2023年12月25日月曜日

年末年始休業のお知らせ

  

 今年も一年、大変お世話になりました。

 また来年も(もろちんそれ以降も)よろしくお願い申し上げます。


年末年始休業は、

 12/28~1/7まで

となります。


 納期が遅れる気配は今のところ一切ありませんので、ご注文中の皆様安心してください!

 




 


2023年12月20日水曜日

ド定番

 かどうか知りませんが、普通の多孔質アルミナるつぼです。

つまんないんで縦にしてみました。
 
 なんだかんだ言って、こういうタダのコップ型を一番数多く作ってます。いつでも、どうでも作ってます。なんだそれ。


 毎日仕事中はラジオ聞いてるんですが、報道系の番組が今は昼間ないんですよ。最悪。どうせおんなじどうでもいいならニュースとか調査報道がいいんだけどなあ。
 あ、特に興味はないんですけど国会中継は結構いいっすよ。ひでえわ、あいつらw、怒りをエネルギーにしたい兄貴姉貴にはお勧め。

 で、毒にも薬にもならないNHKのボンヤリ帯番組が流れてると…


 志のそう高くない予定調和なホンワカ系のバラエティの場合、今の時期は漢(サムライと読む)にはつらいというかつまんない時期で、まじクリスマスとかどうでもいいって感じ。でしょ?

 

 今日もまたマライヤキャリーとか山下達郎の例のあれをリクエストしてる人がいるんですよ。

 スゲエよな。

 わざわざリクエストなんざしなくても毎年毎年あっちこっちで勝手にかかりまくってるってのに、これ以上まだ誰かに聞かせようっつうのはどういう魂胆なんだよ!なんかあんの?そういう組織?超謎!

 のど自慢で絶対当時知らないような若い三人組(市の職員だったりする)がキャンディーズ歌わされてるのもマジで謎つうか気の毒だけど。

 懐古趣味ならそれでもいいけど、どうせならあんま聞かないのを掘り起こしてくれ!

 

 まあリクエスト来ちゃうのはしょうがないです。しょうがない。でもクリスマスソングなんて佃煮にしてネコに食わすほどあるんだからさ。

 タケウチトウコよ!!そんなん選んでんじゃねえよ!!

 結構渋いミュージシャン詳しいじゃねえか普段。


 ウチの棚にもその二人合わせたレベルの超大物だけでも結構見つかったぞ!

 







 以上、メリークリスマス!


2023年12月18日月曜日

ハースライナー

高純度アルミナのハースライナーです。



ハースライナーって聞いてなんだかわかる人は「そのスジのモノ」だけだろうなーっと。


 ハースってのは英語の表記では「Hearth」だそうで、ちゃんと軽く舌噛んでおかないと通じなさそう。earの部分も例のあの発音ですな。超英語っぽい。

 肝心の意味は、囲炉裏、暖炉、炉端、炉床etcということで、とにかく熱のかかるクボタミってイメージかな。


 ライナーは「ライニング」とかと一緒で、内張り、裏張り的な感じでヤキモノ屋さん、特に窯炉関係者にはかなり一般的な用語です。綴りは「Liner」、サードライナーのライナーと同じですが直線的、という意味があるのがどうかはわかんない。ちなみに打球のライナーは和製英語であっちではラインドライブって言いますね。


 で、ハースライナーって実際なんなの?ってことですが、

知らなかった人が今知ったところで私に注文が来ることは100%ないようなシロモノ!

 なので、謎のままにしとくのがオツ。


 特殊な条件で使用する坩堝です。特急電車とかじゃないです。








 

 




2023年12月15日金曜日

マグネシアもタンマン管




 


「タンマン管」って言うのは自分の場合「丸底」と区別する流派に属してる(はず)なので、区別してるんですが、実際のところ使用してるのは実験現場=ユーザーの現場なわけで・・・

 思いのほか区別されてない!というのはずっと前から知ってるんですが、実際のところ、少なくともうちで量産してるこのぐらいのサイズだと

「マジで結果にあんま関係ないといえるっぽい」みたいな情報が多いです。

なんだこれ?な話ですが、細かいところを細かく考える、ってのもプロっちゃプロって思っておくのもカッコいい気がするので、これからも区別していきます。少なくとも俺の中では(笑



 これもまた前からずーっと気になってるんですが、正月の実験材料に決めました。

 ヤキモノ、特に釉薬の四大組成(って言い方は知らんけど)は、

長石、石灰石(炭酸カルシウム)、カオリン、シリカだと思います。話の都合上、うなずいといてください。


これまたですが、少なくとも俺の経験上では、シリカ(珪石ね珪石)と石灰石は銘柄の違いが非常に分かりにくいんですよね。コンタミ云々の問題を別にすれば、違いの分かる方いるんでしょうか?ってレベルで俺にはわかりません。

 と、すれば、これで行けんじゃね?

 少なくともHPで確認したところ、十分な純度ですよ。過去のグランド白線の経験上、粒度分布も問題なさそうだよな。

 絶対いけるわ、これ。


 どの道石灰石って安いから、あんまそこにメリットは感じないけど、オリジナルって言い張りたい向きにはお勧めかもよ。




2023年12月11日月曜日

50にして惑わず・・・ついに会得!

