に色移り、というものがあります。
丁度手元に手ごろな実例がないんで画像で紹介できずに申し訳ないんですが、要は、隣り合った品物にどっちかから揮発したなんらかのガス(有機物の場合もあるし、組成の中のナニカそのものの場合もあります)にさらされちゃって素地と反応、で、こともあろうに色がついちゃうって感じですね。多分。
白いはずの器肌にうっすらピンク色がついてるとか、うっすらどころじゃなくピンク色がついてるってのが多いと思います。釉薬の場合、酸化銅も酸化コバルトも直接触れてなければピンク色に抵触することが多いイメージ。多分クロミア(酸化クロム)なんかでもそうですね。
ここでマメ知を入れておくと、金属酸化物の場合、アで終わる語形変化?がよくあるんですよ。
アルミニウム+酸素→アルミナ
マグネシウム+酸素→マグネシア
チタニウム+酸素→チタニア
みたいな感じ。いっぱいあります。
不思議なのは言わない(いうのかもしれないけど聞いたことない)のも結構あるってことですね。
コバルト+酸素→コバルティア?コバルタ?聞いたことない
銅+酸素→銅ア?カッパラ?カッパア?聞いたことない
マンガニア?バリウマ(バリア)?カドミア?ニッケラ?
「ウム」が「ア」に変わるのはもしかすると俺が言わないだけで結構ありそうな気もしてきたな。
ちなみにうちにあるので言うと「ゲルマニア」ってのがあります。文庫本ですけど(タキトゥス著)。
うちではこれ言ってるぞ!みたいのがあれば連絡いただけるとカッコいいです。
写真は、今日の鋳込み用の石膏型ですが…
写真じゃわかりずらいんですが、ピンクと黄色に染まってたんですよ。
石膏型が!!
原因は
濡れてるうちにペンのインクが写ったみたい使用には問題ありませんでした。
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