の回りに限って言えば過去にないレベルで盛り上がってない気がするんですが・・・なんで?
 バイエルンのあいつとかリバプールのデコッパチとかとわがアントラーズの誇る昌子植田コンビが戦うわけでしょ?でもってトップに大迫(ほぼ鹿島)で柴崎(事実上鹿島)からパスが出る。うー、燃えるぜ!みんな試合に出てくれよな!っていうか出せ!ニシノ!


 「離型しろよ!石膏編」はクリアできましたか?
 自戒を込めてもう一度整理すると、成形体が石膏型から外れない理由は?
1、くっ付いてる(はがれない)スラリーが原因
2、引っかかってる(はがれてるけど取り出せない)石膏型に原因
3、収縮して挟み込んだり突っ張ったり抱きついちゃう これも石膏型
と解説しました。

 石膏型の設計ミスをしないこと、上手く型取りすること、鋳込み面を汚したりしないこと、外れない原因のガジガジは丁寧に均すこと。を気を付ければ大丈夫なはずです。あんまり当たり前なんでわざわざ書くの忘れてましたが、よく乾かすこと!これも大事。濡れれば濡れるほど外れにくく、またせっかく鋳込んだ成形体がヨレやすくなります。

 石膏にはどうやら問題なさそうだとなると、はがれない理由はスラリー側にあります。スラリーの方をなんとかしないといけないわけですが・・・、

 初めに断わっておくと今回の話はファイン屋、耐火物屋の間ではなんとなくわかってるような話とはいえ、定量的な検証の証拠がないっていうか、要素が複雑すぎて経験的にこうであろうことが多いと思われる、レベルの内容です。もう、筆者、つまり俺の経験に基づいて「あそうそう、多分こういう理由であろうパターンあるよね」って話をつらつら思いつきながら書いてあるってことを断っておきます。もしかするともっと高レベルの技術者にとっては「そんなんオメー(俺ね)の独断と偏見である」って内容かもしれません。
 そこんとこよろしく!

 始めますよ
 まあ理由は大雑把に二種類じゃないでしょうか?
 1、調整に失敗している
   A・水分量や解膠材の量の調整ミス(ほぼ「水分量多すぎ」だと思います)
   B・混練混合不足
 2、原料調合に失敗している
   調合ってのは土そのもののことです。

 出来合いの購入した坏土を溶かしてスラリーを作った場合、引っ付いちゃって取れないってのは滅多にないと思います。あったとして90%以上は1番の調整ミスじゃないかな?2番は、各原料を自分で配合して作った場合や自分で掘ってきた土でやろうとした場合に限られると思います。ほぼ。
 ただ2番の場合厄介なのは1番のミスがあるかどうかも関係してくるってことですね。

 解決するのは難しいけど解説するのが簡単なので2番から行きますね。
 その土、調合で解膠材(ケイ酸ソーダね)を入れず、普通にコネコネできるような硬さに練ってみた時にやたらと手に引っ付いたりネバツク奴は注意信号。あ、ちょっと柔いから石膏型に吸わせてみっか!ぐらいに水っぽくしてからペタンと石膏板に叩きつけたりしてみてください。ドベ状にしたものを置いてみてもいいです。で待つ。
 いつもの知ってる感じに石膏板から剥がれないのがあるんですよ。こういうのはそのままではまず離型しない土です。

 自分の経験でいうと、うちで井戸掘った時に井戸屋さんが水止めに使ってる粘土(黄色い掘ったまんまのハタキ土。ちょっとそのままでは耐火度が低い感じ)をもらったんですよね。あれはやたらと可塑性がデカくてべったべたに粘ります。あれは単味ではダメでした。石膏にメッチャつく。ロクロでもタタラでも底切れ100%みたいな感じ。シャモット混ぜて使えるようにしたんですが、加えた量はなんと同量以上。なかなか使いやすくて焼き上がりもよかったです。が、そんでも鋳込みはダメでしたね~。
 1tだか500kgだかで2万しないぐらい安いそうなんで、マジで一袋お願いしようかといまだに悩んでます。礫とかゴミの量の安定感は保証できないようなので、いろいろめんどくさそうで二の足踏んでますが・・・
 
 原料を自分で配合した場合も同様に試せます。まず水のみでやわらかめに練ってみる。石膏に引っ付ける。剥がれるか剥がれないか?

