2019年7月23日火曜日

世間では夏休みが始まってしまった。

 今まで隠していましたが、自分には予知能力があるんですよ。ミュータントなのです、じつは。
 いや、犯罪防止局に勤めるほどの圧倒的な力はないんでこうやって野放しなんですが、いわゆる「プレコグ」ってやつなんです(ピンとこない方は『マイノリティリポート』参照)
 ですから、山川がホームラン打ちまくるのも、ジョコビッチがウィンブルドン勝つのも、参院選の結果がこうなのも、どっかの芸能事務所が逆襲喰らって下手撃つのも大体わかってました。現段階でマイヨジョーヌひいひい守ってるアラフィリップがこの後どうなっちゃうかもモチロン知ってるんですが、そんな身もフタもないネタバレしては申し訳ないので黙っておきます。

 今目の前ではだらだら寝っころがってマンガばっかり読んでるうちのボンクラ一号二号ですが、お盆も過ぎてから宿題でガタガタするってのが我が網膜の奥の奥には見えちゃってしょうがない。プレコグだから。
 
 まあそれはイニシエーションみたいなもんなんで回避できないわけですが、去年チョット覚え書きとして記事にしたのを今年は試してみたいと思います。
 去年の記事はこちら「来年の夏休みの自由研究。メモ書き」

 とりあえずやりたい実験がある方はそれをやっていただく(子供にやらせる)こととして。具体的な作戦のない方は以下参考にしてみてください。投げっぱなしになってしまっている例の重ね掛けに関しては、監督無しで子供にやらせるには管理部分が面倒複雑なので却下。比較的楽そうな奴を…

 1・ただ捨てるには忍びない量残ってる使ってない釉薬を複数用意してそれぞれ混ぜ合わせてみる。
 釉泥漿の重量比3:7~7:3までの刻みで、各釉泥漿をそれなりの濃度に調整しておくのは大人がやって置いた方がイイでしょうね。

 2・気に入って使っている釉薬の濃度を変えて各土で試験。オキニ釉薬の新たな側面を発掘だ!
 濃度濃度言いますけど、基本的にはどこまで素地に釉層を乗っけるかってこととほぼ同じなので(場合によりけりでもある)濃度を変えても厚みをばらつかせては元の木阿弥。
 試験片の素焼き温度、施釉時の手順(浸す秒数とか塗りかたとか)等全部統一させたうえで濃さだけを変えます。
 これは中学生以上じゃないと難しいかもな?

 3・透明釉を改めて確認。
 何種類でもいいので好きな材料を使って再検証だ!
 単に透明な釉薬、というだけではなくて重ね掛けの下釉としてや、粉引用、下絵付けようとしてのポテンシャルを書く煮つつ、という風に目的をいくつか決めておきましょう。
 呉須で引いた線が流れるか流れないか、化粧掛けの反応、光沢の度合い、お好きな硬めの白釉を上掛けした時の流れ方等等いっぺんに確認できるよう目的意識を持っておきましょう。
 時間さえ許せば酸化鉄、酸化銅等の金属酸化物、絵の具になってる顔料などなどお好みの呈色材料を加えてみても吉。
 
 この辺は本などに乗ってる調合例をメクラ撃ちで試す前に一回(いや定期的に)やっとくと絶対に楽しいし勘所がよくなります。
 
 いっそテストピースも作らせちまおうか!

 といったあたりで夏休み企画のイントロダクション終了!

 とはいうものの細かいのたくさん抱えてて今いち子供の相手してられない予感。

 




  

 

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