2018年10月31日水曜日
アルミナ 蓋付きのるつぼ
ちょっとネタはあるんでちょこちょこと書き溜めてるんですが、粘土物の実作業する暇がないので写真も撮れずというわけで、しばらくは「今週出来た製品の写真」がだらだらと続くだけになると思いますが、「それが本当!」ということでご了承ください。(ってなにいってんだか)
何とか時間作ったと思ったら「イコライザー2」なんか観にいってるからじゃね?
今回もデンゼルワシントン扮する《マッコールさん》は《マッコールさん》だし、映画もよくできてて面白かったんですけど個人的にはやっぱり前作のが好きかな。クライマックスはちょっとイーストウッドで一番好きな「ペイルライダー」を思い出してアガった!
「イコライザー3」は別に大ごとじゃなくていいからオムニバス形式で5話分ぐらい見たい。一話当たり平均5人として25人も法でさばけぬクソ野郎をスカッとブッ殺してくれれば大満足です
あ、思い出したんで追記しますが予告観てる最中にすぐ前の列の上品な感じの老夫婦の奥さんの方の電話が鳴って「ごめんなさい、今映画館でもうすぐ始まるから」「・・・・うんうん」「え、旦那についてきただけでタイトルも何も知らないのよぉ~・・・うんうん、じゃ、また」と電源を切りました。
あのおばさんの感想が聞きたいよ!旦那さんは手叩いて喜んでたんですけど(笑
2018年10月29日月曜日
2018年10月26日金曜日
2018年10月23日火曜日
かわいそうな材質
ダークグレーで艶がきれいですね。
ただ、いつも見た人に「塩ビ?」なんて聞かれちゃいます。
パッと見VU管のキャップに見えちゃうもんなあ~
どうも安っぽく見えがちで気の毒。
値段は百倍以上しますけどね。
ちょっとノワール感漂う感じ(意味不明)
パッと見VU管のキャップに見えちゃうもんなあ~
どうも安っぽく見えがちで気の毒。
値段は百倍以上しますけどね。
2018年10月22日月曜日
ジルコニアのミニチュアタイル
ミニチュアタイルってもそんなのがあるわけじゃなくて言ってみただけ。
小さい角板です
なにやら頭よさそうに見える文字の近くに載せてみました。よく見たらただのSF小説の文庫本じゃねえかってのは無しで。
こーんな感じ
俺の万物理論によると柿の種をヨーグルト(プレーン)で和えると激ウマです。
いままで共感してくれた人はたったの一人。
和えた写真は自主規制しました
2018年10月18日木曜日
マグネシアるつぼ 多孔質
ご存知!「魔性のキツネ色」(誰が言ってんだよ)
高温系多孔質であれば、アルミナとマグネシアが二大巨頭(だと勝手に思ってます)、
高温系多孔質であれば、アルミナとマグネシアが二大巨頭(だと勝手に思ってます)、
今日、通りかかったついでにCDも扱う古本屋さんにプラッと寄ったんですが(AKA油売ってただけ)、レジにごく普通の賢そうな大学生といった感じの若者がいてCD売ってたんですよ。
何の気なしにとか言いつつ気になってチラッと見ると、全部ワイルドスピードシリーズのサントラで計8枚!シリーズ全作品分じゃねえか!
今、このタイミングでワイルドスピードシリーズと彼が決裂した理由はなんなんだ!気になる!
サントラ全部(3もですよ!)集めるほど好きだったワイルドスピード。スカイミッションのラストシーンの時、後ろの席でボロボロ泣いてた若者が彼だったのかもしれない(これはマジ、俺も泣いたけど)!中古車屋のスープラの前で憧れのまなざしで立っていたあの若者が彼だったのかもしれない(今は少しウソつきました)
なんで!?なんで!?
気になって気になって笑いが止まりません。仕事が手に付きません。
面白い理由を思いついた方は教えてください。創作で構いません。
俺は4だか5だか忘れましたけど、ガル・ガドットさん(今やワンダーウーマン!)が結構あっさりした描写でぽろっと死んだときに激怒したり、ポール・ウォーカーが本当に交通事故で亡くなったりした時にブライアンのいないワイルドスピードなんかもう見ない!!となったりしそうになったんですが、敵も味方もハゲマッチョだらけになった今でも結局全部見てます。
2018年10月17日水曜日
磁器陶器問題をオタクが斬る! 闇ヤキモノ教習(仮
この闇ヤキモノ教習(仮)シリーズでは実際作陶するうえでそこまで問題にはならないような細かい用語の認識程度のことをいちいち揚げ足取ってるわけですが、もちろん理由があって、それは俺が純粋に、
「よりオタクっちい話題を垂れ流したい!」
もっとすすめて
「オタクが増えればオタクっちい会話がもっとできるのに!」
ということです。一人で引きこもって仕事してるんで普段はラジオと話してるんですよ。
ここでは、ハマり具合で、
一般人=ヤキモノ趣味無し
愛好家
オタク
哲人=ガンダルフ級
と仮に分けておきます。今回の場合技術レベルとは無関係です。
だってどんな趣味でもそっちのが楽しいでしょ。上の子が中学から卓球部に入ったんですが早くも粘着ラバーがどうのカーボンラケットがどうの何とか回転サーブとかはじまってますよ。んな俺に言ってもしょうもないはずな話題を卓球だけに丁寧に。俺だって今月の映画秘宝に載ってた「舐めてた相手はじつは殺人マシンでした映画」について話したいよ!
俺はヤキモノ人なのでヤキモノについてもそうです。5千円かと舐めてたお皿実は5万円でした!とか。違う!
