2017年5月6日土曜日

ヒーターを保持するために通す奴「ヒーターボビン(多分)」

 世の中はGWですが、私もGWです。
 製作や事務仕事なんかは午前中だけで切り上げて工房の収納の整理や自宅の廊下の床をリフォーム(張り増し)したりしてました。まあDIYおじさんですな。

 仕事柄、電動工具からキリ、ビス、釘といったものまでだいたい必要な道具も一通りそろってるんですが足りないものを買い足すためにホームセンター行ってみました(職人相手の金物屋は職人と一緒に休みなので)

 そしたらいるわいるわ。私とおんなじでGW中にやっといて!なんて奥様に言われたんでしょうね。なんかかんたんな図面持ったお父さん方がコンベックス片手に死んだ目で2×4だの杉板だの金物だのを物色してました。犬小屋かキッチン棚かわかりませんけど頼まれるぐらいだから皆さん腕に覚えはあるんでしょうが、ゆっくりごろごろしてた方がいいんだけどなあ、みたいな感じで。ハツラツとしてる方はあんまりいなくて改めて言いますけど死んだ目をしていましたねえ。韓国のフィルムノワールに出てくる「もう大概のことはどうでもよくなって感情を失った男」みたいでかっこよかったですよ。

 まあ我が家のリフォームは私が表で床板を切り、中でカミサンが釘打ち機を打ちまくるパターンで3坪弱分半日で終了。丸のこの爆音とおがくずまみれの私の遠くなった耳に家の中から絶え間ないコンプレッサーと銃声がこだましてました。カミサンは打とうと思えば「イコライザー」のデンゼルワシントン、もしくはリーサルウェポンのマータフみたいにフィニッシュネイルを私に叩き込むことができたはずなんですが、そうしなかったということはまだ必要とされてるようでほっとしました。

 なんでこんなどうでもいい話をしたかというと、これはヒーター線を通して炉内に据え付ける治具ですよって以外に言いようのないものを紹介するからです。
 アルミナの多孔質、細かい用バージョンです。



 で済ませばいいものを、私もGW中は世のお父さん方と同じ「感情を置き忘れた男」
 多少言いたいこと言っちゃいましょうか。

 もともともっと低温用の実験炉を1500℃以上で使うために炉材と一式で耐熱性上げて置き換えたものなんですが、元の形がこれだったのでどうしても同じ形状で置き換えたいというので作りました。かなり小さいものです。孔径が3㎜ぐらい。
 わかる人はわかると思いますけど、これって結構な設計ミスなんですよね。よくある形ではあるんですが、わざわざこういう形にしてるんだとしたらかなり悪質に感じます。
 
 多分設計だけやって自分じゃあ作ったり組み立てたり修理したりもしてない機械屋のものだと思います。まあ話はここまでかな


ここ質問。普通釘打ち機は銃口を押し付けてから引き金引かないと弾が出ないんですけど、これって日本だけなんですかね?アメリカのは空に向けて撃てるんですか?




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