というのは、理化学陶磁器だけじゃなくて一般の日用雑器を作るようになってからずっとです。
興味も欲求も常にあるのに、いまいち本腰を入れきれないのはまあひとえに自分のダラケ加減が人一倍だからとしかいいようないんですが、今までのめり込んで読むような本に出会えてないんですよね。
数学的にスッキリした答えが出ないのはしょうがないんだけど、教科書だと思って読む本が主観的な内容にならざるを得ない(ようによめる)ので、それに対する余裕が俺の中にない感じ。評論なんかはどんなに納得しても話半分で聞く心積もりが常にあるんですけどね。教科書半信半疑はゼロスタートの人間にとってあるべき態度じゃねえよなあ。
ずいぶん昔に買って面白く読んだは読んだがそうは読んでない本(すみません)
さすがの俺だって別に教科書の文章に超能力バトルとか切ない恋とか殴り合うマッチョが出てこないからつまんねえんだっていうつもりはほとんど無いですよ。
あ?なんですか?工場で手足汚れるだけのやつは設計者の図面黙って起こせば意味なんかわかってなくていいんだよってか?
なんてケンカ腰になってる意味は分かりませんが(じつは怒ってすらないんですよ)、自分の主観を補間や訂正してくれるようなわかりやすい教科書があると嬉しいです。
美術や工学なんか、もっと具体的に言えば窯業学校などで、作ろうとしてるもの、つまり「陶磁器で作られることが多い実用品」に対するデザインの在り方、のような客観的なセオリーや考え方、実際に対する解説を学べる教科書ってのはあるんでしょうか?あるなら教えていただきたいのですが…という話。(我ながらまあ漠然とした話だなぁ)
プロセシングの各工程や計測評価に関する本はいいのいっぱいあるんですけどね。
できれば私のような低IQでもがんばれば楽しく読めるのようなのがいいんですが(笑
とりあえずこれはよかった!アイオワ大学が出版元。教科書!
ずいぶん前に益子かどっかの古本屋でゲット。
アメリカ人の修行者が放流したと推測。
多分若いころの著者Clary Illian先生、益子にめちゃ力強いテラコッタ並んでますよね。
オシャレで足が長くても二の腕のヤバさはヤキモノ屋ですな
上の本のように、海外ものだと一流の陶芸家であり、大学でもずっと教えてるような方のテクストがあるんですが、英語なせいで読み切れないせいもあり、内容的にチョット食い足りないんですよね。もう少し細かくしりたいんだけどなぁ。
アイオワなんて俺のイメージだと地球の端っこが滝だと思ってる人がクッソデカいトラクターを乗り回し、車で五分も走れば方位磁針がぐるぐる回りだして雪男が出てくるような場所の大学でもこんなに理詰めで分かりやすい本を出版してるんですよ!まあ写真じゃ何も伝わらないですけど、すみません。
こういう客観的な本を日本語で読みたいんですよ!!
それと、アイオワの人、ごめんなさい!
PS/初めの写真の二冊、「美的設計方法論」「設計美学」はつまらなくないですよ!面白いいい本です。他にも何冊か買ってみたけどチョイスが悪くてつまんない観念的な本だったって話です。勘違いしないでくださいね。
PS/初めの写真の二冊、「美的設計方法論」「設計美学」はつまらなくないですよ!面白いいい本です。他にも何冊か買ってみたけどチョイスが悪くてつまんない観念的な本だったって話です。勘違いしないでくださいね。
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