2014年1月31日金曜日

窯出し

しちゃいました






焼成前焼成後4

焼成前焼成後シリーズ?

化粧掛けした段階




次に釉掛け

で本焼成後

焼こうが焼くまいが黒と白なのでファインと同じぐらいわかりずらかった・・・

お新香なんか入れられるような器です。75φ×高さ35㎜
ケーキ食い終わった後の器(小さいココット)で薬味出されちゃあねえ。



2014年1月29日水曜日

アルミナ 三角錐型ルツボ


高純度のアルミナです
棚板に並べた景色が一番好きな製品です。

2/17追記 このタイトル、間違ってますね。円錐ですな。

2014年1月28日火曜日

俺釉テストピース

砂鉄ロマン10%をプラスした釉
 

砂鉄は比重がでかいせいか偏析がひどくて釉自体の比重(ドロドロ濃度)を高めないとうまく使いきれない感じです。コップをあけても味噌汁のカスみたいに砂鉄だけ残っちゃいますし・・・


さらに週末拾ってきた石。
風化してぽろぽろ崩れて細かくなるよさげ(あくまで予感的主観)な石?を手で崩した後おなじみのビー玉瓶で回したものです。



こっちはとりあえず単味で焼いてみます。手ごたえあれば調合化するつもりです。


2014年1月27日月曜日

化粧掛け ひさしぶり~

この土とこの化粧の組合わせではこうならないはずだったんだけどなあ。
記録で見るとちょうど一年ぶり。1月は鬼門か?乾き方か寒さのせいか…どうしても気候に関係あるのかも。他の調合との差も程度の問題ってことか。




写真では見えづらいですけど化粧土は外側のみにかかってます。



石とか土とか




誰得企画「俺釉プロジェクト(笑)」の謎成分になるか?

2014年1月24日金曜日

ジルコニアるつぼ スタッキング

先日紹介したものの焼成後
直径20φ深さ10㎜足らずの小さいジルコニアのるつぼです。
セッター、外ルツボ、炉心管などの中にセットするとき便利なようにスタッキング容易な作りになっていまーす。
 るつぼのスタッキングはもっといろいろ可能性ややり方があるように思います。
アイデアお持ちでしたら可能な限り形にします。


って肝心の底の裏が写ってませんが・・・

台板ダイレクト

削りは台板にダイレクト派です。
まあ製品の口辺形状次第ですけどね~
口元と台板をチャッチャッと軽く湿らせて押し付ければOK!



大き目の皿や碗なんかはシリコンシートを敷いた上に載せればまず動きません。


2014年1月22日水曜日

まだサムッ


サムッ 


今日は原料の調合したらずっと表での仕事(化粧掛け)のはずだったんだけど…

釉薬用のテストピースでも作り足すか…


2014年1月21日火曜日

黒浜(砂鉄)の採取 俺釉(笑)プロジェクト

砂鉄、黒浜、四酸化三鉄、Fe3O4、とりあえずこれらが一緒のものと考えます

陶芸材料店にも売ってますし、モノの本にも黒浜を鉄釉に使うなんて記述はあり、調合例も載ってるんですが、手元の本では実際の作品やテストピースなどは確認できませんでした。

でも砂鉄ならだれでも簡単に採取できますよね。ということで「俺釉(笑)プロジェクト」
前回前々回とお伝えしたモグラが掘ったくった土を混ぜたもののショボーンな結果に終わった「俺釉Ver1」に加えてみることにしましょう。

うちの場合、井戸水のタンクにたまる砂がものすごい量の砂鉄を含んでいます。
二カ月に一回ぐらいドレンコックをひねって砂を吐き出させるんですがそこら辺の砂が砂鉄だらけです。

というわけで取ってきました。
これが地下数十メートルから娑婆に出てきた太古の遺産です

砂から砂鉄を選り分けるのはしないことにしました。
1、砂がきれいな石英なので(多分、そう見える)
2、この砂分とその割合がオリジナリティを出すことを期待
3、何より選別作業は超めんどくさい
4、近所の奥さんおばちゃんたちから遊んでるように思われちゃう
というのが主な理由です

