2018年8月8日水曜日

細かい話とか細かい話とか

物理的に細かいのはこれ、大雑把に2mm×3.5mm×0.5mm、みたいな感じ
アルミナで、基盤に使うような薄板から切り出してます。

と、このように、私の写真の腕では何枚撮ってもシャープさが伝わらない。無念
 
次は細かい気づかいをし忘れると台無しだよっってかんじで・・・
 
それなりの数作って予備にも余裕があったもので気が緩んでたというか…
この二本だけ「まあいいか」って感じで焼成までの一時保管中に扱いがややおろそかだったんですよね。窯詰も最後で「まあいいや」って感じで・・・罰は当たる!
 いろいろ忙しかったり気が狂うほどクソ暑かったり「ミッションインポッシブル フォールアウト」なんか見ちゃった直後だと気分が上ずったりテキトーになりがち。
 こいつらの行先はもう、一般陶磁器用の炉材ですな。棚に釉薬ひっついちゃうかもな~って時の下駄とか。うちの座布団とかトチはそんなんばっかりだけど。

 それと俺以外のヤキモノ屋さんが何人使ってるかわかりませんけど「腰袋」
 大工さんとかが鉛筆だの玄能だのコンベックスだのよく使う道具入れてるケツにぶら下げてるアレ。自分も仕事によっては使うんですが、いつだか「アメリカの大工の腰袋はお腹側に来る」という話をどっかの誰かに聞いたことがあってウソくせーと、邪魔だろと。
 自分には他人に内緒にしてる趣味の一つに映画鑑賞があるんですが、工事現場のシーンなんていくらでもあるはずなのに、その話自体を忘れてて気にしたことなかったんですよね。
 
つい最近WOWOW観てたら、そんな与太話を突然思い出すような「おお!」というシーンがありました。
やっぱりケツ側じゃねーか!
字幕の「開けちまった」ってのは、休憩のためにビール持ってきたよ。もう栓開いてるから飲もうぜ!って意味で・・・仕事中にビール?ってのはべつに「アメリカ人だから」じゃなくて、右の大工さんが妻子を亡くしてしまって落ち込んでる、仕事して気を紛らわそうとしてるってのを気使ってくれてるんですよ。












  落ち込んでる大工さんは・・・
アーノルドさんでした(作品名は「アフターマス」意外と良いよ!)
と、いうわけで、少なくともシュワルツェネッガーは腰袋後ろが正解です。細かいうえに心底どうでもいい話ですみませんねえ。

 細かい話をしようと思えば細かくて細かくてまとめらんないよ!という解答になりそうな問題が、おなじみのイノウエセイジさんから出ています。

「今日は陶芸教室の日だわ、うふっ」なんつって部屋入ったらテストだってよテスト!弱ったなオイ!

 設問は、どの問題も「こんな場合は?」「こうとも言えるんじゃないか?」「どこから話し始めましょうか?」みたいな問題ばっかりで面白い!どうやって回答してやろうか!と出される側も緊張しつつ楽しいうえに自分の頭の中整理できていいですよね。俺もかなり考えちゃいました。求められた答えじゃないけど正しい答えとか、間違ってないけどそうじゃねえだろとか。そういう答えも出したいところだよね。
 自分ももう少し笑いが取れそうなら回答を書き連ねたいところですが…

 たぶん明らかな間違いを正すのはもちろんですが、個々人の知識、捉え方、考え方、スタンス等々その向きや深さのバランスなんかを見極めて生徒のみなさん各々にものすごく適切な指導に役立てるハラと見た!
 表っ面なぞっただけで突っ込み足らずのつまんない模範解答よりは少々危なっかしくても細かいところまでグサグサ行きたいですよね。
 多分先生もそう思ってるんじゃないのかな?
 受講生の皆さん!一本取るチャンスだぜ!
 



2 件のコメント:

  1. あちゃー!いつもありがとうございます。
    ワザと言いつつ私がかなりザックリしてますからねぇ。
    でも本当に受講生の理解度がわかりますよ!

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    1. それにやっぱ、講師先生やるんだったらテストぐらい出したいっすよね(笑
      喰らえ!つって

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