まずは先日納品したオモシロアイテムを。
アルミナのボートです。結構大きめ
よく見てもわかんないようになってんですけど、結構な小細工が。
熱処理できればいいんでしょ的に思われがちな、たかがボートでも使う人のアイデア次第でいろんな活用法やK.U.F.U.があるものだなあと思いました。おかげで大変だったけど・・・
こういうの上手くいくと楽しいんだよねえ~。
ヤキモノつくるのってホント面白いなー。
俺ヤキモノ屋やってんなー。
ワーォ!ディス・イズ・ヤキモノ!!
なんて感じでいやが応にも実感しちゃう面白さがヤキモノ作りにはありますよね。
皆さん、どうでしょう?
ロクロがうまく出来たときですか?
思った通り綺麗に焼きあがった時ですか?
まさか原料混ぜたり練ったりしてる時ですか?
全然違います!!
私の経験上、プロ、つまりファインや伝統陶磁器問わず生業としてヤキモノ作りに携わる人全員が実感するその瞬間。
それは、
窯の蓋開けたら、何か理解不能な事態に陥っていた時。
これです。
最後の最後に人知の及ばぬ工程があるんだよなあ。
上手く焼けちゃったなんてのはまだまだ深淵に触れてませんよ(笑
いろんな人と話してきて、ファインや工業用の人も、いわゆるトウゲイの人も100%賛同してくれるハズ!
この流れ、お前何かやらかしたな…
なかなか鋭い推理ですが、
ちょっと今回紹介できません。
仕事でモノ作ってるから写しちゃいけないもんもあるのよ(笑
とりあえず今からヒーターの全取り換えを行いたいと思いますので今回のところはこの辺で…トホホ
ロクロの面白さとヤキモノ作りの面白さはまるっきり別物ですよ。正直言うとロクロの面白さってのはおもちゃ上手に扱う面白さです。ただの。(だから、結構尊いおもしろさではあります。みんなロクロ好きなのわかります)
ロクロがなぜあんなに面白く感じるのか、ってのはまたそのうち上手い屁理屈を思いついたら記事にします。
あ、あと、ヤキモノユーチューバーの人は、十年一日のごとく轆轤挽く動画ばっかりでなんなんすかね?
そうか、別になんか伝えたい衝動があるわけじゃなくて、たくさん見てもらうのだけが目的ならそれでいいのか。「動画」である必要性もロクロ以外はそんなにないしね。
ごめん、余計なこと言いました(テヘ
「動画」である必要がない、でもヤキモノやきものしたオモシロ話をダラダラしてるポッドキャストってあるんでしょうか?
イノウエ先生辺りがエビデンスも経験もあるないごちゃまぜの「真面目に不真面目なやきもの関連話」やってくれないかな?と、変なピックオフプレーを試みてみる。
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