2019年4月8日月曜日

釉抜き材の代替品、緊急続報!

先日紹介した釉抜き材の代替品の件ですが、窯から出たので慌てて報告します。
とりあえず使えるかもね?なんて言ってしまった[水垢一発ホワイト車用]は、釉抜き材としては使えません。

 焼成した結果がこちら


 超見にくい写真で申し訳ないのですが、釉は弾いている、が、何かが燃えきらないまま残ってしまっている、状態。なにかの粉末が泡っぽくなって釉に引っ付けられてガジガジになってます。
 1250℃で燃え残るこのど根性邪魔者の正体はおそらく「ミクロパウダー」さん(全然正体じゃないか)。

 車いっさい詳しくないんですが、車用の洗剤&ワックス(リンスインシャンプーみたいなもんですか?)で名前からして何しろ水垢一発。コンパウンドとしてセラミックス粉末(これまたおそらくアルミナの微粉末)がしっかり入っていてそりゃ焼き飛ばねーわ、ってことでしょう。ちょっと考えればわかりそーなもんで、もちろんなんとなく分かっちゃいたんだけど、ネタとして面白そう&ちょっとぐらいなら釉に溶け込んじゃうんじゃねえかなあ、と思ったんですがダメでしたね。しかももっとド派手にだめなら面白かったものをつまんねーダメさ加減だなこりゃ。

 なに?ホムセンで安く買えるじゃん!なんつってうっかり土日に買っちゃった方いらっしゃいましたら申し訳ありません。10連休に備えて車をピカピカにしてやってください。

 ただし悔しいので私としてはノーコンパウンドの車用撥水剤とかワックスを安いのをもっかい買って試します。釣竿や自転車に使うだけじゃなくて石膏の型枠に塗るという便利な使いまわしもありますからね。損はしねえ。


 改めて言いますけどこの企画は「ネタ企画」ですよ!!(そんなんばっかりな気もしますけど)。ちゃんと使いたいならCP-E2で当たり前なところですよ。。クセーし手がガミラスになりますけど。
 滅多に使わないかもしれない有機溶剤の撥水剤を1L三千円も出して買ってもなあ~って方とかいると思うんですよね(俺とか)、だったらダメならダメ、使わないなら使わないで本来の使い方にすりゃいいモノを近所でお手軽に見つかったら愉快かもね!ぐらいの気持ちです。
 
 本職目指してる方、もしくはすでに本職の方、材料屋さんは目くじら立てずに生暖かい目で見てください。



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