よく聞くその説明、ちゃんと考えたらそうとは言えなくね?とか、特に気にせずにさらっと流してたけど考えたらよくよく難しいな!みたいなことが増えるはずなんですよ。
というわけで今回のタイトルをあらためてご覧ください。
昨日の展示会中にちょっとこの話題になったんですよね。相手は研究者ではなくてまあありていに言えばヤキモノ弱者。「ヤキモノ弱者かと舐めてたそのオジサン、実はセラミックス協会の重鎮でした!」というのは10年前に身に起こった事実ですが(先生、すみませんでした)今回は違います。仲間内の一般人。
石の粉から作る、土から作る、温度の高低、弾いてチンチンといった例のやつです。もちろんクールな俺は「まあそう言われることが多いかな。詳しく話し出すと長くなるぜ!」と流したんで話は終わったんですが、心の中では「いまだ世の中そんな認識なのだなあ(しかしここで説明が必要とも思えない)」というのと「スッキリこの場で非ヤキモノ人に説明できるとも思えない」というモヤモヤが…
この「(もろもろひっくるめて)石土説明(と仮に名づけます)」どのぐらいの流布度なのか、と、今いじくってるこの機械で調べてみました。グーグル。
結果「ス・ゴ・イ・量」
わざわざHPなりブログなりに発表するレベルの方は、ほぼほぼこの認識みたいです。先にこの「石土説明」は陶器と磁器の本質的な差を説明してはいない!ということをよく考えた人には分かるんですが、そこまでじゃない人にはなんとなくわかるよくできた気がする説明だと万歩ゆずって認めてはおきます。
そして恐ろしいことに本職=原料屋さんや作陶する側、製陶所=ここでいうオタクからの発信は限りなく少ない。食器屋さん系はほぼ例外なく「石土説明」。なぜか考えてみました。
この陶器磁器問題、先のグループ分けに従えば
一般人 言われなきゃ特に気にしてない、興味ない
愛好家 作り方にも詳しいだけに「石土説明」に納得しちゃう。よく聞くし説明しやすいし。
オタク(本職も) いろいろ考えすぎて整理出来ず発言できない
哲人 さすがガンダルフ、一周回って興味ない(分類する意味も特にないし)
という感じではないかと。
こんなの説明するなんてやってらんねーよ!となるのはよくわかります。いいんじゃねえの?普通の人は「石土説明」でわかった気になってりゃ~。だよね~。
否!こーんなどっから説明したもんかなメンドクサ物件の本質を説明しようと責任もって切り込むようなおっちょこちょい勇者がYOUTUBEに一人いました!!
「陶器と磁器の違い」なんて感じで検索しても実質なんと三つしか出てこない解説動画の内、唯一「石土説明」を大幅に飛び越えてます!これ凄くない?たったひとつなんですよ。これだけヤキモノ動画とやらがあふれてるのに。
そりゃそうですよ、陶器も磁器も炻器もそのほか器も、実は学術的定義なんてないようなもんで、各業界慣用的にいくつかになんとなく分けられてるのが多分実情。そりゃ粘土屋さんの親方=ガンダルフも一周回って「テキトーだよ」って言いますよ。
境目や場合場合を考えれば考えるほど微妙になってきます。その証拠に用語辞典に項目がほぼありません。あっても「一般的に、主に、~なことが多い」なんて感じなんです。もちろん石土理論的なボンヤリした記述はまあないですけどね。よくよく考えれば「この製品の名前とか種類」を便宜的につけられる、以外では分類する意味すらないということに気付くと思います
「石土説明」が間違ってるか、というと部分的にはもちろん正しい。その骨董オヤジの持ってる茶碗だの皿高だのに限ればそれでいいだろうし、例えば、ある製陶所内での分け方を便宜的に説明すればそういえるはず(その製陶所の人は上でいうオタク状態なはず)。ユークリッド幾何学の範囲内でなら正しいが…とか、一般相対性理論と特殊相対性理論(以下略)…みたいな?すいませんわかってないのに言ってみました。
本当は俺個人は天動説と地動説だと思ってるけどこないだの今日なんでそういうディスはやめておきます
分類する意味も特にないといいましたが、実際、磁器が好き陶器が好きとか言ったところで厳密に気にしてないでしょ?光が透けててステキ、とか、持った感じがやわらかあったかーいとか、冷たい感じの白が、とかそんな感じじゃん。俺だってそんな程度だよ。7割以上見た目だし。
ファインの場合だって、常用可能温度帯、透過性(吸水性とかいろいろ)があっては困る(あった方がいい)とか、気孔率はこのぐらいが望ましいとか、熱間での内容物との反応性とかがそれぞれ大事なのであって、そんな陶器か磁器かみたいな言い分け方されたこと一回もないです。結果的に緻密(いってみれば磁器)か多孔(だからこの場合陶器)かみたいにはなるんですけどね。
たとえば組織自体は緻密で吸水性ゼロだがブツとしてみればスポンジ状みたいなのあるしね。どっちなんだよ陶器?磁器?俺の判断では磁器!
イノウエさんの動画にも答えは出てますが、俺もおっちょこちょい勇者の仲間入りをしたい。というわけで、オタクを自認したもののみに許される一方的な暴論で締めくくります。陶器と磁器の二つに分けるとしてならば…
1、判断する必要はない
2、どうしても決めたければ素地組織の焼結度合いの粗密で決める
完全な多結晶焼結体、あるいは部分的に非晶質の結合部をもつ多結晶焼結体で、素地組織の吸水率がほぼゼロなら磁器。全部非晶質ならそれはもうガラス。
3、そうでないなら陶器!(と適当になんとなく決めてよい)
4、いろいろ考えてるうちに見ただけでとりあえず判断できるようになるし、あまり意味を感じなくなる。
で、どうでしょうか?異論は当然認めます!というか何か違う気もする(笑
吸水率の簡単な判断方法
1、以下のものを用意します。
A、ガラスのコップもしくは滑らかな透明光沢釉のかかったなにか
B、石膏型、素焼き素地、棚板、つく棒のうちいくつか
C、陶器だと思ってる食器をよく乾燥させたもの
2、Aを舐める。舌先を付ければよい。
その滑らかな感触を味わう
3、Bを舐める。吸い付くのでびっくりする
4、Cの素地剥き出し部分に舌先を付ける
AとBどっちにどのぐらい近かったですか?
