まあただの円板なんですが、これはカルシアるつぼの敷台に使われます
炉の耐火物は大方アルミナシリカ系なんですが、カルシアと接触していると高温時に激しく反応して溶け合ってしまいます。うっかりすると炉材だけでは済まなくて炉本体までやばいことになってしまいます(まだ見たことないですが…)、カルシアるつぼがあんまりデカかったりした日には、真っ赤に溶け合ったガラス質が炉自体の底を食い破って床に落ち、それが建物の基礎から地べたから地球の核を貫いてリオデジャネイロ沖に達するといいます(福島県富岡町にもう墓参りしずらくなった自分ちの墓があるくせに不謹慎なウソ)
それを防ぐためにはカルシアるつぼと炉の台板の間にマグネシアの板を挟む、というわけです。マグネシアの粉末を厚く敷くだけでもまず大丈夫なんですが、手間や後始末のこと考えるとやりやすい形の耐火物を作っちゃう方が便利ですからね。
もちろんマグネシアの台板にもうすーく粉末を敷く方がなおベターです。
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