陶芸材料店にも売ってますし、モノの本にも黒浜を鉄釉に使うなんて記述はあり、調合例も載ってるんですが、手元の本では実際の作品やテストピースなどは確認できませんでした。
でも砂鉄ならだれでも簡単に採取できますよね。ということで「俺釉(笑)プロジェクト」
うちの場合、井戸水のタンクにたまる砂がものすごい量の砂鉄を含んでいます。
二カ月に一回ぐらいドレンコックをひねって砂を吐き出させるんですがそこら辺の砂が砂鉄だらけです。
というわけで取ってきました。
これが地下数十メートルから娑婆に出てきた太古の遺産です
砂から砂鉄を選り分けるのはしないことにしました。
1、砂がきれいな石英なので(多分、そう見える)
2、この砂分とその割合がオリジナリティを出すことを期待
3、何より選別作業は超めんどくさい
4、近所の奥さんおばちゃんたちから遊んでるように思われちゃう
というのが主な理由です
これを「俺釉Ver1」にさらに外掛け重量比10%混ぜ込みます。
「俺釉Ver1」の方がちょっと使っちゃったり容器を行ったり来たりしてるうちに多少目減りしちゃってるはずなんですが「こまけーことはいいんだよ」で許される範囲としておきます。
これで「俺釉Ver2」になりました。調合を再確認すると・・・
長石40% 珪石30% 石灰石20% カオリン10%
を基礎釉に
1、モグラが掘り返した庭の土 10%
2、井戸から吐き出した砂鉄ロマン 10%
が添加されたことになります。
前回同様ビー玉瓶に入れてしばらく回したんですがちょっと嫌な予感がしてきました。
つづく
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