2022年3月30日水曜日

排泥鋳込みで「ジェミニ計画」Vol.1 構想篇

 鋳込みで何か作ってみますよ~の入門編

  サンプル制作品には、誰か上手い人が勝手に好きなものを作ってるだけのくせに、何となく教えたフリ、という世にあふれた欺瞞を打ち砕くため(ここ、いらない文章)、100人いれば99人以上が絶対作りたいに決まってるものを選び抜きました。

 それは『ジェミニ宇宙船』(型の何か)

 これならば、万が一、俺が好き勝手に作ってくだらないゴタクを並べてるだけの記事に(見かけ上)なったとしても、作り方の一法として絶対に少なからぬ役に立つに決まってるわけです。だってみんな絶対作りたいんだから。

 ここまでは大前提なので、異論があるような気がする方も、それは文字通りの気のせいだということで話を進めます。


 では製作、もとい「建造」計画開始。

 こんな姿してます。改めて言うまでもないですが超かっこいい


 せっかくの排泥鋳込み。袋もんはお任せよ!ということで、一輪挿し的に活用できるようにしてみましょう。

 今回は入門編ということで、型製作的に大変だったり、加飾がめんどくさそうな縞々した感じや胴体中央のフランジ状の帯部分、四角くデッパったり細かい部品などの細かいメカメカしたディテールは無視します。そこがかっこいいんじゃねえかと重々承知してますが、いきなりは無理っす。

 しょっぱなから萎えた人もいるかもしれませんが、どうせそこまで再現したって宇宙まで飛んでける訳でもないからね。そのつもりで。

 

 黒い先端側部分と白い胴回り部分に二分割できるようにします。そうすると案外少ない「中まで洗える一輪挿し」になるはず。

 こんなイメージ

 見込み側には釉掛けする予定、外側はお好きにどうぞ。最近素地丸出しってのもいいな、と思ってます。

 嵌合方式は、名前知らないんですけどこういうヤキモノでよくある「簡単なインローぽいやつ」がそのまんま簡単です。
 受け側と突き出し側をどっちがどっちにするかってのは蓋物、嵌め合いものの課題になりがちですが、今回はテーパーがキツいのでアッサリ決まります。
 上が付きだし、下が受けです。
 左が今回採用の組み合わせ。右が逆パターン。

 図がちょっと不正確ですが、右のパターンの場合の弱点を上げときます。

1・上部受け側の見込み側の角度より、本体側突き出し部の外面の立ち上げ角がすぼまってればハマりますが、角度合わせと長さの関係がシビア

2・上部の着肉厚の自由度が少ない。薄すぎればガタが大きく、厚過ぎれば「肉厚」を削り落として調整しなくてはならない。これは鋳込み作業そのものがシビアになりそう。

3・上部口元内面がぐるっと釉をかけられないわけで、想像した感じちょっとダサい。これはセットして焼かずに別々にすれば避けられますが・・・

 といったところ。

 構造が決まったところであとは大きさをどうするか。
 これは皆さんのお好みに任せます。
 参考までに、わがつくばセラミックワークス諜報部がNASAとか宇宙開発オタクのHPを漁って見つけた画像に定規を当てる、という超ハイテク計測で割り出した何となくの寸法を図示します。
 これだ!!
 こんな感じでどうでしょう。
 高さや底径あたりを基準にして、作りたい大きさに換算してみてください。

 次回は鋳込み型、原型の設計編の予定。
 基本的にテーパーが一方通行なので、やさしいです。
 ボディに割線(およびそのバリ)が出ない設計にできます

 











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