2025年12月9日火曜日

今年面白かった本 ヤキモノ本大賞も決定しました

  先週口をつぐんだのが幸いしました。

 この9年間、俺がうっかりネタにさえしなければ獲れたシーズンも何度かありました。

 9年ぶり、優勝おめでとうキャンペーン開催中です。(オマケが増えます)

 とかとか、のぼせつつもいつもと変わらぬ日々ですよ


 水戸まで「ついに!!」J2を制してマジビックリ!!(長崎にやられた時にはションボリしたっけがよ)

 日本最強のサッカー県が茨城県に決まりました

 2025年、ありがとう、ありがとう(誰に言ってるのか)

 


 年の瀬ということで、今年面白かった本の紹介。最近やってなかったのでまとめて。

 小説部門はこれ

 
 韓ドラ華ドラ好きな人も多分そうなんじゃないかな~って勝手に思ってるんですが、韓国中国の生活感とか見た目(人も街も)近すぎず遠すぎずのちょうどいい距離感なんだよな~。SFでも小説映画問わずそうなんですよ。
 特にここ10年ぐらいは中韓の質の高い小説がバッシバシ翻訳されてるので選ぶに困りません。という読み切れねえよ。
 
 キム・チョヨプはSF好きじゃなくても普通に楽しめると思います。どれ読んでも絶品だしな。

 最近は文庫本が高いので、今まで我慢というか敬遠してた単行本に手を出しちゃいそうです。
 

 次は、カシコそう部門。この4冊


 郭沫若は古本屋で見て飛びつきました。やっと噂の「十批判書」を読めました。翻訳書のタイトルはダサいけど。
 古い歴史本なんで(戦中に執筆)そのまま受け取ってもしょうがないんですが、偉い人をびしばしディスったり褒めたりしてて最高。特にディスり方。郭沫若は学者というより本領は作家ですな(怒られそう、いま中国メッチャ怒りムーブかましてるしw)。
 ホントか嘘か知らんけど、冷や飯喰ってたのは毛沢東の好きな思想家をガッツリディスったせいらしい。ンなわけあるのか?
 

 「社会契約論」はもっと早くに読んでおけばよかったよ。面白過ぎてビビった。何より読みやすいのがいいですね。誰かさんとかのは、どこまで読みにくい文章にできるか頑張って精魂込めてるみたいのも多いからね。
 あ、でも内容の理解は追いついてません。超難しいです。読みやすいのに超ムズイ。なんも言えねえ。
 ルソーは天才ですな。読む前からみんな知ってるけどw。


 「世界史は化学で出来ている」は娘の部屋からダッシュ。
 気楽に読めてなるほどがたくさん。直接ではないですけどヤキモノ屋の持つ化学の側の壁面を少しだけでもペンキ塗っておきましょう。

 佐巻先生は文章はつまんないです。内容は面白いのに文章つまんない。ラジオでしゃべってんのはスゲエ面白いんだけどな。多分ベシャリ向きおじさん。


 で、今年のヤキモノ本大賞ですが・・・

 藤原辰史の「戦争と農業」です。俺は基本新書は買わない読まないなんですが、珍しい。

 何年も前に買ってたのになぜか読んでなかった本で、最近出てきたので読みました。

 米で騒いだ今年に読んだのも逆に良かったか。

  

 どこがヤキモノ本大賞かって?

 本書のたった数ページだけですが、陶芸家とのやり取りからのくだりが出てきます。

 そのたった数ページで語られている内容が、俺の魂に刺さったからです。


 以上!!


 あ、マンガは「ゆるキャン△」です。今頃かよw














 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