 上手くいかなければ調合を変える必要がありそうです。
 粘土鉱物の質と量を増減させることでほぼほぼ解決できます。

 質、というのはさっきも話しましたが超ベタベタ特性の、極端な例ですがベントナイト的なもの割合を減らす、あるいはそれもう使うのやめて別なものに変えるとかですね。
 そこまでしたことないけど一部、あるいは全部を煆焼してべたつきを殺す手もありそうです。これなら焼き上げ後の見てくれに変化は少ないはず。

 量というのは、カオリンでも木節でもガイロメでもいいんですけどとにかく割合量を変化させる。他の原料の粒度や成分との兼ね合いでどっちにするか微妙(もしくはってみんとわからん)ですが、ドボツキ気味、べたつき気味なら減らし方向ってイメージかも?
 増やすにしろ減らすにしろそんなピンポイントではないはずなんで5%以上増やしたり減らしたりして試してみましょう。まあ基本的にはカオリンに比べて木節やガイロメの方が身離れがいいように感じます。個人の感想です。

 で、今言いました他の原料との兼ね合いって話ですが、粉の粒度のバランスが大きく影響します。これは何かの原料単独でもそうで、ちょうどいい粒子のサイズと水分量があるんですよね。

 ここから先は水分量と絡めた話になりそうなので1番に対する解説に移ります。

 まず水分量に関して、場合によってはきちんと正しいとも言い切れないけどわかりやすく話をざっとしておくと・・・
 硬めに練った土は石膏板からすぐ剥がれるけどベタベタの土は綺麗にはがれるまで時間がかかりますよね。ひっついたまま残っちゃったりする部分があったり。
 排泥にかぎらず鋳込みの場合も同じで製作可能な限り水分量は少ないほうがいいんです。あまりドロッこいスラリーだと排泥時や成形体の表面に悪影響ある場合もあるんで、欲しい出来上がり加減を得られる範囲で最小限度の水分量が望ましい。という言い方になるかな?

 で、調合
 ファインセラミックスの一部を除いて、ヤキモノの原料中の粒度分布はまったく均一な粒度に近いピーク曲線を持ってるわけでなくて粗いのもあればめちゃ微細な粒子までばらついてるわけです。これのバランスが素地の肌理の差になってるわけなんですが、見てくれ、さわり心地のザラザラ具合だけじゃなくて、強度、作りやすさ、反り歪み耐性、そして収縮に大きく影響してきます。

 解膠したスラリー中の粒子は自由に動けるんですが、粘土によって動けるスピードが変わってきます。粘っこければ微粉から粗粒までが均一に混ざった状態を長い間キープできますし、しゃぶしゃぶならその逆ですね。
 幅広い粒度分布の原料粉末に、必要以上の水分量があるとどうなるか。
 これまた大雑把で極端な図で申し訳ないんですが、石膏型表面から細かい順に層となって肉づいていきます。この図は壁側(高さ方向)ですが、底だと
 
こんな感じになり気味。あくまで極端な図ですよ!
 実際はもっと混ざり合ってますし、排泥すると見込の表面にも微粉末が浮くんですが。

 こうなると、粗い粒子の層の部分はロクスッタマ収縮しないで突っ張る形になります。表面は表面でめちゃ細かい粘り気担当の連中が層になっちゃって石膏型に張り付きやすくなり、仮に外れても表面一皮だけ収縮が大きいので割れの原因になります。割れ方は様々で、粗粒多い配合ですと、細かい網目状に剥がれるようにひび割れますし、粒度分布が狭いと引っ張られて身まで割れが進行する場合もあります。割れるタイミングも乾燥に割れてきたり、焼いたらヒビる場合もあります(多くは低温度の内にヒビ入ってます)
 この辺は離型してから気が付くと割れてます!と質問くれた神奈川県のNさん(お便りとご注文ありがとうございます)も、もしかしたら参考になるかもしれません。

 今の部分で勘のよい方はお分かりかと思いますが、「水分量が多い=乾燥収縮が多い」は常に真ではありません!!

