重箱ってからには重ならないとならない(語呂が気に入った)
そのためにはまっ平らのベタ底でというわけにはいかないわけです。
蓋の内ッかわ(裏ッ側)も同じですね。
本体の方を凸にして蓋の方を凹にするのは、陶箱、陶筥(トウバコ)ではよくある手でも、重箱ではやめたほうがいいと判断。
蓋の裏、本体の裏に凸部を作って見込みの口元に引っかかる構造を良しとしました。
つまりこういうこと
で、次は出っ張り方。いくつか大まかにパターンを考えてみました。
1番 ぐるっと口の字型に一回り。角物の高台ではストレートと思われます。
シッピイた薄板を口の字型に切り出して貼り付けるパターンと、削り出すパターンがあると思います。いいか悪いかは別として土の表情が違ってきますね。
2番、3番、四隅を決めるやり方。強かったころの武宮九段相手でもない限り四隅取れば碁はまず負けないと来たものですが、これも簡便かつ(センスがあれば)シャレオツにいけそうです。これは薄板を貼り足して作るのが筋でしょう
下段に移って4番 下駄高台(と私は呼んでますが…)、ごっつい板皿なんかでよく見る形。鯛とか乗っけて海原雄山とかの金持ちそうなオッサンには似合いそうですが、今回サイズがサイズなんで豪快をムネとしたパターンはしょぼくなりそうかも?
5番 単に凸型でまっ平ら、ファインの角ザヤとかセッターなんかは通常これです。
シンプルに決めるならこれですね。重くなりますが、縁を削るのではなく、貼り付けタイプにすると歪みに強いものも作れます。
6番 2とか3と一緒ですが、右下があいちゃうのもなんなんで埋め草代わりに追加。三角形にしてみました。
なんとかかんとか考えてますが、
とりあえず試作続けてます。
貼り付け+掘り抜きで作ってみました
鋳込みにとりかかる前に、あまりやらない箱モノの練習を!
0 件のコメント:
コメントを投稿