この高温多湿の中カルシアるつぼ
とはいえ「現在」についていけてるかどうかってのはマジで限界があって、「若い俳優の見分けつかない症候群」はいつの間にか罹患してて、しかもだいぶ進行中。これ、親が言ってたな、昔。
その親の世代もその親の世代に言われてたはず。
その世代には簡単に見分けられるものが親世代子世代には一緒くた、ってのはおそらく人類史始まって以来ずっとあるにちがいねえ。
これを私は
「ケーリー・グラント≠ジェームズ・スチュアート問題」
と呼んでいます。まじ見分けつけにくいw。
ちなみにうちのオヤジと娘はライアン・レイノルズとライアン・ゴズリングを間違えます。それ名前だろ!!顔の見分けはついてるだろ!!
俺は、五人ぐらい並んでたらそこから浜辺美波を間違えずに抜き出せる自信があまりないですw
そこへ行くと、個人的に音楽は今流行り、とか、若い世代に人気、みたいなのをわりかし平気で楽しめます。見分けはつかないけどw(なぜか気が付くといつのまにかシーンの現状が把握できなくなってるよね~、なんだあれ?)
先日展示会の最中に出てきた聞き捨てならない言葉、
それが「シューゲイザー」
MOT’sメイト(今作った造語)の娘さんが好んでいるそうです。カッコいいよね「シューゲイザー」。ウチの娘の垂れ流す「韓流アイドル」より二枚三枚カッコいい。
べつに韓流アイドルが悪いんじゃないですよ。結構俺も嫌いじゃないのも多いですよ。
でも相手が悪い。かっこよずぎるんだよ、だって「シューゲイザー」なんだもん。
知ってますよ、シューゲイザー、ビッグマフをゴーゴーかけまくって、ずっと残響音ウネウネしまくって、アングラな感じのカッチョイイあれでしょ?知ってる知ってる!昔もあったよ!!
とはいえ、教えてもらったバンド名は「聞いたことはあっても聞いたことはなかった(わかるよね、この概念)」ので、うちに帰って早速検索~流し聞き!!
なんか最近のシューゲイザーって思ってたようなシューゲイザーと違う感じなんだよな~、これって俺的には普通にイギリスあたりのオルタナのギターバンドじゃね。こんなんいっぱいいたな。
みたいな感じだったりもして。この辺はお父さん本人もそう思ってたみたいw
いつの間にか、というか、俺のオジサン化が進む中間すっぽり抜け落ちてる間に歴史が積み重なってたんだわ。おもしれー。
でそれがまた、教えたもらったバンドがメチャカッコいいんですよ。バンド名は個人的に「なんだそれ?南方熊楠のナニカか?」って感じなんですが。
流行は繰り返すのか、ずーっとあったのに俺が知らないだけだったのかもわかってないんですが、「シューゲイザー バンド」とかで出てくる現在進行形のバンドが「俺が好きな系」率が超高かったんでびっくりしました。洋の東西を問わず。
やったー!これで仕事中に掛けるレパートリーが一気に増えたぜ!!
同世代(アラフィフ)の洋楽派(英国系)の諸君。
今すぐ「シューゲイザー」で検索だ!!
絶対好きなの出てくるぞ!!
ここで終わっては、ただの若ぶってるオッサン、で終了。こっからオッサンのオッサンたるオッサンムーブ開始。
おーい、こんなンが好きなら昔のいいの知ってるゾ!と、頼まれもしないのにおすすめバンドを教えてだしちゃったりして、8割若者2割の老害という理想的なオッサンレシオを維持します(中間は無い)
当時メチャ評価が高くて、いまだに影響力高そうで、でもまず若い人は聞いたことが無くて、しかも威張れるくらいには俺がCDの枚数持ってる奴。ということで
コクトー・ツインズをチョイス!!全部持ってるぞと自慢。どうやらシューゲイザーの元祖の一つ的な扱いでもあるみたい(ざっと調べただけだけど)。全部持ってるのに知らんかったわw
2024年にもなってコクトー・ツインズ推しのオジサンここに現る!!
おすすめはこの辺だ!みたいな。
比較的POPで聞きやすい系です。
勉強中や睡眠の導入にどうぞ
コクトー・ツインズのコクトー・ツインズたる系です。
慣れてからはこっちがおすすめ。睡魔に耐えながらどうぞ!
言うまでもないですけど、これ、若者に向けてお勧めしてますからね。
いやー、これが数少ないオッサンが若者に絶対勝てる要素の一つ「それ、リアルで体験したわ」ってやつですな。
いやー、シンボリルドルフもオグリキャップも、野茂英雄も伊藤智仁も、俺、球場で見てるし~、みたいな最悪のあれですw
いやー、スッキリしたな。良いバンド教えてもらったし、聞かれてもないのに教えてやったし。
じゃあ、せっかく引っ張り出してきたし久々にステレオで聞くか!!
チョマ!中身テレサ・テンじゃねえか!!
テレサテンのと入れ子になっちゃったのかな?
サウンドガーデンの『スーパーアンノウン』!!
ちなみに俺が思ってた「シューゲイザー」はどっちかというとサウンドガーデンをもっともっとアングラにしたものっぽいイメージ?
サウンドガーデンの中には
ロード・オブ・ザ・リングのサントラw
結局、肝心のコクトー・ツインズの『ヘッド・オーバー・ヒールズ』は・・・・
少女時代の中に入ってました
おわり