完成した?俺釉「ロマン30(笑)」とほかの釉薬との組み合わせテストを行いました。
重ね掛け、掛け分け等で二種類以上の釉薬を使うと、思った通りや思いがけずの効果がありますからそれを調べます。
持っている釉薬の重ね効果を調べることは多くの製作者に必須で、
1、重ね掛けの裏表を試しておのおの
上に載った釉がそのまま出るのか、混じり合った場合どうなるのか
浜崎あゆみみたいな豹ガラになったりすることがありますよね?
また肌合いが変わることも多いです。マットとマットなのに重なったり境目の部分にが光沢が出る 逆に光沢釉同士で梨地になったりもあります
2、境目がどうなるか(くっきり分かれるのか、溶け合ってボヤーッと滲むのか、その滲み方は?)
なんてことをテストピースの場合は、ボロ降りガード用の屋根の上にでも載せて常々チェック。
また新しく作った釉薬の場合は、初めにテストした時と一か月置いた後でなぜか違う場合もあります。作る量でも変わってきたりもありますね。この辺は私が雑すぎるせいが多分ですが…
経時変化はともかく調合量にシビアすぎる釉薬は使い道に制限が出てきますから余り私は好みません。
などなどテストピースでの試験を終えたら実際おちょこサイズでいろいろやってみる段階です(自分の場合)。
というわけで…
とりあえず全景、下半分が「ロマン30(笑)」、上半分がこの日の3番、真中の四角い赤茶色の抜き柄は新しく試している柿釉。この柿釉は例の鉄錆ブヨブヨ赤茶マットからひねり出した光沢バージョン。
柿と「ロマン30」の境目は黒縁が出ますが、柿と白釉3番、「ロマン30」と白釉3番の境目は滲んでぼやぼや気味です。
別角度
見込の中も同じ柿釉で縁の境目にマンガンベースの黒釉を一回り盛ったらこの垂れ方になってます。
なんてことをやって少しでも手数を増やそうと日々しみったれた実験を繰り返してます
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