2017年11月26日日曜日

2017年11月20日月曜日

鼓型の湯呑 (鉄釉盛り合わせ)細部接写


 各部分部分のディテールはこんな感じです。伝わるといいけど。



鼓型の湯呑 (鉄釉盛り合わせ)

 ちょこちょこ小細工を変えながら作り続けてる鼓型の湯呑。
 飴釉、柿釉、黄釉と鉄釉の三種盛。差し色に織部のつもりの緑釉を三カ所入れてます。

 鉄釉独特の性質、重ね掛けしてる上に、専用のゲージもジグも作らずに手癖とその場のノリで作ってるので個体差が結構出るんですよね。窯の中のどの場所だったかとかね。

 
 画像は右クリックからの新しいタブで開けばドカンと見れます
 一枚目がシールマーク付いてる側、二枚目は反対側から見たところです。

 まずは①

ま、これは去年のバージョンというかマークシール二つ縦に並べて「しつこい!!」と家内に不評だったもの。以下からは現在バージョンです。

現在バージョンは、クビレがほぼ真ん中に来てもうちっと反ってる。って感じ

 ②チョイ垂れありですね
 

③黄釉の雪崩が真ん中のラインまで下りてきませんでした。





⑤黄釉が厚く掛かっていて乾いた感じになってます。
 クラック状に地の飴釉が出てきててこれは好き。

















⑪ 織部の差し色を柿釉にしてみたもの。



2017年11月18日土曜日

フランジ付るつぼ 

 これも数少ないリピートもの。ちょいちょい作ってます

 フランジってのは円筒形から外周方向に出っ張って広がってる部分のこと、という認識でまあいんじゃないでしょうか。たぶんですけど。
 配管なんかで継手部分のネジ止め代になることが多いと思うんですが、このるつぼの場合は輪っかから落ちないようにここで引っかかって保持する使い方です。
 日本語だとなんていうんだろ?「ツバ(鍔?)」でいいんでしょうか?
 
 個人的にはフランジって響きがカッコイイ。コエンザイムQ10と同じくらいカッコイイ。

 機能上必要でついてるわけなんで言ってもしょうがないんですが、高温耐火物としてはこういう部分は無いに越したことはないんですよね。入隅部分、肉厚差もあるし壊れるときにはほぼほぼここから逝っちゃうようです。
 





2017年11月14日火曜日

アルミナとマグネシアのタッグ

  大好き素材のツープラトン
 「クリームイエローの憎い奴」ことマグネシア

 どこ行っても居る、何観ても居る、気が付くとしょっちゅう居る。
 「セラミックス界のサミュエル・L・ジャクソン(香川照之、でも可)」ことアルミナです

 けっこう大きいですよ




このジッポー。誤字がすごい!!
真ん中の行読めますか?これ
このジッポーも道端で拾ったんですが、偽物なのかね?




2017年11月12日日曜日

やきもの屋の道具シリーズ 番外編

 いろいろ汚れ物、重たいものが多いですからね。軽トラは便利ですな。山でも畑でもツッコめますし。自転車でもバイクでもドカッと詰めます。土で汚れたあれやこれとか、原料の袋、粘土そのもの、長ーいものでも何でもチャッチャと乗っけてGO!

 


うちのは四駆ですが、エアコン、ステレオ、パワ捨て全部無し。
哀愁のサウンドを奏でるAMラジオのみです。

ちっこいサイコロみたいなバッタモンのMP3プレーヤー積んでるんですが、夏場の暑さで壊れたのか、テイラー・スイフト以外はデータが消えるという謎の症状を罹患。
 なかなかのナイスガイとはいえ(自称)薄汚れた作業着の40半ばのオッサンが「シェキロッ!シェキロッ!!」なんて口ずさんで窓全開ってのはキモイの一言につきますなぁ
 
これがシェキロッ

こういうのは怒られちゃうんでしょうか?
テイラー・スイフトに怒られるんなら乙な味わいか?

2017年11月9日木曜日

ほっそいタンマン管 ジルコニア

というわけでほっそいタンマン管、8φ



愛用の名ペン、超オールラウンダーのパイロットマルチボールと比べて…

2017年11月3日金曜日

多孔質るつぼ アルミナ

アルミナの多孔質るつぼです。
おそらく永遠のド定番。

流れとしましては
1、型や原料の段取りがすんだら気合を入れるためにトイレに行く

2、鋳込む これは固形鋳込みです。

3、脱型する。脱糞はもう済ませてあるはずです

その後は仕上げて焼成。
焼成温度は1480℃~1500℃です(ものによる

4、窯出しする

5、良品を梱包して納品

んなこたぁ知ってるよって感じですか?