5、いろんなモンに舌先を押し付けたくなる。
俺の修行してたところはみんなこれやってました。
「ヤベ!これ吸水率あるぞ!締め足りねえ!」みたいな~
大体何%か当てる奴いるし
ちょっとだけ感じる!とかだんだんわかるようになりますよ!ただザラザラしてるだけのと吸い付くのの違いが分かればもうあなたはオタクです!!売り物にベロチョンしたくなる衝動を抑える努力をするようになれば俺の同類!気をつけろ!
どっかの窯元や作家の個展やブースに行ってこんなことしだしたら「なめてたあの客、実はとんでもねえマニアもしくは作陶マシン!」と恐れられること請け合いですが…
PS/ユーチューブもグーグル検索ももっともっと先の方まで見れば窯業試験場とかの公的研究機関等の説明ページもあるのかもしれないけど、そこまで調べてはいません。普通そこまで調べないよね。だってみんな「石土説明」ばっかりだからそうなんだと思っちゃうじゃん。
「よりオタクっちい話題を垂れ流したい!」
もっとすすめて
「オタクが増えればオタクっちい会話がもっとできるのに!」
ということです。一人で引きこもって仕事してるんで普段はラジオと話してるんですよ。
ここでは、ハマり具合で、
一般人=ヤキモノ趣味無し
愛好家
オタク
哲人=ガンダルフ級
と仮に分けておきます。今回の場合技術レベルとは無関係です。
だってどんな趣味でもそっちのが楽しいでしょ。上の子が中学から卓球部に入ったんですが早くも粘着ラバーがどうのカーボンラケットがどうの何とか回転サーブとかはじまってますよ。んな俺に言ってもしょうもないはずな話題を卓球だけに丁寧に。俺だって今月の映画秘宝に載ってた「舐めてた相手はじつは殺人マシンでした映画」について話したいよ!
俺はヤキモノ人なのでヤキモノについてもそうです。5千円かと舐めてたお皿実は5万円でした!とか。違う!
よく聞くその説明、ちゃんと考えたらそうとは言えなくね?とか、特に気にせずにさらっと流してたけど考えたらよくよく難しいな!みたいなことが増えるはずなんですよ。
というわけで今回のタイトルをあらためてご覧ください。
昨日の展示会中にちょっとこの話題になったんですよね。相手は研究者ではなくてまあありていに言えばヤキモノ弱者。「ヤキモノ弱者かと舐めてたそのオジサン、実はセラミックス協会の重鎮でした!」というのは10年前に身に起こった事実ですが(先生、すみませんでした)今回は違います。仲間内の一般人。
石の粉から作る、土から作る、温度の高低、弾いてチンチンといった例のやつです。もちろんクールな俺は「まあそう言われることが多いかな。詳しく話し出すと長くなるぜ!」と流したんで話は終わったんですが、心の中では「いまだ世の中そんな認識なのだなあ(しかしここで説明が必要とも思えない)」というのと「スッキリこの場で非ヤキモノ人に説明できるとも思えない」というモヤモヤが…
この「(もろもろひっくるめて)石土説明(と仮に名づけます)」どのぐらいの流布度なのか、と、今いじくってるこの機械で調べてみました。グーグル。
結果「ス・ゴ・イ・量」
わざわざHPなりブログなりに発表するレベルの方は、ほぼほぼこの認識みたいです。先にこの「石土説明」は陶器と磁器の本質的な差を説明してはいない!ということをよく考えた人には分かるんですが、そこまでじゃない人にはなんとなくわかるよくできた気がする説明だと万歩ゆずって認めてはおきます。
そして恐ろしいことに本職=原料屋さんや作陶する側、製陶所=ここでいうオタクからの発信は限りなく少ない。食器屋さん系はほぼ例外なく「石土説明」。なぜか考えてみました。
この陶器磁器問題、先のグループ分けに従えば
一般人 言われなきゃ特に気にしてない、興味ない
愛好家 作り方にも詳しいだけに「石土説明」に納得しちゃう。よく聞くし説明しやすいし。
オタク(本職も) いろいろ考えすぎて整理出来ず発言できない
哲人 さすがガンダルフ、一周回って興味ない(分類する意味も特にないし)
という感じではないかと。
こんなの説明するなんてやってらんねーよ!となるのはよくわかります。いいんじゃねえの?普通の人は「石土説明」でわかった気になってりゃ~。だよね~。
否!こーんなどっから説明したもんかなメンドクサ物件の本質を説明しようと責任もって切り込むような
必ず二回以上繰り返して見てください。
さすが「オレたちの先生」。(セイジだけに)心底セイジツに解説しようと試みて、話は逐一本質的だったり興味深い話だったりの素晴らしい内容ながら、オタク=本職ゆえに苦心惨憺で、グリーンディスティニーのチャン・ツィーみたいになかなか着地点の見えないワイヤーアクションになってます。褒めてますよ!褒めついでに付け加えるとこの動画内では「釉も土も本質的には同じもの」ということまで説明してくれています。「陶器と磁器の違い」なんて感じで検索しても実質なんと三つしか出てこない解説動画の内、唯一「石土説明」を大幅に飛び越えてます!これ凄くない?たったひとつなんですよ。これだけヤキモノ動画とやらがあふれてるのに。
