昨日水曜日、無事開催しました。
うっかりしちゃって写真ほとんど撮ってないんですが、まあ代わり映えはしないですけどこんな感じ。
自転車乗り兼格闘技マニア兼映画好き、というかなり私と嗜好がかぶってるオジサン
電気炉内の制御関係の取り扱いも強いぞ
この日はなぜかサモハンの名作「おじいちゃんはデブゴン」(注)の広報を担当
来月以降もほぼ毎月、月によっては二回、暮れ頃まで市内の公立研究所を回ります。うちの製品が「人類の」科学の発展をほんの数nm(←やたらと科学っぽい謙遜)でもいいので進めることに役立てれば、と思っています。
「人類の」科学の発展のためのほんのわずかな一押し、「あなたの」生活を潤すほんの一滴になるものを作り出せれば、というのがセラミストとしての目標です。なんかちょっとはいいこと言ったっぽい。
注)リンクは映画の「予告編」ですが、ほとんど「あらすじ」なので未見の人はクリックしちゃダメ
わたしもこの世の中をほんの数ミリ前進させたいと考えてきました。もっともレベルが及びませんが。
返信削除「おじいちゃんはデブゴン」の予告で涙が出たのは、歳のせいですかね(笑)。
いえいいえ私なんぞほとんどモグリみたいなもので「受け継いだものを次世代に繋ぐ」という流れの中に存在してない、表っ面はともかく中身のビミョーな天麩羅ヤキモノ屋なんですよね。伝統の継承の中にいる方々あってこそですよ。
削除俺たち世代だとサモハンがこんな役やってるだけで涙が出るのは正常です。「いまはさびしい老人がさらわれた小さい子を助けるため、かつての殺人マシンに戻って大暴れ」という設定だけで演技構成点75点ぐらいは保証されてますよね。話の構造そのものは96時間とかアジョシとかといっしょで「よくあるヤツ」ですけどお勧めできる佳品ですぜ!
しかし俺も年取るわけだよ。朝っぱらから松雪泰子があんな大きい子供のお母さん役やってんだもんなぁ~
あ、ついでに、この写真のデブゴンおじさんに「スマホ連動型温調機」の件聞きましたが、オムロンでは作ってないそうです。すでに作ってる会社はあるようなので、実験室レベルから一般陶磁器炉制御向けに汎用化したモノも近いうちに出るかもしれないですよ。どうせ中身一緒のもんだろし。
削除ありがとうございます。おそらくアメリカンの方々はソフト面はスゴイのでしょうが、やきものの焼成温度で1300℃をありがたがっている我が国の事情は理解できないわけで、ハードの方は期待薄でしょう。
削除ただ、スイッチ押すだけ、と思っている人たちには、スマホ連動で温度管理なんて、アマチュアのサイコンみたいにありがたがっているのかもしれません。
食器作家が先日、「器をなめるんじゃねぇ!」とわがアトリエで憤ってましたが、答えの出ない業界や形態で共有されるものは、相変わらずNHKで茶碗を割りまくったK藤TK郎なんでしょうかね…。
それでもなにか変わろうとしているのを、最近ヒシヒシと感じています。
スマホ連動ってのは、今のところは現在の炉の温度分布の確認とログ取ぐらいなのかな?
返信削除でもなんかあった時のためのキープや停止の操作、細かいデータがPCだけじゃななくて離れていても確認できたりできるのであるなら絶対に便利ですよ。きっと。
実験の条件によっては普通に何週間も±何℃で保持、とかありますし。
複数の熱電対の温度推移を一画面で手元で確認できるってのも役に立つんじゃないかな。
あとは炉内数か所で直接観測できるカメラとかあればたとえ昇降温自体は薪投げ入れるような手操作だとしてもあるに越したことないかも。
精密機器に強熱掛かる条件なんで、俺らが生きてるうちには無理そうですけど、できるんだったら各工程の中でも焼成工程は技術的可能性がまだ大きく進化するって余地がたくさんある部分じゃないかと思ってます。
ヤキモノ好き研究者さんの見てきた印象だと欧米の工房陶芸家では1300℃内外の薪でたく窯か、電気炉1200前後が主流ぽくて日本で多そうな1250前後は若干手薄らしいっす。自分の印象だと耐火物に関してはアメリカは上から下まで十分強いです。ただ日本だけじゃなくて世界中どこでもファインと伝統の間には業界的隔絶があるみたい。個人的には俺みたいな隙間君もいるはずですけど。