ちょいちょい出くわしませんか?
別に、灰使ってねえのは織部(天目)とは認めねえ!といった広義狭義の問題でもなく、ジルコン・ジルコニアとか釉薬掛けないのが素焼きってわけじゃないとか、そういった誤解や誤用をペダンティックに突っ込むってわけではありません。
単に、いろんな言い方があるもんだなあ~と面白いねってだけのダバナシです。
「素地」ってどう読んで(呼んで)ますか?
ソジ?キジ?
自分はソジ、と言っちゃいますね。
個人的にはなんとな~く、
ソジ=ファイン屋、新しめの人が使うことが多い
キジ=伝統陶磁器、古株が使うことが多い
ようなイメージがわずか~に、かすか~に、ぼ~んやりとあるような気もしますが、無いような気もします。
キジっていう方が難読っぽくてかっこいいなあと思ってるんですが…ソジって言っちゃうなあ~。
ペン(楚辞)はケン(雉)より強し(なんのこっちゃ)
次
「粉引」
コヒキ?コビキ?
濁るか濁らないかだけなんでどっちがどうってこたあない話。濁った方が自然に発音しやすいような気もしますが、個人的にはコヒキって言ってますなあ。
ちょっと気になってググったら「粉吹き、コフキ」って言い方もあるらしい。俺はいままで聞いたことねー、どこの地方なんだろう、面白い!
コナヒキって言ってる人(非ヤキモノ専門人)も会ったことあるんですが、これは・・・。
次、「化粧土」
ケショウド?ケショウツチ?
どっちでも問題ないんじゃないかと思います案件の第二弾
個人的に重箱読みはダサく感じるタチなので、よっぽど定着(辞書に載ってるとかね)してない限り使ったり造語らないようにしてるんですが、なぜか俺自身は「ケショウツチ」って言っちゃってるんですよね。
ケショウドよりケショウツチの方がピンときやすいと思ってるんですがまったくもって個人の感想です。
ほかにも、トチとか、ツク(ツクボー)とか、サヤとか、いろんな産地や地方、製陶所ごとで変わりそう。
そんなこんなで会社方言(造語です)的なのを興味深くてたまらないんですが、一番気になってるのは…
「主に取っ手なんか作る時のこの作業」、これのことは何て呼んでますか?
俺は「ヒッコキ」って呼んでますけどなんだそれ!感がぬぐえない。人前では使いません。
ヒッぱってコクってこと?いろいろ思いついたんですが、このHPは「レーティング《G》(すべての年齢の方が安心して読めます)」ですので割愛!
誰に教わったんだったっけな?思い出せねえ~。
まじ技法名?わかんないです。英語では「Pullinng(ひっぱり?)」らしいけど
ほかにも、内型(見込み側の型)にシッピいた(これもか?)板をかぶせて押し付ける方法(俺はカブセ)、棒状(ひも状)の土を手や板の上でコロコロさせる方法(すでに名称知らない)のこととか、俺のこの言い方のシェアどのぐらいだよ!誰かと話すときになんて言えばいいの?ってことは結構あります。
地方によって違うのはまだしも、単にその人が個人的に間違って覚えてる(ベルイマンをベイルマン、デニーズをデズニー、月代をサヤカキ、いずれも実例)場合、もしくは、オジサン訛っちゃって大変(色鉛筆をエロインピツ、実例)なだけの場合もあってカオスることもかなりあったりして。
まあ伝わってりゃあ仕事に支障ないのでね、いちいち訂正したり確認するのも失礼だし面倒だよなあ~なんて
オシャクリ、ネジモミ、ハバリといった道具や技法の名称から、ウルむ、ヨレる、サチる、踊る、サクい、といった状態や現象に対してまで、別名、間違い含めると膨大な数になりそう。そりゃ打ち合わせしてても理屈っぽくなっちゃいますよね。意思疎通しくじるわけにいかないもんなあ。
こっから先は予断極まりないですが、小さい子供の言い間違いの面白さは度を越えてまして、腹かかえちゃう。
うちの場合でいうと
森進一=森チンチン
ブルース・スプリングスティーン=ブーステングテング
ニルヴァーナ=ニーブラ
スローモーション=相撲ローション
達筆なしゃべり
といったあたりしか覚えてないけど、なんでメモ取ってのこしておかなかったんだろう。
小さいお子さんいる方は集めておくのオススメ!!
これは? ハン・ソロ? リック・デッカード?
正解はデッカード「ブレラン2049」
じゃあこれは? コマンドー?ターミネーター?どっち
正解はプレデター(のシュワ)
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