まずはお茶濁しがてらフランジ付きのるつぼのご紹介。
今年もあとわずか、この時期がやってまいりました。
毎年恒例、忙しい時期の水増し企画
「オレデミー賞」の発表です。
最優秀作品賞
もうね、最高でした。主要キャラ全員が絶妙に「共感できない」~「自分ごとのようにグッと刺さる」に転換していく流れとか(逆の流れに描かれる人物もいる)、観るものに解釈をゆだねられてる感じのラストも素晴らしいわ。
チビ助を連れて北京へ行く、ということなんだろうな、と私は希望込みで思いました。
「何いい話風にまとめてんだよ!!予定調和かよ!!」みたいな意見もかなりあるようなんですが、自分的にはこれで良しだと思う。旧共産圏名物「対政治的事情作戦」でもあるのかも?
もし監督がキム・ギドクとかだったら弟刺し殺して自分は狂いますよ!そんなラストはさすがに嫌すぎだろ!
最優秀主演賞
IUさん(『ベイビー・ブローカー』)
歌手じゃない時はイ・ジウンって言うらしいね。
最優秀助演賞
朱媛媛さん(『シスター 夏のわかれ道』)
この映画が跳ねたのは絶対この叔母さん役のおかげです。陰の主役!
『海洋天堂』の時は若い頃の永作博美みたいでしたが、この作品ではくたびれた永作博美みたいでした。
最優秀監督賞
ケネス・ブラナーさん(『ベルファスト』)
こんな作品も撮れるんだ!と上から目線で感動。
バ監督賞
ケネス・ブラナーさん(『ナイル殺人事件』)
こんな作品撮っちゃうんだ!と上から目線で半笑い。もろちん十分面白いですよ。
最優秀ガキンチョ賞
ヘジン君(『ベイビー・ブローカー』)
今年もガキンチョは当たり年でしたが、グンバツ!
ベストサントラ賞
『ウエストサイドストーリー』
いいに決まってるで卑怯なんですが、やっぱよかったわ。即購入しました。
ベストカップル賞
ドニー・イェンさん&ニコラス・ツェーさん(『レイジング・ファイヤー』)
漢ならだれでもガン上がりです。BL好き女子にもおすすめ。
最悪カップル賞
ガル・ガドットさん&アーミー・ハマーさん(『ナイル殺人事件』)
ホント最悪で鼻で笑っちゃってました。この二人のおかげでこんな70点映画(けなしてません)が賞レース席巻って感じ。最高!
何いつもと違う髪形にしてんだよ賞
オーウェン・ウィルソンさん(『フレンチ・ディスパッチ』)
若いころから、どんな時代のどんな役でも同じ髪形。何かそういう契約条件なんでしょうか?とみんな思ってたのに!!
ちょっとだけでも出てくると妙にうれしい女優賞
『愛の不時着』とか『椿の花咲く頃』のあのおばさん
キム・ソニョンさん(『ベイビーブローカー』)
画像は『椿の花咲く頃』より、
名前知らんけどしょっちゅう見る好きな脇役っているじゃないですか。最近ではその筆頭。
こんな感じですかね。今年は普段の年の半分しか映画館行けてないんで資格がないにもほどがあるんですが、映画ファンのたわごとということで。
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