読者数は少ないものの、このページの閲覧者の中には、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの方もチョイチョイおられます。大半は「ネットの闇的なボットっぽい何か」の付けた足跡だとは思うんですが、現地にお住いの日本人の方かもしれないし、メッチャやきものに情熱があってよその国のこんなクソ僻地HPにたどり着いちゃったナイスガイかも知れないと考えると、この一週間、そして現状どんなだろうと心痛みます。
軽々しいこと言えませんし、具体的に出来ることもなく、残念なほど無力ですが、とにかく無事であることを祈ります。
いつも通りに進めます。
アルミナの後加工した板です。バカ穴にネジを通して何かを抑えるようです。
この手のものも承りますのでお気軽にご相談ください。
ただ、流れ物の部品の多量生産にはまず対応できないのでその点はご了承お願いします。
では後半のダバナシも通常運航で、
例の水増し企画、先月読んで面白かった本。
風呂で読むと左側みたいによれよれになるぞ!
実は昨日上巻読み終わったところなんで、まだ最後まで行ってないんであれですが、超面白いです(少なくとも前半は)
みんな大好き歴史改変ナチス物SF。ですが「高い城の男」型の枢軸国が勝ってたら?等とはちょっと違う変わり種(多分)
舞台は第二次大戦中のドイツ。すでにコンピューターやスマホ、インターネットがある世界。
そうなるとナチスがそれをメッチャ上手に使いこなすという身の毛もよだつディストピア(褒めてます)。
キャッシュレスが義務付けられて現金所有は犯罪。いつどこで誰が何をした、何を買って、テレビは何を見たか、等々あらゆる行動が国の諜報機関《NSA》のデータサイロに保管されてるという…。アレ?四人家族なのにずいぶん多めに食糧買ってるなー、貴様誰か匿ってるだろ?なんて簡単に見つかっちゃう。
ただ、ナチス無双とかそういう(連合艦隊連戦連勝モノ的)話なわけじゃなく、戦況は史実同様ドンドン芳しくなくなっている様子(今のところ)
主人公は二人、いずれもNSAという諜報組織のネットワーク操る部署に勤めてる男女。
二人ともちっとも思想的にナチスシンパじゃないところがミソで、男(サイコパス系悪役、今のところ)は少年時代に受けた屈辱の復讐のためにクソっぷりを発揮、女(一般的な共感を得る方、今のところ)は東部戦線から脱走してきた逃亡兵(恋人)を隠し部屋に匿うためにデータを改竄、といわば私利私欲で職分で許された領域をこえてコンピュータを操る感じで視点は常に人間ドラマです。女性の方なんて自分に自信がないもんだから、戦争が終わったら賢者タイムになって彼がどっか行っちゃうんじゃないか、戦争が終わらなければいつまでも私一人のものだ!みたいにも考え出しちゃったりして、いろいろ複雑。
もろちん背景ではナチス対連合軍の戦争(サイバー戦含む)が激化!
もう面白いでしょ?マジで良く出来てんだよ!(今のところ)
当たり前ですがSFの常として、「現在の社会」の鏡になってます。コワイ!
読みやすいので普段SF読まない方にもおすすめ。あ、でも高校生以下にはあんまりかな?男の方の復讐と性癖がほれ…ああそういうこと、なので
ヤキモノ本はこれ
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