これを「俺釉Ver1」にさらに外掛け重量比10%混ぜ込みます。
「俺釉Ver1」の方がちょっと使っちゃったり容器を行ったり来たりしてるうちに多少目減りしちゃってるはずなんですが「こまけーことはいいんだよ」で許される範囲としておきます。

これで「俺釉Ver2」になりました。調合を再確認すると・・・

長石40% 珪石30% 石灰石20% カオリン10% 

を基礎釉に

1、モグラが掘り返した庭の土 10%
2、井戸から吐き出した砂鉄ロマン 10%

が添加されたことになります。

前回同様ビー玉瓶に入れてしばらく回したんですがちょっと嫌な予感がしてきました。

つづく

2014年1月20日月曜日

アルミナるつぼ 入れ子構造

アルミナるつぼ。純度は4N(99.99%)

精度自体はそれほど問われないのですが入れ子になるような構造です。
通常の内ルツボ、外ルツボの関係ではないのですが、まあ見かけ上はそれに近いですね。


大きさガタガタに見えますが二種類だけです。デタラメに置いちゃったので…
大きさも想像つきますか?




2014年1月17日金曜日

楕円形の皿(slub build)

楕円のお皿、成形中。二種類
タタラにしっぴいて石膏型にカブセです。
うつ伏せになってるのはまだ型から外してない状態。
何も変わったことはしてないどころか、水引すらまだです。



この皿は一般の陶磁器ですが、実験用や工業用の耐火物もシッピイて作る場合があります。

「板づくり」は、土の締め具合と乾燥の関係で不愉快なゆがみが出やすくて難しいです。

1、製品の条件内で可能な限りゆがみにくい素地調合、水分量の坏土にする、
2、乾燥を均一にする工夫、
3、土の締め具合は均一ならいいわけではないので、作る形によってそこも考える。
4、窯詰めの位置やセットの仕方、昇温プログラムも関係あります

いろいろ皆さんも苦労されてると思いますね。

本焼きまで反らずにピタッと決まった時は気持ちいいんだけど次もそうとは限らないんでいつもビビります。

歪むにしてもカッコよく歪むようなBプランオプション込みで工程作戦を確立したいところです。



2014年1月16日木曜日

磁器の透光性?


磁器は透光性がある?そうとも限らない。(厳密な定義はわかりません)
磁器は透光性が大事?そんなこと別に思いません


でも、気持ちいいのは確かっすな~。クラックやピンホールまで見えちゃうのがなんですが…

透かしついでにもう一枚


泥漿鋳込みに使ったビーカーですがこういったサクイのない模様は好きです
田んぼのひび割れとか。

2014年1月15日水曜日

孔あき、蓋つき



ジルコニア緻密質の形はるつぼですが、使い方としては匣鉢(サヤ、セッター)です。
ユーザーの研究者の方が自分の実験スタイルに合わせて考えた形。

この中にるつぼをセットして使います。
ハンドリングやセッティングのための孔は90°の割り付けで四つ。



2014年1月14日火曜日

傾注用るつぼ 多孔質

以下は多孔質のアルミナ、及びマグネシアでの傾注用るつぼです
まあ、遠心るつぼと同じ構造ですね
金属溶湯をノズルから流し出します



2014年1月10日金曜日

ジルコニア スタッキング可能なルツボ


上の写真は、今現在焼成中の小さなジルコニア緻密質のルツボですが、
底の部分が凸上になっていまして、ここをとっかかりにしてスタッキングできます。
セットして重ねたままのハンドリングに優れますし、重ねた上のルツボの底が蓋の役割もはたして効率がいい。

炉心管や外ルツボ、匣鉢やマッフルの寸法に合わせて作れます。

こうだったらいいのになあというアイデアやKUFU(くふう)を形にますのでご相談ください。


向こうに見えてるのは、窯出ししたこれですね

ショートマグ2 

るつぼ製作の合間を縫って本焼きしてなかったマグを焼きました



2014年1月6日月曜日

仕事始め

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます



新年一発目の窯出しはアルミナ多孔質の傾注用るつぼでした

今年も紹介可能なものは製品の写真を数多く掲載して行きたいと思います。
「あー、こんなものも作るのかー」という、るつぼや耐火物のアイデアのきっかけにして頂けたら幸いです