窒化ホウ素(BN)のハースライナー
ハースライナー(綴りは「Haas liner」)というのは、ハースのライナーです。当たり前ですがハースというのは帽子を後ろ前にかぶったドイツの元トップテニス選手ではありません。
ハースというのは蒸着するときにビーム当てるところに空いてる窪みのことで、何故に窪みのことをハースていうのかまでは「そういうんだからしょうがねえ」(師匠談)
そこを内張(ライニング)するわけです。内張りといっても高炉みたいに本当にライニングしちゃうとポンスコ取り換えできないですから非効率。るつぼをカポっとはめちゃおうぜ!という次第。
つまり蒸着用るつぼのうちある種のものをハースライナーいうわけです。
窪みとるつぼがある程度以上ピッタリ嵌まってないと熱効率が悪かったりいろいろ問題あるらしいので精度は欲しい。でも消耗品なんで高い金かけてらんない、セラミックスは収縮が不安定、径や長さは変わるけど収縮が少々ずれようが角度は変わらない。というわけでこの形です。(ンなこと言っても材質によっては結構ラッパに反り返りますよねえ)
というのがむかーし聞いた話なんだけど、間違ってたらごめんなさい。正確にはこうだ!とか、俺はこう聞いたぞ!なんて情報お持ちの方は教えてください。
このハースという窪み、若い人はハースと言いますが、おっさんはそのまんま「るつぼ穴」という人も結構多く、超古株爺ィになるとまたハースと呼ぶ人が増える傾向(90~00年代当時の個人の感想です)
いい年のおっさん同士なら「バースライナー」=バース(阪神・二年連続三冠王)のライナーかと勘違いするネタもそこそこ面白いんですが、三十代以下の若い人はバースなんて、俺がこどものころ親父が言ってたスタンカ(南海ホークス)とかスペンサー(阪急ブレーブス)、爺さんに聞いたスタルヒンとかと同じで歴史上の人物です。通じません。
最近のヘルメットは頬当てみたいの伸びてるの使ってる選手も多いんですが、その話になった時に俺が
「アイツ誰だっけ?名前出てこない?アメフトみたいなフェイスガードつけてるかっこいいやつ、ヤクルトとか近鉄で超ホームラン打ってた。あれ、あいつ」
となかなか出てこなかった名前をパッと言ったのもいい年のおっさんでした。
おっさん、大事なことすぐ忘れる癖にどうでもいいことだけはやたら覚えてる問題。
あ、答えは…知ってる人はおっさんです。コイツね
フィリーズで監督やってなかったかなあ
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