2021年2月3日水曜日

ジルコニアるつぼ・タンマン管

 ちょうど今現在、焼成中。どうやらヒーターが一本折れちゃったらしく、ビリビリとスパークして心臓に悪い音を鳴らしてます。あと1時間程度なのでもうやめるわけにいかねえ~今回はこのまま突っ走ります。くっそー、元は取ったとはいえ高くつくぜ!

 今日はタンマン管るつぼ。ジルコニアです。

タンマン管っていってますが、まあ丸底です。
何と呼んでもOK。



 ヤキモノネタはいくらでもストックあるんですが、話まとめるのが結構大変。寒いしもう夜遅いしとかやらない理由もたっぷりあります(笑

 最近は「ヤキモノネタはマニアックすぎて、全然関係ない話のが好きですぅ~」なんて不届きな意見も届いたり(お前の研究セラミックスだろ!)、このままじゃあなんのHPだかわからなくなっちゃいそうですが・・・今日もダバナシで無機物からじゃあ生じない親しみやすさをアピールしますよ。

 しかもちょっぴりだけヤキモノ関係あります!

 先月今月と好きな作家の文庫が出ましてホクホク。


 お金と本棚スペースの「貧乏性」で、単行本がどんなに話題でもめったに買わず文庫化待ち主義なのがみっともないですが待ちに待ってました。(貧乏性って言葉、実は貧乏じゃないんだけど~ってニュアンスがうっすらあって狡猾な表現ですね)

 特に円城塔の連作短編集?『文字』は、SF大賞とって超話題だったしずっと本屋で飾り置きされてて、単行本買うのぐ~っと我慢してました。
 一番好きな作家は誰ですか?と聞かれれば一応「中島敦です」と答えるぐらいには中島敦好きとしてもたまらんタイトル(全然詳しいわけではないです)。もちろん中島敦の『文字』も大好きです。

 俺は馬鹿なので円城塔が好きといったところで、読みやすいのに何言ってんのかロクスッポわかんないまま「あー面白かった。頭いいやつってのはいるんだな~」ぐらいでどこまでわかってんのかわかんないのばっかりですが、何読んでも文章でしか味わえない愉しさが堪能できるんだよな~。

 で、読んでやっぱり噂にたがわず傑作でしたよ!!と興奮してたら・・・
 『文字』じゃなくて『文字』じゃねーか!!

 二年?ずーーっと、しかも読んでる間中ずーっと勘違いしてました。まあ、つい去年『鵞鳥湖の夜』を観るまで長年「グイ・ルンメイ」さんを「ルイ・グンメイ」さんだと勘違いしてたので人名間違えるよりは失礼じゃないか。ミッツ・マケルセン(笑)とかね。
 しかも「モジカ」と呼んでいいのか「モジウズ」と重箱読みするのかわかんねえし。

 どこがヤキモノ関係あるんだよ!!と突っ込まれそうですが、表題作『文字』の主人公が兵馬俑の製作してるなかでも腕っこきの陶工なんですよ!
 ね、ちょっとは関係あるでしょ?


 ところで、早川文庫のJAはみんな同じ作りの背表紙なのに、なんで円城塔だけ特別扱いの装丁なのか?…古本屋でハヤカワチェックしにくいんだよなあ
神林長平でさえノーマルなのに…


 


 










  

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