そりゃそうですよ、陶器も磁器も炻器もそのほか器も、実は学術的定義なんてないようなもんで、各業界慣用的にいくつかになんとなく分けられてるのが多分実情。そりゃ粘土屋さんの親方=ガンダルフも一周回って「テキトーだよ」って言いますよ。
境目や場合場合を考えれば考えるほど微妙になってきます。その証拠に用語辞典に項目がほぼありません。あっても「一般的に、主に、~なことが多い」なんて感じなんです。もちろん石土理論的なボンヤリした記述はまあないですけどね。よくよく考えれば「この製品の名前とか種類」を便宜的につけられる、以外では分類する意味すらないということに気付くと思います
「石土説明」が間違ってるか、というと部分的にはもちろん正しい。その骨董オヤジの持ってる茶碗だの皿高だのに限ればそれでいいだろうし、例えば、ある製陶所内での分け方を便宜的に説明すればそういえるはず(その製陶所の人は上でいうオタク状態なはず)。ユークリッド幾何学の範囲内でなら正しいが…とか、一般相対性理論と特殊相対性理論(以下略)…みたいな?すいませんわかってないのに言ってみました。
本当は俺個人は天動説と地動説だと思ってるけどこないだの今日なんでそういうディスはやめておきます
分類する意味も特にないといいましたが、実際、磁器が好き陶器が好きとか言ったところで厳密に気にしてないでしょ?光が透けててステキ、とか、持った感じがやわらかあったかーいとか、冷たい感じの白が、とかそんな感じじゃん。俺だってそんな程度だよ。7割以上見た目だし。
ファインの場合だって、常用可能温度帯、透過性(吸水性とかいろいろ)があっては困る(あった方がいい)とか、気孔率はこのぐらいが望ましいとか、熱間での内容物との反応性とかがそれぞれ大事なのであって、そんな陶器か磁器かみたいな言い分け方されたこと一回もないです。結果的に緻密(いってみれば磁器)か多孔(だからこの場合陶器)かみたいにはなるんですけどね。
たとえば組織自体は緻密で吸水性ゼロだがブツとしてみればスポンジ状みたいなのあるしね。どっちなんだよ陶器?磁器?俺の判断では磁器!
イノウエさんの動画にも答えは出てますが、俺も
1、判断する必要はない
2、どうしても決めたければ素地組織の焼結度合いの粗密で決める
完全な多結晶焼結体、あるいは部分的に非晶質の結合部をもつ多結晶焼結体で、素地組織の吸水率がほぼゼロなら磁器。全部非晶質ならそれはもうガラス。
3、そうでないなら陶器!(と適当になんとなく決めてよい)
4、いろいろ考えてるうちに見ただけでとりあえず判断できるようになるし、あまり意味を感じなくなる。
で、どうでしょうか?異論は当然認めます!というか何か違う気もする(笑
吸水率の簡単な判断方法
1、以下のものを用意します。
A、ガラスのコップもしくは滑らかな透明光沢釉のかかったなにか
B、石膏型、素焼き素地、棚板、つく棒のうちいくつか
C、陶器だと思ってる食器をよく乾燥させたもの
2、Aを舐める。舌先を付ければよい。
その滑らかな感触を味わう
3、Bを舐める。吸い付くのでびっくりする
4、Cの素地剥き出し部分に舌先を付ける
AとBどっちにどのぐらい近かったですか?
5、いろんなモンに舌先を押し付けたくなる。
俺の修行してたところはみんなこれやってました。
「ヤベ!これ吸水率あるぞ!締め足りねえ!」みたいな~
大体何%か当てる奴いるし
ちょっとだけ感じる!とかだんだんわかるようになりますよ!ただザラザラしてるだけのと吸い付くのの違いが分かればもうあなたはオタクです!!売り物にベロチョンしたくなる衝動を抑える努力をするようになれば俺の同類!気をつけろ!
どっかの窯元や作家の個展やブースに行ってこんなことしだしたら「なめてたあの客、実はとんでもねえマニアもしくは作陶マシン!」と恐れられること請け合いですが…
PS/ユーチューブもグーグル検索ももっともっと先の方まで見れば窯業試験場とかの公的研究機関等の説明ページもあるのかもしれないけど、そこまで調べてはいません。普通そこまで調べないよね。だってみんな「石土説明」ばっかりだからそうなんだと思っちゃうじゃん。
2018年10月16日火曜日
MOT's展示会 産業技術総合研究所
きょうは秋のAIST展示会でした
来月の国立環境研究所の展示会が今年は最後のMOT'sの活動。(除く忘年会)
来月の国立環境研究所の展示会が今年は最後のMOT'sの活動。(除く忘年会)
このヒーター乾燥炉とかに上手く転用できないかなあ、と長らく思案中
ちゃっかり仕事してるやつもいるな!
2018年10月15日月曜日
安全性問題シリーズ マイレーティングってどうよ?
