そのときに、種類がたーくさん合って検索も比較的使いやすい、という理由で試薬屋さんのサイトを紹介(と言う名の勝手リンク)したんですが、「公的なってたとえばどこだよ!不親切じゃねえか!」(原文ママ)と突っ込みを受けました。まあこんな突っ込みいれるぐらいなんでパチーノなんですけどね。
どうやら奴はちいせえマッス内での相対的な若さ(46オジサンでも)と生来の厚かましさで「教室で結構のし上がってきてる」(原文ママ)らしくて「仲間の安全は俺が守る」(原文ママ)とか「素敵な奥さんにロックオン」(原文ママ)とか言ってますよ。バカじゃねーの?
と、言うわけで厚生労働省でのGHS検索方法をお知らせします。
初めに断わっておきますが、相変わらずこれは出来がったものからの釉薬中の成分溶出云々ではなくて、粉末原料そのもの、でそれを取り扱う際の話です。つまり「釉薬でも調合すっぺ~」って各種原料を無定見にバサバサパフパフ霧隠才蔵みたいにやってっと材料によっちゃあアブないこともあるんだぞ!みたいな「作る人」側の件です。
このパソコン、キリガクレサイゾウで一発で変換できませんでした。これも時代か…
リンクです 厚生労働省:職場のあんぜんサイト
上のリンクを開いてください
するとこんなページになると思います
右側の「GHSモデルラベル・SDS情報」をクリック
ここで材料を個々に検索することができます
例えば酸化第二銅(緑釉でおなじみですね)と入れて検索開始!
結果一件、わかりやすい!
詳しいので酸化銅(Ⅱ)の方をクリック
詳しい内容が書かれています。
初めての場合は一回全部読んでみてください。
GHSのハザードシンボルや何がどうなるか?どうしたらダメか、等、通り一遍の上っ面ではありますが全部わかります。
こういう遊び方はしちゃいけません
ここで、GHSって何よ?とかそれぞれのマークがどう意味か?を知りたいですよね。
ここをクリックすると…
なるほどそういうことか、とわかります
GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム
調和ときたよ調和。
このページの下の方には
GHSのシンボルと名称
というページへのリンクがあり、飛べば…
といった風にズラズラと危険性の度合いや扱いがわかりやすく並んでいます。
とにかく世界標準のものだということで、さすがの厚生労働省とはいえこの件はおそらく裁量労働制とは無関係、どっかの大会社等に都合よくなるよう偽造や改竄してるかどうかをツッコむのは無粋としたものでしょう(多分)
自前の原材料名を確認してみて検索に引っかからなければ、「今現在はあてはまらない=毒性、発火性といった危険は無しとされている」(とにかく安全だと言ってるわけではないことに注意。全部微粉末でしょ!)ということでいいと思います。ただし、うるさがたの皆さんはなるたけ検索は詳しくやっておくこと!なるべく正しい名称で、できれば化学式でも確認しておきましょう。前回紹介したサイト等も参考にしてください。
あと当たり前ですけど「蛙目粘土」とか「福島長石」とか、もっと言うと「天目釉」とかで検索しても絶対出てこないですからね!それでお叱りのメール受けても困っちゃうんですよね。
もう一段回細かいこと知ってるともっともっとヤキモノは楽しいよ!ってことをこの教習シリーズでは言いたい訳ですよ。ロックオンした素敵な奥様と「ヒアアフター」で料理教室に通いだしたマットデイモンみたいに安全にイチャイチャしてくださいよ。あのシーン無駄にエロいよね
今回のはホントの公的なもので、定期的に更新されているものですが、「だからOK!ぜんぶわかった!」ではなくて、あくまで知識、指標として考えてくださいね。(人使ってるわけでもない趣味の皆さんや俺は)自分のスタンスを崩さずに!
何度も言いますが、冷静に!矮小化しない、炎上しない!
初めての方は必ず過去記事も確認してください。
だからダメでしょ、これは
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