2025年10月3日金曜日

安価な3Dプリンターをヤキモノ作りに活用できないかな?

 今日打ち合わせで行った研究室で、3Dプリンタで作ったモックをいただいてきました。


 3Dプリンタも今はそこそこのモノが一けた台前半万円であるんですよ。


 これ何か仕事に使えないかな?とちょっと思っちゃいました。もう上手に使ってるところたくさんあると思うんですが、俺がってことね。


 初めに思い付くのはやはり型用のナニカですね。原型そのものであるとか、割り型用の見切り板、なんかしらの治具、といったところですが…


 3Dプリンタで成形されたものの欠点は、何しろ肌の平滑さですね。

あとは一般のヤキモノ的には特に問題にならないレベルですが、精度がそこまでじゃないってことかな?丸棒を作って旋盤に銜えるとわずかにブレてる(うねってる?)のがわかります。


 安価でもそこそこの性能のある3Dプリンタで製作品の例


 裏と表でも変わるんですが、こんな感じです。この肌のものを原型につくって石膏型取ろうとは思わないよね~(使い方はありそう、面白そう。何事も使いようですよ。バカもハサミも一緒です)
 
 
 というわけで表面の凸凹を機械加工してさらってみました。


 うん、これなら何とかなりそう。
 まだ試してないですが、油、グリスの類を刷り込む、含侵させる、等で石膏の離型はできそう。


 ですが・・・


 倣い削りした側面はこう。うねっちゃってますね。
 熱可塑性樹脂ですから仕方ないとはいえ、普段使ってるPOMなんかに比べるとむずすぎますな。
 水使って冷却し続ければマシっちゃマシですが、でもうちでは無理だわ。設備もそうだけど、何より俺の技術の問題。
 
 ファイン用の原型にはちょっと使えない場合が多そうです。



 一方、ジグや小道具を作る、とするならどうか。
 コテ、ハンコ、トンボなんかよりはるかに使い良いバカゲージ、模様付けるローラー、あるいは絵付けの割り付け用ゲージ、
 
 サイズの制限はあるけどメチャクチャ使い出ありそう。
 
 やっぱり欲しいな!!



 あ、もろちん今回の話は、セラミックス用のではなくて、樹脂成型するフィラメント巻きグソ方式の普通のやつについてですよ。

 セラミクス用はとりあえずいりません。

 なぜなら、


 おれ自身がセラミックス用3Dプリンタだからだよ!!

 (前にも言ったな、これ)




0 件のコメント:

コメントを投稿