しつこく安全性シリーズですが、ついに買う側使う側の問題にもソロリと踏み込みたいと思います。
有害有毒な何かが溶けて染み出してるので使うのは(程度は知らないけど)不健康なのではないか?系のことです。
このなかなかにアンタッチャブル視される問題に専門家や同業者の冷ややかな視線を覚悟で体当たり!(体当たりっつても俺の濡れ場もヌードもありません。簡単な意見陳述です)
県の工業技術センターや産地にしかないかもしれないですがより専門的な窯業試験場等で有料で試験はできます。「食品衛生法に基づく溶出試験(鉛とカドミウム)」だけでなく蛍光X線とか原子吸光分光での定性定量分析もそんなに高く無い値段(高くても5千円ぐらいだと思う。場所によります)でできます。これは安いよ!民間じゃ話にならない値段だと思う。それに、ああいうところの職員の方は親切に対応してくれますし、茨城の場合でいうと検査官専任じゃなくてその正体は窯業指導所の先生もやってるロクロとか釉薬の達人だったりして二度びっくりみたいな。釉薬試験やったこと実はないんですけど今度話のタネに試験してこようかな。
ただ問題があって、結局は試験片の結果であって製品すべてではない。知り合いの研究者の方も言ってましたが釉薬なんて毎回毎回全部調べねえと多分本当はわかんないよ!とのこと。研究者的ミクロな目で見れば常に完全なバランスの均一な釉薬なんて無理だろうし、ちょっとした何かの酸化物のあるなしで簡単にバランスは崩れて鉛が溶出、なんてことは普通だそうです。(危なっかしい記述だったので追記:普通に作家モノやウツワ屋に並んでる器がちょいちょいそうだってことではないですよ。その研究者の方は別に釉薬の専門家ではないです、が、鉛酸化物を含む化合物や固溶体にはある話なので釉薬内でも一緒であろう、という意味です。安全に対する設定ラインによっては低温釉薬はとくに難しいかもね。神経質なら信頼できるメーカー製をいじくらないで使うことをお勧めします。)
わんさと作った全数検査してたら金はなくなるわ、売り物はなくなるわで何やったかわかんない、なんてことになります。
食品衛生法なんてたしか鉛とカドミウムの検査だけなのかな? ま、とにかく現行いろいろ不十分だったり不備があるとも言えますよね。だから騒ぐ人は騒ぐ。
やったことない俺が自分のこと棚に上げて言うのもなんですが、「検査はやったほうがイイに決まっている。が、すべてではないし、いろいろ現実もある」
実は今現在は規制なんてないに等しいともいえるわけです。だがこれはヤキモノを作る側から見ればうれしいことで、すなわち使える手筋が多い!ってことでもありますよね。
仮に法規制などでがんじがらめになればコレとコレをこう言う風にしか使っちゃいけません!なんてことにも為りかねず、そうなれば個性だのオリジナリティだの表現の幅だのの範囲がどうしても狭まってしまい、ありていに言えばつまらなくなっちゃうよね。自分で自分を規制するのはやりたいようにやればいいけど、放射性原料やとんでもない猛毒ならともかく他人、特に国だの法律だのから言われて強制されてるようじゃあディストピアですよ!(やきものディストピア問題に関してはそのうちシリーズ化する予定!)
幸いまだそうなってはいないわけで、今現在自分で手に入れられる材料でなら俺の好きなように作りたい!
とはいえ危険や危険の可能性を知りながら無言野放しなのは無責任。
これを解決する「たったひとつ(かどうか知らんけど)の冴えたやりかた」は、もう
自分から悪びれず正直に発表する
ということだと思います。
たとえば、
「釉薬に酸化銅と二珪酸鉛を使った低火度釉薬です。鉛成分の溶出の恐れがあり食器として使用する際には十分ご注意ください、あるいは用いないでください」
もっと言えば
「黒いキラキラした釉薬部分は見せ場ですが、二酸化マンガンが50%調合されています。(食器として、以下略)」
とか、
「この織部釉には酸化銅(コバルトでもトリカブトでもなんでもいい)が約5%調合されています。食器としての使用にさしつかえないように万全を期して製作し、後処理も十分に行っていますが、気になる方はご使用をお控えください」
でもいい。
堂々と内容まで宣言して堂々と売ったりあげたりすればいいと思います。食器屋が置いてくれないとか、買う人は減るかもしれませんが、実際そういう風に説明してくれたりPOPを立ててわかるようにしたりしてる作家の方もチラホラ見かけますよ。誠実な態度だと思います。
まあ判断を使う側に預けたずるいやりかたともいえますけど、やりたい製作ができるし、告知もきちんとする。これが現状維持するためのベストではないでしょうか?
彼ら彼女らの行為は、俺がたまーにネタとして言ってる「予防線の時代」だからですよ!というわけではなく、それが当然!という気持ちから出てるんだと思います。
俺も直接説明はしてましたが、それだけじゃあまだ不足だと思いましたよ。若い賢そうな人に多いけど君らはエライ!
注意喚起の文章をいちいち附すのが一番だとは思いますが、基準や境目をある程度決めて映画のレーティングみたいな感じでもいいと思います。
R18+ 18歳以上のみ!
R15+ 15歳以上のみ!
みたいなやつです。PG12とか13とかあるでしょ?
全年齢で楽しく視聴可!は「G」ですね
意外にも007はシリーズ全部Gです。人を殺しては不謹慎なジョークを投げつけたり、あんなにあっちでイチャイチャこっちでイチャイチャ、それもほぼ出会った次の瞬間ですよ。フケツだわ!!(人体欠損描写とか血がドバドバとかオッパイもろだしとかはないけれどもさあ・・・映倫グッジョブ!)
自分なりの基準を決めて、鉛系化合物を使ってたらレベルいくつ、銅やコバルトはレベルいくつみたいなのでもいいし、「食器に使わないで下さい」と「ご注意ください」、「絶対ダメ」とかでもいいと思います。
もちろん「有害な溶出物が懸念される材料は使用しておりませんので安心して梅干だろうが入れっぱなしにしてください」も(ほんとかどうかは知らんけど)大アリ!
