2018年10月15日月曜日

安全性問題シリーズ 公的って例えばどこよ、の件

 以前、原材料の安全性については自分で調べて気を付けましょう!とりあえず、俺みたいな馬の骨とか、どんなにご立派でも陶芸家とか、身悶えするほどシャレオツで意識高い系の食器屋とかのホームページの記事じゃなくて、公的な責任あるサイトで確認したほうがいいですよ!って記事を書きました。安全問題シリーズのタグですぐに読めると思います。

 そのときに、種類がたーくさん合って検索も比較的使いやすい、という理由で試薬屋さんのサイトを紹介(と言う名の勝手リンク)したんですが、「公的なってたとえばどこだよ!不親切じゃねえか!」(原文ママ)と突っ込みを受けました。まあこんな突っ込みいれるぐらいなんでパチーノなんですけどね。
 どうやら奴はちいせえマッス内での相対的な若さ(46オジサンでも)と生来の厚かましさで「教室で結構のし上がってきてる」(原文ママ)らしくて「仲間の安全は俺が守る」(原文ママ)とか「素敵な奥さんにロックオン」(原文ママ)とか言ってますよ。バカじゃねーの?

 と、言うわけで厚生労働省でのGHS検索方法をお知らせします。
 初めに断わっておきますが、相変わらずこれは出来がったものからの釉薬中の成分溶出云々ではなくて、粉末原料そのもの、でそれを取り扱う際の話です。つまり「釉薬でも調合すっぺ~」って各種原料を無定見にバサバサパフパフ霧隠才蔵みたいにやってっと材料によっちゃあアブないこともあるんだぞ!みたいな「作る人」側の件です。
 このパソコン、キリガクレサイゾウで一発で変換できませんでした。これも時代か…


リンクです 厚生労働省:職場のあんぜんサイト

 上のリンクを開いてください
 するとこんなページになると思います
右側の「GHSモデルラベル・SDS情報」をクリック

 ここで材料を個々に検索することができます

例えば酸化第二銅(緑釉でおなじみですね)と入れて検索開始!


結果一件、わかりやすい!
詳しいので酸化銅(Ⅱ)の方をクリック
詳しい内容が書かれています。
初めての場合は一回全部読んでみてください。

 GHSのハザードシンボルや何がどうなるか?どうしたらダメか、等、通り一遍の上っ面ではありますが全部わかります。 
 
こういう遊び方はしちゃいけません

 ここで、GHSって何よ?とかそれぞれのマークがどう意味か?を知りたいですよね。
 
ここをクリックすると…

なるほどそういうことか、とわかります
 GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム
 調和ときたよ調和。
 このページの下の方には
  GHSのシンボルと名称
 というページへのリンクがあり、飛べば…
といった風にズラズラと危険性の度合いや扱いがわかりやすく並んでいます。

 とにかく世界標準のものだということで、さすがの厚生労働省とはいえこの件はおそらく裁量労働制とは無関係、どっかの大会社等に都合よくなるよう偽造や改竄してるかどうかをツッコむのは無粋としたものでしょう(多分)

 自前の原材料名を確認してみて検索に引っかからなければ、「今現在はあてはまらない=毒性、発火性といった危険は無しとされている」(とにかく安全だと言ってるわけではないことに注意。全部微粉末でしょ!)ということでいいと思います。ただし、うるさがたの皆さんはなるたけ検索は詳しくやっておくこと!なるべく正しい名称で、できれば化学式でも確認しておきましょう。前回紹介したサイト等も参考にしてください。
 あと当たり前ですけど「蛙目粘土」とか「福島長石」とか、もっと言うと「天目釉」とかで検索しても絶対出てこないですからね!それでお叱りのメール受けても困っちゃうんですよね。その程度で毒だの安全だのガダガダ言う前に、手でも顔でもきちんと洗ってろ!俺のせいかよ!

 もう一段回細かいこと知ってるともっともっとヤキモノは楽しいよ!ってことをこの教習シリーズでは言いたい訳ですよ。ロックオンした素敵な奥様と「ヒアアフター」で料理教室に通いだしたマットデイモンみたいに安全にイチャイチャしてくださいよ。あのシーン無駄にエロいよね
 
 今回のはホントの公的なもので、定期的に更新されているものですが、「だからOK!ぜんぶわかった!」ではなくて、あくまで知識、指標として考えてくださいね。(人使ってるわけでもない趣味の皆さんや俺は)自分のスタンスを崩さずに!
 何度も言いますが、冷静に!矮小化しない、炎上しない!

