2016年3月26日土曜日

アルミナ多孔質の耐火物 台板

たまには炉材の類を・・・

アルミナ多孔質の台板です。
炉材などの純粋な耐火物も結構作っています

ルツボ同様、寸法形状材質オーダーで作ります。



月末はこれを使ってユーザーの方の研究室の高温路を補修に行ってきます



2016年3月20日日曜日

またまた箸置き。

半径800m程度ですが、ひそかなブームとなっている例の箸置きです

コバルトの使い古しがありましたので瑠璃釉を試してみました。
普段は銅緑釉で指跡を飾り盛り(自作の用語)するんですが、今回試したコバルト釉は普段の銅釉のように地の釉との境目や重なったところがミダラな滲み方をしないんです。
ちょっとこうナマメカシサに欠けますな~

コバルト釉自体の使い勝手や色味は非常に気に入るものができたので、今後上手に利用できるように考えてみたいと思います。

下三枚はうち定番の飴釉に差したもの。
上三枚は「黄色く作ったつもりがちょっと違うんだけどこれはこれであり」という色の名前も何とも言い難い地味地味釉なんですが、ズボンのことをパンツっていうようなしゃらくさい野郎(友人)によると「オリーブグリーン系」だそうですよ。けっ、こういう名前とルックだけとりあえずシャレオツならとりあえずいいっていう感じのヤローどもが幅を利かせる薄っぺらな世の中なんですか?そうなんですか?
しかも名前がもう黄色じゃないし・・・





飴釉の方は、今回若干比重を下げたことと、釉掛け時間をワンテンポ早めて薄掛けにすることで、意識的に黄色みを強く出すようにしてみました。これはこれでやっぱりモハメド・アリ!

たまにはこんな写真でも・・・

アルミナるつぼですが、切れちゃいました~!!


そもそもは型の傷が原因です、生のうちに修正するのに失敗。
石膏型は何回か使うと面のどっかしらに傷が入って、流すたびにそれがだんだん大きくなってきます。
こんな型は次回使っても碌なことがないので新たに石膏型を作りま~す。
原料によっても石膏の痛み方は違うんですが、残念なことに一番よく作るアルミナの高純度品は型の劣化が激しいんですよね~

ほんと、こんなことはたまにあるんですけど、なんかの見間違いじゃないかって思いますよ
がっかりします(笑

以下の写真は、よくある3Dアートっていうんだっけ?
目を凝らしてみると何かが飛び出して見えるやつです。
チャレンジしてみてください





うっそで~す


2016年3月9日水曜日

高純度アルミナるつぼ マトリョーシカ方式?

蓋付きのアルミナるつぼ
高純度で三重の入れ子構造





こけしみたいなかわいい顔でも描きたい気分

多孔質るつぼ Al2O3 MgO

ド定番、ラボサイズの多孔質るつぼ
35φ×25φ×50H 
アルミナとマグネシアです





2016年3月5日土曜日

絶縁碍子 アルミナの加工品

「絶縁碍子」って言ってもそもそも碍子なんだから絶縁なんじゃねえの?ってわけで
細かいものラッシュもそろそろ打ち止め・・・かな?

あ、碍子は「ガイシ」って読みます。

一般の方は碍子っていうと電信柱の上の方についてる奇怪な手榴弾みたいなものを想像するかと思いますが、別に形は決まってるわけではありません。電気が通るもの同士が直接触れないようにうまく固定するためのものってことでいいんじゃないでしょうか?
ようは、形に対する名前でなくて純粋に用途に対する名前ですね。多分・・・

とまあそんなわけでこれも碍子です

上に写ってる尖った棒はなんでしょう?
1、つまようじ(ファミマのお弁当) 2、焼き鳥なんかの串 3.編み棒


厚さは1㎜弱

正解は1番の爪楊枝でした~



MgO(マグネシア)緻密質のボート

高純度のマグネシアのボート
10φの石英管に入るようなサイズですので小さいものです
と、いうか細長い。

どんな材質でも作りやすいちょうどいいサイズがあって、小さいからって比較的楽なわけではないんですが、マグネシアはこのぐらい小さくなると作りづらさがアップしますな~




などなどひきつづき細かいものが続々なんですが
忙しいとーさんからコズカイをむしり取ろうとでボンクラ1号が手伝い作業中
修行はここからだ!