オリジナルの髑髏マークの窯印やアラートのサインでも入れとけばワンピースの海賊団それぞれの旗みたいで識別もできてカッコいいかも。
俺も今現在どういう基準で分けるか3パターンぐらい、仮に「大丈夫」「注意(判断を使用者にゆだねる?)」「やめてください」で、その理由?や成分を簡単に記したもの(使用原料中の重金属酸化物等)を付けるべきかなーと整え中です。
俺みたいな規制アレルギー患者にしてみれば、製作者個々人のルールがそれぞれあったほうがいいし、その決め方や基準自体がほかの人にも勉強になったり参考になると思いますよ。できれば聞かれたら何使ってるか秘密にしないで言っちゃってもいいよね。細かい調合まで言うこともないし、たとえマネしても同じにならないしね。どうせ買ってきた土と買ってきた釉薬でも同じようにはなかなかいかないんだから。
多分、なにもわからないより「こいつは信用できる」とは思われると思います。
これは、めんどくさいしいいかっこしいの話かもしれないですけど、要はね
コンドーさん理論に近い。と思ってます(そんな理論はない)
ある程度の年になると親や周りの大人から「ヒニンはしとけよヒニンは」といわれたと思います。
責任感あるふりをして結構無責任に振る舞える
自己の自由と快楽を得る、が、最低最悪かもしれない被害を他人にかける危険を下げる。わけです
コンドーさんのあるなしと違って、ヤキモノの場合は快感に差が出ませんからね。
こんな意見はどうでしょう?
で、なんで馬の骨の海賊ヤキモノ屋ごときがこんなエラそうに厚かましいことを言ってるかというと、多少将来に対して危機感があるからなんですよね。
それについてはまたそのうちやきものディストピアとして書きます。
安全性シリーズは補足補足と(細く細くと掛かってる)書き続けますよ。
有害有毒な何かが溶けて染み出してるので使うのは(程度は知らないけど)不健康なのではないか?系のことです。
このなかなかにアンタッチャブル視される問題に専門家や同業者の冷ややかな視線を覚悟で体当たり!(体当たりっつても俺の濡れ場もヌードもありません。簡単な意見陳述です)
県の工業技術センターや産地にしかないかもしれないですがより専門的な窯業試験場等で有料で試験はできます。「食品衛生法に基づく溶出試験(鉛とカドミウム)」だけでなく蛍光X線とか原子吸光分光での定性定量分析もそんなに高く無い値段(高くても5千円ぐらいだと思う。場所によります)でできます。これは安いよ!民間じゃ話にならない値段だと思う。それに、ああいうところの職員の方は親切に対応してくれますし、茨城の場合でいうと検査官専任じゃなくてその正体は窯業指導所の先生もやってるロクロとか釉薬の達人だったりして二度びっくりみたいな。釉薬試験やったこと実はないんですけど今度話のタネに試験してこようかな。
ただ問題があって、結局は試験片の結果であって製品すべてではない。知り合いの研究者の方も言ってましたが釉薬なんて毎回毎回全部調べねえと多分本当はわかんないよ!とのこと。研究者的ミクロな目で見れば常に完全なバランスの均一な釉薬なんて無理だろうし、ちょっとした何かの酸化物のあるなしで簡単にバランスは崩れて鉛が溶出、なんてことは普通だそうです。(危なっかしい記述だったので追記:普通に作家モノやウツワ屋に並んでる器がちょいちょいそうだってことではないですよ。その研究者の方は別に釉薬の専門家ではないです、が、鉛酸化物を含む化合物や固溶体にはある話なので釉薬内でも一緒であろう、という意味です。安全に対する設定ラインによっては低温釉薬はとくに難しいかもね。神経質なら信頼できるメーカー製をいじくらないで使うことをお勧めします。)
わんさと作った全数検査してたら金はなくなるわ、売り物はなくなるわで何やったかわかんない、なんてことになります。
食品衛生法なんてたしか鉛とカドミウムの検査だけなのかな? ま、とにかく現行いろいろ不十分だったり不備があるとも言えますよね。だから騒ぐ人は騒ぐ。
やったことない俺が自分のこと棚に上げて言うのもなんですが、「検査はやったほうがイイに決まっている。が、すべてではないし、いろいろ現実もある」
実は今現在は規制なんてないに等しいともいえるわけです。だがこれはヤキモノを作る側から見ればうれしいことで、すなわち使える手筋が多い!ってことでもありますよね。
仮に法規制などでがんじがらめになればコレとコレをこう言う風にしか使っちゃいけません!なんてことにも為りかねず、そうなれば個性だのオリジナリティだの表現の幅だのの範囲がどうしても狭まってしまい、ありていに言えばつまらなくなっちゃうよね。自分で自分を規制するのはやりたいようにやればいいけど、放射性原料やとんでもない猛毒ならともかく他人、特に国だの法律だのから言われて強制されてるようじゃあディストピアですよ!(やきものディストピア問題に関してはそのうちシリーズ化する予定!)
幸いまだそうなってはいないわけで、今現在自分で手に入れられる材料でなら俺の好きなように作りたい!
とはいえ危険や危険の可能性を知りながら無言野放しなのは無責任。
これを解決する「たったひとつ(かどうか知らんけど)の冴えたやりかた」は、もう
自分から悪びれず正直に発表する
ということだと思います。
たとえば、
「釉薬に酸化銅と二珪酸鉛を使った低火度釉薬です。鉛成分の溶出の恐れがあり食器として使用する際には十分ご注意ください、あるいは用いないでください」
もっと言えば
「黒いキラキラした釉薬部分は見せ場ですが、二酸化マンガンが50%調合されています。(食器として、以下略)」
とか、
「この織部釉には酸化銅(コバルトでもトリカブトでもなんでもいい)が約5%調合されています。食器としての使用にさしつかえないように万全を期して製作し、後処理も十分に行っていますが、気になる方はご使用をお控えください」
でもいい。
堂々と内容まで宣言して堂々と売ったりあげたりすればいいと思います。食器屋が置いてくれないとか、買う人は減るかもしれませんが、実際そういう風に説明してくれたりPOPを立ててわかるようにしたりしてる作家の方もチラホラ見かけますよ。誠実な態度だと思います。
まあ判断を使う側に預けたずるいやりかたともいえますけど、やりたい製作ができるし、告知もきちんとする。これが現状維持するためのベストではないでしょうか?