 参考までに、「この土にはこの作り方が向いてます表」みたいなものが土屋さんからいただけますが、粗いのにはタタラOK!鋳込み×!ってなってるじゃないですか?あれは自分の経験上では鋳込めないんじゃなくて、普通に排泥鋳込みしたらどんなに頑張っても粗いのが見込に浮いちゃってザラザラになりますよって意味です。たぶん。板ものなんかは粗いほうが曲がりが出ないでいいので排泥ではなく両面吸わせのソリッド鋳込み=固形鋳込みで作るといいのができます。まあ、この辺はそのうち・・・

 で、問題の水分量ですが、いきなり解膠材何%で水何%です、なんて答えは出ないんですよね。
 できる限り水を少なく作れるようにする。
 いつまでもドボドボでだめっす。上手くトロトロしてくれませんって場合は解膠材を増やす。
 何をどれだけ入れたかメモって範囲を見つける。の繰り返しです。

 自分のやり方は、解膠材をある程度入れる。水だけを少しづつ増していき、何とか流せそうだぞって時に石膏に滴を落として離型を見る。を繰り返して上限と下限の範囲を探ります。
 次に、さっきより多めの%で解膠材を入れる。以下同文。

 解膠材は、乾いたと思ってもすぐにチクる(チクソトロピーでドロドロ化する)ようではもう多い。というのを参考に。
 解膠材は0.3%0.5%前後で、1%なんてとても多過ぎなことになると思います。かなり狭い範囲で難しいように感じますが、土の量に対して目方で考えれば特にピンポイントではなく、慣れてくれば勘でやっても間違わないと思います。自分たちがエライって言ってるわけじゃないですけどファインの解膠材は原料との組み合わせによってはとんでもなく渋いのでそれに比べればちょろいもんですよぉ~!

 


 特に、売ってる土からスラリー作った場合なら、これだけで何とかなるはずです。
 あとね、これ言っても始まらないんですけどね。
 ぶっちゃけ経験です


後、ほんとに感覚で申し訳ありませんが、
 つーっと糸を引くように細く切れずにたらせるのがいい!といいますけど、マジです。できる限り濃くしてもこうなるようならまず綺麗に外れます。
 でも水飴みたいにテロ~~~な感じになるときはほぼチクります。
 ツーとテロ~~の違いは説明できません。これまた経験(笑


 
 

 

2018年6月11日月曜日

排泥鋳込み超入門 素地VS石膏型、離型しろよ! 闇ヤキモノ教習(仮

 終わった気になってた気がしないでもない鋳込み入門ですが、あれで終わらせちゃああんまし意味ないですよね。ちょっと工程をなぞっただけですからね。そんで上手くいきゃあ誰も苦労しねえよ~ってことで、
「離型しない&離型したけどそのあと割れる」
という質問が来てるんですよね。

 どちらも詳しく調べないことにはわかりませんし、調べてもわかんない可能性も大なんですが、こういうパターンありますよ、ってことをいくつか並べてみます。
とりあえず「離型しない問題」から。「離型したあと割れる問題」についてはまた次回以降。

 原因の大元は二つ、原料=スラリー(泥漿)に原因があるばあいと、石膏型に原因がある場合以外ありません。他になんかありますかね?ないですよね?多分。

 身もフタもない話ですが、どっちにしろ一番簡単で早いのはやり直しです。石膏型もスラリーもやり直してみましょう。やり直してみて上手くできるんだったらダメだったときのやつはどこかが間違ってたはずで、相違点がわかればよし、わかんなかったらしょうがない。実はそんなことは本職でも結構あります(俺だけじゃないはず、きっと)。案外グズグズいじくって検討するより話が早いモノです(検討はもちろん絶対必要)
 ダメだったのとうまくいったのは絶対混ぜないこと!
 