 初めての方は必ず過去記事も確認してください。  
だからダメでしょ、これは


 
 

2018年10月3日水曜日

安定化剤、添加物、焼結助剤のカスタム

 ある定番のセラミックス材料の添加材のモル比違いで分析するため数パターンで同じものを作ってます。
 焼結助剤による違いだったりジルコニアの場合は安定化剤の違いだったり。あわせて焼成温度やキープ時間等の違いでさらにパターンが増えたりといろいろあります。
 実験の内容によってはかなりの差があったりなかったりするようで、結果を聞くのも楽しみで、製作者としても知見がグイグイ増える貴重な機会ですね。。

 
大体これで1種類分、これが5種類で×5倍
一種類で行う実験のパターン数とかも推測出来て、そりゃ大変だなあとかね。


 こういったカスタムブレンドそのものをラインで探っていく試作は最近は年に2~3件ですが、独立当初はかなりたくさんやってましたね。
 懐かしいし、今なんとなく素地いじって見当が付けられるつもりになんとなくはなれたのも当時の経験があってこそかもなあなんて感じです。
寸法はこのぐらい。
ノスタルジア!!!

 できる限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。


 

マグネシアるつぼ成形中、と、昨日の反省

昨日、勢いに操られるがままこのHP史上最も下品な記事を書いてしまったので、あれがトップにあり続けるのはいかがなものか?というわけで現在成形中のものの写真を張ってカモフラしときますね。

 このるつぼはマグネシアの多孔質。金型を使っての打ち込み成形です。

こんな時のために撮っておいたお花畑の写真、どっかの山に行ったときです

 まあ一晩明けて冷静になってみると(=賢者タイム)、昨日のネタの元記事なんて目くじら立てるような悪質なもんじゃないんですよね。良かれと思ってやってみたけどただゴジャマンカイに終わっただけですから、オリンピックのマイナー競技をワイドショーがちょっと取り上げて、知ってる人からすればトンチンカンにしか見えないやりとりしてる脇で呼ばれてきた解説者も正直困惑中、ってレベルのかわいいもんなんだと思います。むしろ俺の文章の方が構成と文章のひどさの方が際立ってて過去最悪です。

 そもそも怪我したり病気になったり経済的に大損するような話ではないので、俺が一番嫌いな「潔癖すぎるクリーンさを強要する側」になってしまったようで、ちょっと失敗しました。

 もしかすると、もっとまじめで、詳しく具体的に科学的説明に見える結果、かえってよりおかしなことになってるサイトもあるんじゃないかと思いますが、俺に面白いツッコみ文章を書く才能もないことだし、誰かを追い詰めるために山狩りをする松明をもった村人たち、なんてのは昔話で一番虫唾が走る連中だしで、「こんなのありました!やっつけましょう!」みたいなことは今後やりません(パチーノ君、変なサイトばっかり探してないで仕事しなさい)

 一般のヤキモノ趣味の方々が、ああいった鑑定?ものや、作陶するうえでの説明などにもまるっと鵜呑みにしない、間違ってるんじゃねえの?って冷静に判断できるような基準を作る足しになるような情報を上げていけるように心がけます。

 自分はいまだにジェダイを目指してますんでダークサイドのパワーを源にした攻撃的な記述は少なくとも笑えるレベルに落とし込めるように今後気を付けます。

 自戒の為にも、せっかく書いたことだし昨日の記事は削除しません。



2018年10月2日火曜日

ガチの検証でわかったこと!!からわかったこと 闇ヤキモノ教習(仮

 今回の記事は、余りにも素晴らしすぎるので本当はプロアマ問わず私以外の人には知らないままでいて欲しいネタについてのものです。よって数少ないこの駄ページの読者の皆様だけに公開する極秘条項です。決して仕事で失敗が続いてむしゃくしゃしてるから意地悪をしているわけではありません。わたしを含めて知ってしまったかたはいろんな意味で大変危険ですのでカモフラージュの為ちょいちょい意味ありげな一切無関係な写真を挟み込みますがご了承ください。

こんな感じに差し込みます。

 パチーノからの連絡で「ものすごいモノを見た!」とのこと。わたしも確認してみたところ「すごいモノを見た!」とうち震える思いでこれを書いています。。
 

 ようは、あるニュースサイトの記事でヤキモノに対する解説を読み、考えることで我々は普段どういう風に解説や記述を読み考えなければいけないのか?わたしのような発信者の端くれはどうするべきなのか?をつくづく考えさせられたわけです。
 キーワードはこれです。