彼ら彼女らの行為は、俺がたまーにネタとして言ってる「予防線の時代」だからですよ!というわけではなく、それが当然!という気持ちから出てるんだと思います。
俺も直接説明はしてましたが、それだけじゃあまだ不足だと思いましたよ。若い賢そうな人に多いけど君らはエライ!
注意喚起の文章をいちいち附すのが一番だとは思いますが、基準や境目をある程度決めて映画のレーティングみたいな感じでもいいと思います。
R18+ 18歳以上のみ!
R15+ 15歳以上のみ!
みたいなやつです。PG12とか13とかあるでしょ?
全年齢で楽しく視聴可!は「G」ですね
意外にも007はシリーズ全部Gです。人を殺しては不謹慎なジョークを投げつけたり、あんなにあっちでイチャイチャこっちでイチャイチャ、それもほぼ出会った次の瞬間ですよ。フケツだわ!!(人体欠損描写とか血がドバドバとかオッパイもろだしとかはないけれどもさあ・・・映倫グッジョブ!)
自分なりの基準を決めて、鉛系化合物を使ってたらレベルいくつ、銅やコバルトはレベルいくつみたいなのでもいいし、「食器に使わないで下さい」と「ご注意ください」、「絶対ダメ」とかでもいいと思います。
もちろん「有害な溶出物が懸念される材料は使用しておりませんので安心して梅干だろうが入れっぱなしにしてください」も(ほんとかどうかは知らんけど)大アリ!
オリジナルの髑髏マークの窯印やアラートのサインでも入れとけばワンピースの海賊団それぞれの旗みたいで識別もできてカッコいいかも。
俺も今現在どういう基準で分けるか3パターンぐらい、仮に「大丈夫」「注意(判断を使用者にゆだねる?)」「やめてください」で、その理由?や成分を簡単に記したもの(使用原料中の重金属酸化物等)を付けるべきかなーと整え中です。
俺みたいな規制アレルギー患者にしてみれば、製作者個々人のルールがそれぞれあったほうがいいし、その決め方や基準自体がほかの人にも勉強になったり参考になると思いますよ。できれば聞かれたら何使ってるか秘密にしないで言っちゃってもいいよね。細かい調合まで言うこともないし、たとえマネしても同じにならないしね。どうせ買ってきた土と買ってきた釉薬でも同じようにはなかなかいかないんだから。
多分、なにもわからないより「こいつは信用できる」とは思われると思います。
これは、めんどくさいしいいかっこしいの話かもしれないですけど、要はね
コンドーさん理論に近い。と思ってます(そんな理論はない)
ある程度の年になると親や周りの大人から「ヒニンはしとけよヒニンは」といわれたと思います。
自己の自由と快楽を得る、が、最低最悪かもしれない被害を他人にかける危険を下げる。わけです
こんな意見はどうでしょう?
で、なんで馬の骨の海賊ヤキモノ屋ごときがこんなエラそうに厚かましいことを言ってるかというと、多少将来に対して危機感があるからなんですよね。
それについてはまたそのうちやきものディストピアとして書きます。
安全性シリーズは補足補足と(細く細くと掛かってる)書き続けますよ。
安全性問題シリーズ 公的って例えばどこよ、の件
以前、原材料の安全性については自分で調べて気を付けましょう!とりあえず、俺みたいな馬の骨とか、どんなにご立派でも陶芸家とか、身悶えするほどシャレオツで意識高い系の食器屋とかのホームページの記事じゃなくて、公的な責任あるサイトで確認したほうがいいですよ!って記事を書きました。安全問題シリーズのタグですぐに読めると思います。
そのときに、種類がたーくさん合って検索も比較的使いやすい、という理由で試薬屋さんのサイトを紹介(と言う名の勝手リンク)したんですが、「公的なってたとえばどこだよ!不親切じゃねえか!」(原文ママ)と突っ込みを受けました。まあこんな突っ込みいれるぐらいなんでパチーノなんですけどね。
どうやら奴はちいせえマッス内での相対的な若さ(46オジサンでも)と生来の厚かましさで「教室で結構のし上がってきてる」(原文ママ)らしくて「仲間の安全は俺が守る」(原文ママ)とか「素敵な奥さんにロックオン」(原文ママ)とか言ってますよ。バカじゃねーの?
と、言うわけで厚生労働省でのGHS検索方法をお知らせします。
初めに断わっておきますが、相変わらずこれは出来がったものからの釉薬中の成分溶出云々ではなくて、粉末原料そのもの、でそれを取り扱う際の話です。つまり「釉薬でも調合すっぺ~」って各種原料を無定見にバサバサパフパフ霧隠才蔵みたいにやってっと材料によっちゃあアブないこともあるんだぞ!みたいな「作る人」側の件です。
このパソコン、キリガクレサイゾウで一発で変換できませんでした。これも時代か…
リンクです 厚生労働省:職場のあんぜんサイト
上のリンクを開いてください
するとこんなページになると思います
ここで材料を個々に検索することができます
GHSのハザードシンボルや何がどうなるか?どうしたらダメか、等、通り一遍の上っ面ではありますが全部わかります。
ここで、GHSって何よ?とかそれぞれのマークがどう意味か?を知りたいですよね。
なるほどそういうことか、とわかります
GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム
調和ときたよ調和。
このページの下の方には
GHSのシンボルと名称
というページへのリンクがあり、飛べば…
とにかく世界標準のものだということで、さすがの厚生労働省とはいえこの件はおそらく裁量労働制とは無関係、どっかの大会社等に都合よくなるよう偽造や改竄してるかどうかをツッコむのは無粋としたものでしょう(多分)
自前の原材料名を確認してみて検索に引っかからなければ、「今現在はあてはまらない=毒性、発火性といった危険は無しとされている」(とにかく安全だと言ってるわけではないことに注意。全部微粉末でしょ!)ということでいいと思います。ただし、うるさがたの皆さんはなるたけ検索は詳しくやっておくこと!なるべく正しい名称で、できれば化学式でも確認しておきましょう。前回紹介したサイト等も参考にしてください。
あと当たり前ですけど「蛙目粘土」とか「福島長石」とか、もっと言うと「天目釉」とかで検索しても絶対出てこないですからね!それでお叱りのメール受けても困っちゃうんですよね。その程度で毒だの安全だのガダガダ言う前に、手でも顔でもきちんと洗ってろ!俺のせいかよ!