 とりあえず、どっちに原因があるのか?
 鋳込み直前!状態のスラリーを一滴二滴石膏型の側面でも口元周りでもどこでもいいので油っ気や薬品(カリ石鹸ね)に汚れてないワリカシ綺麗な面に垂らしてみてください。サンドペーパーやナイフの刃などできれいに削ってからでもイイです。粉ははたくこと。
 試してみる石膏は複数個用意して、それぞれに滴を垂らします。
 10分20分、一時間たってもどの石膏からもポロリときれいに取れないようならスラリー側の問題。いくつか試した石膏のうち、一個でもポロポロ取れるんだったら石膏型の問題だと考えていいと思います。

 簡単なのは石膏型の方、これには、設計ミスと製作や管理のミスの二つがあります(もちろんツープラトンの場合もある)。

 設計ミスの場合、
 設計ミスの場合はすべての面から成形体が外れていても抜けません。リンゴつかんだら手が抜けない。みたいな感じ。

 1、基本中の基本ですが、逆テーパー、オーバーハングになってる部分がある
大雑把に書くとこういうことですが・・・
あまりシンプル形状でない場合、よく見ると細かい部分であったりします

こういう口すぼまりの場合は、抜けませんから、底で割ります

この手のミス、「なこたわかってるよ!」って単純な話ですが、案外このレベルでミスってた話は耳にしますよ。
単純な錐台形状ならこんなんでも抜けるんですよね。
てなわけでこんがらがっちゃうこともあるのかな?

 
 2、細かい凹凸が多くて引っかかる部分がある。収縮に引きずられて締まっちゃってる
 勾配に問題はないはずなんだけど抜けないのはこのパターンもありえます
端的な図ですが、これもありがち。勾配問題ないはずなのに、抜けないかもよ?

 ビニール人形なんかを型取りすると、割り線通りにやっても抜けないことがあります。
 ああいうのは少々細かいところ引っかかったりしても材質的に千切れないでポコっとべりっと引っこ抜けるんだと思うんですよね。粘土の生体にはその強度や弾性がないと。
 ポケモンとかつくろうと思ってる人はキャラよく考えた方がいいですよ!
 私が普段やってるファインの場合は粘土鉱物使いませんから可塑性、弾性ほぼほぼゼロで、粘り強さがないもんで、ちょっとしたことでまず割れます。

 以上、抜勾配と凹凸の具合によく注意して設計しましょう。

 製作ミス、管理ミスの場合
1、気泡が表面に出てきちゃった。
 これはある程度仕方ない面もありますね。そりゃたまにはなりますよ。いや結構か?
 大きい気泡があるとそこに入り込んでイボになっちゃったスラリーも成形体の本体とつながってるので、イボが切れないと抜けません。スラリーをあらかじめ埋め込んでみたり
テクニックとしてはあるんですが、あんまりいやだったら作り直し!

2、表面がガサガサになっちゃった。
 原型と流した石膏の離型がうまくなくてちょっと引っ付いちゃったりします。あとが残るんですよね。上手いスラリーならものともしないもんなんですが、それも程度によります。何にしろ表面積は小さいほうがいいのは当たり前で、ペーパーできれいに整え直したり、いっそ大きなRに掘り直す手もあります(この手は気泡の場合でも使えますね。)
 使ってるうちに整形面の表面がどんどん荒れて来てって場合もありますよ。
 
3、油っ気で汚れてる。とにかく吸いの悪い部分がある。
 成形面が何かしら汚れるといいことはあまりありません。吸いが悪くなって均質な身にならず、そこだけ引けちゃったりするんですが、なぜか部分的にどうしてもそこだけ身が剥がれない、って場合もあるんですよ。
 これらもペーパーで研磨したり、いらないスラリーで何度も鋳込んだりして洗浄するなどしてみましょう。直る場合もあります。
 後、案外初心者の内にやってしまいそうなのは…
これ、この持ち方!
この石膏はこれから捨てるところだからいいのだが・・・

