2020年2月5日水曜日

BNるつぼと土鍋で炊いた方がおいしい理由の真実

BNるつぼです。ずいぶん大きめですのでお値段もずいぶんです。


BNは窒化ホウ素、ということで、基本窒素ガス中での焼成です。
窒素雰囲気というわけです。
炉の雰囲気には、酸化と還元(と間を取っての中性炎)だけじゃなくて、ほかにもパターンがあるんですよ~。真空だったり水素雰囲気だったり。

 ストーブで土器焼こうってんじゃあ何にもいじりようないですけどね。
 
 ところで、先日某研究者と話してて衝撃の事実を知ってしまいました。
 土鍋で炊いたご飯がおいしい理由は…という話なんですが…
 
 わざわざ手間かけて丁寧に炊くからに決まってる!という話でした(笑
 そのセンセは実験の効率化とか省力化を相当工夫して装置まで考えちゃうような人なんですが、便利だ簡単だっつって雑に心構えられちゃ困る!ってんで学生には乳鉢でクッソめんどくさい仕事をさんざんやらせることもしてるそうです。で、やっぱりそっちのが明らかな凡ミスが少ないそうですよ。苦労を無にしないために気が張るんだよね~きっと。だって。

 炊飯器でスイッチポンじゃあ全然気合が足りねえしありがたみもねえんだよ!別に土鍋じゃなくてもアルミの鍋でも構わねんだ。オカマと薪で焚けばうまいでしょ。ちゃんと炊くには難しいからっって失敗するわけにいかねえしな。手間な分だけありがたみが増すんだよ。見た目も気分いいしね~。あー、あと金払った時もウマいよね~。だって(笑

 理系のめちゃ細かい分析やってる研究者がそんなこと言ってて笑いました。
 まあいろいろ熱伝導が~とかそれっぽい解説はたまに耳にしますけど、そんなことより手間と愛情だべ。 

 まあ多少考えるに、巷間言われてる理屈(何℃~何℃がゆっくり上がってうまみ成分がどうこうとかね)がその通りならそうなるように計測しながら別の器で炊き上げてみれば違いは分かりそうなもの。そこまでの検証記事は見つけられませんでした。

 そもそも電気炊飯器のメーカーは土鍋越え、薪釜越えを目指して、おいしいご飯を炊ける温度カーブを研究してそうなるように設計してるはず。それがちょっとクックパッド見て土鍋で炊いたからって勝っちゃうのかよ?みたいな気もしますな(笑
 いつもと炊き上がりの感じが変わってそれがおいしく感じられる理論というのも関係してますかね?味噌変えた直後の味噌汁がなんかいつもと違って感じいいみたいな。

 あ、それと鍋自体の熱伝導でお湯のあったまり方が違うってんなら、IH用のSUS板見込みに入れて沸かすスタイルだと土鍋もへったくれもないですよね。
 なんかいろいろわかんねえなあ~。

 ちなみにうちは炊飯器壊れてから圧力鍋でご飯炊いてますが十分旨いです。

 まあね、うちはヤキモノ屋なんでね。
土鍋で炊いたご飯は美味しいよ!
と喉の奥から張り上げたいと思います。
事実は事実なんだよなあ~。

もちろん窒化ホウ素と土鍋には何の関連もありません。
 


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