 賢明にして親愛なるヤキモノIMFのエージェントたる皆様にはまずそのページをよくご覧になっていただきたい。きっと感動すると思います。

 「常識を覆す検証」を「ガチ」でやっておられます。すごい!検証ですよ検証!ふつうなかなかできないですよね。

 あまりの素晴らしさと行動力にどこから褒め称えればいいのか混乱してるんですが・・・


 あんまり具体的に書き写しては敵(ってなんだよ)に気取られる恐れもありますし、今どこから書こうか読み直したところ改めて感動に打ちひしがれて頭の中がグラグラですのでグラグラなりに記していきます。いろいろ考えたんですがやはり皆さん個々人で考えてください的なユルユル文章になることをお断りしておきます。だって何がどう見事なものなのか、もったいなくて詳しく教えたくないので。
 ここから先は皆様のソンタクをフル回転させてくださいね。

これはソンタグ

 検証されてるブツ4つのうち1と3はメーカーからしてこのジャンル第一人者のマスプロ製品です。で、2は蓋部分が自社品で本体は1と3の会社のOEMなんじゃないかなと推測します。4はまあありがちな廉価製品でしょうと。
 そこにガチな検証をするわけです。「ガチ」とか「検証」という言葉を使うことが許されるキチンと度がどのくらいなのかはよく知りませんが、とにかくシンプルで素晴らしい。

 この記事に記されていること、そこから読み取れることなどを頭くらくらなので箇条書きします

 この品目?「分厚ければ分厚いほどおいしくなる」というのは恥ずかしながら知りませんでした。

 厚さとおいしさの関係を「検証」するのに、同じものの肉厚違いでなくてもいいんだ!と驚きました。
 
 ショッパイとかエグミが目立つ、などとそんなにも味にまで影響があるっていうのは驚きました。記事中では大人の事情なんですかね?触れられていませんが、自分の見たところ1~3まで三つ同じ製造元、1と2なんか土だけじゃなくて釉まで同じなんじゃないかと。2は蓋の耐熱ガラスか取っ手の樹脂部分に、3は釉薬にアジシオが混ざってる可能性まででてきましたね!有名企業のくせにケシカランな!(検証などできないオレ個人の勝手な感想ですよ)
 
 あと理由は書かれていませんが、「鉄分の多い赤土で◎」だそうです。大変参考になりました。

 わざわざ切断までして「しっかり締まった土で丁寧な作り」なことだけがよくわかって私も大変うれしいです。紙面の都合なんですかね?せっかくここまでやったんだから安手の実体顕微鏡程度でいいので比較写真や、他の三つについてこの辺知りたかったんですが、無理を言っては失礼ですね。

 分厚いほど熱伝導がよい、ということを知って勉強になりました。今まで逆かと思ってました。あやうく恥をかくところでしたね。ちなみに「熱伝導率」は同じ素地なら厚さや大きさにかかわらず同じのはずですが、今はちょっと自信がありません。

 温度変化、耐久性に関しても「容積があるから沸騰がゆっくり」とか、「(ガラスの蓋だから?)衝撃には弱い」等よくわかって素晴らしいです。できればどう測ったのか知りたかったんですが大体見た目でわかりますよね。

 今ちょうどノーベル賞で騒いでますが、たまたまとはいえ素晴らしいめぐりあわせ。まことに素晴らしい検証で、私も記事を書く以上常にこういう心をもって望みたいと肝に銘じました。

 結論
 その辺で土鍋を買うときはサンダーでぶった切ってから!!
 
 ヤキモノの良し悪しなどの解説。今回のはたまたま知らされたものですが、いま世界は専門家でもない方ですらここまでのレベルを誇っているようです。この記事のレベルの高さを表すその証拠に複数のニュースサイトに同じ記事が上がっています。元サイトの過去記事にも100均のブランドコピー商品を心から礼賛する吐き気を催すほど素敵な記事が盛りだくさんでした。
 私も専門家の端くれとしてこれらに負けないような解説記事を心掛けます。皆さんも巷にあふれる凡百のどうでもいいくだらない説明などに踊らされないようにしなくてはいけませんね。
 
 自分の文章書く才能の無さがこの記事ほど恨めしいと思ったことはなかったです。なんかもっといろいろ書きたいことがあるんだけどなあ~~~~~
助けてください!助けて下さーーーい!
とはケモノはいわない







2018年10月1日月曜日

台風一過・・・

 屋根の向こうに青空が見える…
下屋の屋根の波板が飛び

物置兼乾燥場のハウスの屋根も切れて捲くれて剥がされて…



 仕事増えちまったよ~