 例によってアルミナの細長系をメインにバシバシやってます。


 

 この時期ヤキモノ屋の仕事も忙しいんですが、やること少ないとはいえ畑は畑で大事っちゃ大事。

 冬場に何とかしておくってのが一年の計。土日掛けて来年使いやすい畑にしようと草どうするかとかここはウナッとけ、とやってたわけですがそんな作業に一番大事な道具が壊れました…

 しょうがないのでボンクラ一号(高校生)がもはやスマホに移行して使ってないってことで強奪。 

右が壊れた13年もの、左が強奪したもの

 で、土日丸二日も息子のウォークマンを聞きながら畑仕事&ヤキモノ屋をし続けた結果何が起こったかというと、ついに会得しました。 

「YOASOBI」と「ヨルシカ」と「ずとまよ」の違いを!!(ニワカもいいところですが)

 今なら聞けば一発でわかりますよ!!あ、これは「ずとまよ」!!みたいな。(ニワカもいいとこですが)


こちら今期一押し『葬送のフリーレン』のOP!!
知りたいんだ!のところなんかがすげえYOASOBI的です(知らんけど)
 マンガが超面白いんですが、珍しくアニメも相当いいです。 


 だから何だって話になるんですが、このHPの読者?の年齢層から言うと、20代の学生さん(含む若手教員)、もしくは俺と年同じぐらいかそれ以上の指導側の兄貴姉貴、という構図が見えてくるんですよ。

 3~40代中間層が橋渡し役になってるんだろうけど、教授だなんだとEVAってる側が「最近の若い奴のはわかんねーなー」なんていって「老害耳腐ってる」とか言われないために、こんなン軽く聞き分けてやりましょう(まあ俺もニワカですが)


 で、高校生のウォークマンを聞いて一番気に入ったのは…




 BiSH!!!!


だったりして(ニワカですが)

ライブ盤がカッコよかったけど転載できないみたい。これじゃ俺がアニオタやんけ


あ、さっきの三つでは「ヨルシカ」派です








2023年12月8日金曜日

アルミナるつぼ

  マジで何のギミックも見た目の特徴もないるつぼ。

 多分こういうのが定番です。知らんけど。 




 今年の正月はアツいぜ!

 ヴェンダースにスタローン。俺得としか言いようがない!!



2023年12月6日水曜日

冬場はカルシアるつぼには向いてますが…

 寒くなってきたとはいえ、12月ってこんなんだっけ?と謎な気候が続いてますな。

 気温も湿度も低い時期に製作しやすいのがカルシア。

というわけで、ではなくて注文があったから作ったまでですが(笑



 まあそれでも「作り易くて歩留まりがいい」とまではいかないけどね~。と難しいことやってる自慢はここまでにして…


 お前はこの時期サッパリ向いてないだろ!!


 ウチの畑も周りの畑も、12月だってのに本当だったらいないはずの虫がゴロゴロいます。青虫までもいるぞ!!9月半ばに播種したアブラナ科がこんなに虫に食われる年もまず経験ないし。

 虫も植物(農作物)気温だったり日照時間だったり、それも温度そのものだったり積算だったり、生育のコントロールは降水量も含めて気候要因だけでも結構複雑で難しい。

 10年もすれば品種や作付の日程がゴロっと変わってる、なんてことになりそう。ていうかすでになり始めてる。生える雑草の活動時期や割合、分布もだいぶ違ってきてるしね。

 環境決定論はそれだけじゃ面白みに欠けるので振り回したくはないんだけど、人類の歴史が高々2~3℃の変化で大きく振り回されてきたのも事実らしい。

 適応しないことにはやってられねえ!!ということで、とりあえず俺は来年の人参とほうれん草の作付けはもう10日遅らせます。アブラナ科は20日遅らせてみようかな。ぐらい。

 

 


 

 





2023年12月1日金曜日

12月の一発目は、国宝に関する手抜き記事w

 とりあえず相変わらずのタンマン管るつぼの出荷ですが…


 これはジルコニアです。



 とまあ、そんな変わり映えしないのは置いておいて、ネタ切れのための取って置きをご紹介。
 
 対象読者?は、理屈系ヤキモノ好き、もしくはヤキモノ好き系研究者、という我がHPに多めと思われるヤキモノ好きの皆さんです。

 多分日本が誇る研究機関、理化学研究所の発表です。とりあえず毎度お世話になっております!!
 

 我々のような非理工系一般ピーポーでも読めば読めるぐらいには優しい解説になってます。補足も一応あります。

 こういうページを読んで程度はともあれ楽しい気持ちになれるか、あるいは、テメエ勝手の狭い知見だけで世界を語ってしたり顔するかは古代ギリシャの昔から話のネタ。同じ考えるでも手順にひと手間加えるだけでググっと何かが広がりますよね~。

  
 こっちはまだ読んでません。
 今結構忙しいんですよwこんなン読んだら天目やってみたくなっちゃうじゃん。
 

 個人的には禾目天目が好きです。
 手っ取り早いのは、『油滴天目釉』ってのを買ってくるか調合するかして、作ったお碗に厚めに掛けて「うっかり焼き過ぎてみる」とそれっぽいのができることが多いです。
 でも棚板から外れねえんだよ。(笑