2022年6月7日火曜日

カルシアるつぼ と、そこまで便利を求めていない件

 もはや梅雨入りしちゃいましたが、すでに先週ケリをつけた一件がこれ。

 緻密質のカルシアるつぼです。寸法的には35Φの50Hぐらい。
 珍しいレベルでピッシリできてると言いたいところですが、やっぱりアルミナやジルコニアと比べて直線が揺らいでるんだよなあ~(特に一番左はシモブクレなのがわかりやすいかと)


 口元の丸さ具合は、これ以上無理な感じ。
 失敗しにくい品物を作るときにいろいろ窯詰の仕方と焼成温度カーブをKUFUした効果が出てきたのか、単なるめぐり合わせなのかはまだまだわからない感じ。今すぐドシドシ注文求む!と言いたいところですが、梅雨時なんでね、よっぽど急いでないんだったら明けてからでお願いします(笑



 ウチのカミサン、いや北の方様、いやむしろご主人の実家の会津若松から送っていただいたお菓子なんですが、うまい。特別な新しさのない旨さってのがいい。それでいい。
 ソモソモモソモソな食べ物が好きなんで控えめに言って最高レベル。

 俺は懐古趣味嫌いだし保守的に過ぎるのも理不尽なのも全然だめだと思ってんですが、よそ者としてみた感じ会津は結構その色が強めに見えなくもないんだよね(個人個人は別にそんなことないのに)

 でも町中にチョイチョイみつける
「ならぬもんはならぬのだ!」的な標語、
 これは好き(笑。

 だってさ、駄目なもんは駄目なんだよ!ってことあるじゃんか。頭ごなしに押さえつけるってんじゃなくても。
 おれが嫌いなのは意味不明で理不尽なのに変えようとしない校則とか、強要される愛国心とかそういうやつね。

 若い頃は「ならぬもんはならぬってなんだよ!!」って思ってるのに、なんとなく「ならぬもんはならぬのだ!」ってあるよな~という、これは堕落でも日和ってるわけでも世間に流されでもないはずですよ。俺ロック!とは矛盾しない(もろちん本人の気持ち次第)。男の進化ですよ(もろちん女でもそれ以外でも可)

 その魂ここで来たか!!と打ち震えたんですよ。小さいけど左上の文字をお読みください。
 「ごめんどうでもハサミでお切りください」とキタ!!

 そうなんだよ。別に開けにくかったらハサミで切りゃいいんですよ。破けやすくするのも便利でいいけどさあ、何でもかんでもそうでなくてもいいよ別に。まあ俺も開けにくいパッケージには毒づきますけどね、縁だけ切れちゃう豆腐パックとか、ダンカンヨーヨーのブリスターパックとか。

 手も頭も肩から一応生えてて、家にハサミだってあるんだから、そのぐらいたまには使えと。頭もハサミももう切れが悪いのかもしんないけどさあ。


「ごめんどうでもハサミでお切りください」なんて文言もホントは書かなくてもいいぐらいで、わざわざ書いてるところが逆に上から目線でいいぞ。

 会津魂来たコレ。お追従なんて及びじゃねえ!お菓子のコブクロも開けらんねえのか、じゃあオメエに何ができんだよ?ああ?と。

 親切と過保護をはき違えて包装過剰のプラゴミ大量排出極まりがちな昨今ですが、頑固おやじに価値がある!!とさわやかな気分になったようなならないような…その刹那。

 恐ろしいものを見てしまいました!!

 お菓子にまぎれて、コブクロの口切る用のハサミが!!

 なんかさあ、違うんじゃねえの?
 いや、会津流の社会に対する壮大な問いかけなのか?

 












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