 80%以上はトイレで手もロクスッポ洗わない男子諸君(当社調査結果)のどこで何触ってるかわかんないオゾマシイ手で成形面にダイレクトタッチ!
 これやったら俺が修行してた製陶所では死刑です!
 埃だらけの窯場の裏とか、誰か酸のきついのがいたみたいで床の鉄板の錆びたトイレ掃除とかやらされますよ。
 手袋しようがエタノールに突っ込んでガシガシ洗おうが触れてはいけません。

 全然関係ないんですが、ずいぶん前ソダーバーグの「コンテイジョン」っていうウイルスやばい系映画を見に行ったとき、「映画館の男子トイレで本当に全員が手を丁寧に洗ってる」というのを目撃しました。あんなに丁寧に手を洗う男子だらけのトイレは後にも先にも見たことありません。
 映画自体もメチャンコ面白いので綺麗好きじゃない方にはお勧めです。 

長くなりましたが石膏型に関してはこんなところかと思います。
少々古い石膏でも持ちが悪かったりボロボロするだけで外れないってのはあんまり関係ないと思ってます。やっぱり作り方使い方ですよね。


スラリーに関しては次回に回しますが、とにかくいいスラリー、滑らかなスラリーを作るのが胆。

 どうしても水分量の低いうえに滑らかなスラリーを作るのは大変だ!と感じている方には、ケイ酸ソーダの添加量、水分量の吟味だけでなく、ハンドミキサーや、フェイクボールミル使用も考えてみてください。棒でぐるぐるやるだけじゃあ大変ですからね。

 フェイクボールミルとは何度か紹介していますが、ポリの広口瓶にビー玉入れてガラガラしちゃおうって奴でして、原料をもっと細磨するという用途ではほとんど話になりませんが(死ぬほどやってみるとわかりますけどビンが削れていきます)、原土、ハタキではないすでに微粉末になってる状態の原料粉末を混合混練するぐらいならこれで沢山だととりあえず感じています。何しろ磁器ポットとアルミナボール揃えるだけでも大変なのに本職ならいざ知らず、アマチュアの方がモートル架台なんて買った日には、請求書と離婚届が同時に届きかねませんからね。今回必要分だけ粗すぎる二次粒子とかダマ擂って水分いきわたらせるだけですのでチープにやってみましょうって感じ。ただし3L超えてくるとかなり大変です。
 やり方は過去の記事に出ていますので読んでみてください。

 難しいのがビー玉のゲットの仕方だったりして。 
 今ビー玉なんて買おうと思ってもどこで買ったらいいのかわかんないですね。
 昔みたいにその辺にはメンコとかブリキの独楽売ってる駄菓子屋もなければ、塩もたばこも缶詰もサンポールも蚊取り線香もせんべいもボールペンもフェリックス君ガムも売ってて店先には電話とポストと野菜の種と少年ジャンプと女性自身が並んでるようなバアチャン屋もないですものね。
 ショッピングモール行くと何とかいう三丁目の夕日感丸出しの駄菓子屋がありますけどコマにしろおはじきにしろ高い高い。あれじゃあおこちゃまが小遣いで買えねえよ!

 腕に覚えのある方には以下のやり方がおすすめなんですが… 
 1、公園とかでビー玉やってる子供たちに割り込む(だからそんなのいるのか?)
 2、「3倍にして返すから」と言って何個か借りる
 3、かつての感覚が蘇り子供たち全員球切れになるまで弾き飛ばす
 4、必要分だけ確保したら残りは返す。
 5、「みんなで平等に分けるんだぞ!」と微笑んで歩き出す
 6、「イップ師匠!イップ師匠!」と子供たちが弟子入り

 自分は、この椿三十郎方式で子供の頃集めたビー玉が実家に何箱もあったんでそれ使ってます。
 ビー玉も今時は通販なのかね?


ジルコニア三種

 ジルコニアのるつぼ三種。

 小さいるつぼが数重なってる写真は、先日、焼成直前に生で紹介した状態のまま焼成、台板ごと取り出してそのまま撮影した写真です。
 焼成収縮してるのがよくわかると思います。
もしヤキモノがすべて焼いても収縮しなかったらかなり世界は変わるはずなんですけどね。







コップ出来た

ビバリーヒルズコップ!(まだ言ってる