マグネシアは空気中の水分吸って水和していっちゃう性質が若干あるので暑くて湿気の多いこの時期はちょっと作りづらいんですよね。
そもそも難焼結性の材料なのか耐火度が高いせいかわかりませんけどただ焼いても焼きが甘くなる傾向があるので、調合もバインダーもちょっと工夫しています。
多孔質ですので原料の調合をこまめにして成形も焼成も多少急ぐだけで問題はないですけど。これは加圧成形しているので特にですが、まあ作るに忙しいって感じ。
焼き色はこんがり狐色が出て好きな色合いです。
多孔質のるつぼでマグネシアをチョイスするポイントとしては、アルミナのるつぼでは反応しちゃって具合が悪いが、ジルコニアなど何かピンポイントで選択したい材料が決まってるわけではない場合に上手く行くことが多いかもって感じですね。アルミナでそれなりに足りててもマグネシアにすることでもう一歩進めることもあるようですよ。
もちろんそもそもその材料ならマグネシアがいいですよってこともあります。
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