もう一段回細かいこと知ってるともっともっとヤキモノは楽しいよ!ってことをこの教習シリーズでは言いたい訳ですよ。ロックオンした素敵な奥様と「ヒアアフター」で料理教室に通いだしたマットデイモンみたいに安全にイチャイチャしてくださいよ。あのシーン無駄にエロいよね
今回のはホントの公的なもので、定期的に更新されているものですが、「だからOK!ぜんぶわかった!」ではなくて、あくまで知識、指標として考えてくださいね。(人使ってるわけでもない趣味の皆さんや俺は)自分のスタンスを崩さずに!
何度も言いますが、冷静に!矮小化しない、炎上しない!
初めての方は必ず過去記事も確認してください。
そのときに、種類がたーくさん合って検索も比較的使いやすい、という理由で試薬屋さんのサイトを紹介(と言う名の勝手リンク)したんですが、「公的なってたとえばどこだよ!不親切じゃねえか!」(原文ママ)と突っ込みを受けました。まあこんな突っ込みいれるぐらいなんでパチーノなんですけどね。
どうやら奴はちいせえマッス内での相対的な若さ(46オジサンでも)と生来の厚かましさで「教室で結構のし上がってきてる」(原文ママ)らしくて「仲間の安全は俺が守る」(原文ママ)とか「素敵な奥さんにロックオン」(原文ママ)とか言ってますよ。バカじゃねーの?
と、言うわけで厚生労働省でのGHS検索方法をお知らせします。
初めに断わっておきますが、相変わらずこれは出来がったものからの釉薬中の成分溶出云々ではなくて、粉末原料そのもの、でそれを取り扱う際の話です。つまり「釉薬でも調合すっぺ~」って各種原料を無定見にバサバサパフパフ霧隠才蔵みたいにやってっと材料によっちゃあアブないこともあるんだぞ!みたいな「作る人」側の件です。
このパソコン、キリガクレサイゾウで一発で変換できませんでした。これも時代か…
リンクです 厚生労働省:職場のあんぜんサイト
上のリンクを開いてください
するとこんなページになると思います
右側の「GHSモデルラベル・SDS情報」をクリック
ここで材料を個々に検索することができます
例えば酸化第二銅(緑釉でおなじみですね)と入れて検索開始!
結果一件、わかりやすい!
詳しいので酸化銅(Ⅱ)の方をクリック
詳しい内容が書かれています。
初めての場合は一回全部読んでみてください。
GHSのハザードシンボルや何がどうなるか?どうしたらダメか、等、通り一遍の上っ面ではありますが全部わかります。
こういう遊び方はしちゃいけません
ここで、GHSって何よ?とかそれぞれのマークがどう意味か?を知りたいですよね。
ここをクリックすると…
なるほどそういうことか、とわかります
GHS:化学品の分類および表示に関する世界調和システム
調和ときたよ調和。
このページの下の方には
GHSのシンボルと名称
というページへのリンクがあり、飛べば…
といった風にズラズラと危険性の度合いや扱いがわかりやすく並んでいます。
とにかく世界標準のものだということで、さすがの厚生労働省とはいえこの件はおそらく裁量労働制とは無関係、どっかの大会社等に都合よくなるよう偽造や改竄してるかどうかをツッコむのは無粋としたものでしょう(多分)
自前の原材料名を確認してみて検索に引っかからなければ、「今現在はあてはまらない=毒性、発火性といった危険は無しとされている」(とにかく安全だと言ってるわけではないことに注意。全部微粉末でしょ!)ということでいいと思います。ただし、うるさがたの皆さんはなるたけ検索は詳しくやっておくこと!なるべく正しい名称で、できれば化学式でも確認しておきましょう。前回紹介したサイト等も参考にしてください。
あと当たり前ですけど「蛙目粘土」とか「福島長石」とか、もっと言うと「天目釉」とかで検索しても絶対出てこないですからね!それでお叱りのメール受けても困っちゃうんですよね。
もう一段回細かいこと知ってるともっともっとヤキモノは楽しいよ!ってことをこの教習シリーズでは言いたい訳ですよ。ロックオンした素敵な奥様と「ヒアアフター」で料理教室に通いだしたマットデイモンみたいに安全にイチャイチャしてくださいよ。あのシーン無駄にエロいよね
今回のはホントの公的なもので、定期的に更新されているものですが、「だからOK!ぜんぶわかった!」ではなくて、あくまで知識、指標として考えてくださいね。(人使ってるわけでもない趣味の皆さんや俺は)自分のスタンスを崩さずに!
何度も言いますが、冷静に!矮小化しない、炎上しない!
初めての方は必ず過去記事も確認してください。
だからダメでしょ、これは
2018年10月11日木曜日
2018年10月9日火曜日
2018年10月3日水曜日
安定化剤、添加物、焼結助剤のカスタム
ある定番のセラミックス材料の添加材のモル比違いで分析するため数パターンで同じものを作ってます。
焼結助剤による違いだったりジルコニアの場合は安定化剤の違いだったり。あわせて焼成温度やキープ時間等の違いでさらにパターンが増えたりといろいろあります。
実験の内容によってはかなりの差があったりなかったりするようで、結果を聞くのも楽しみで、製作者としても知見がグイグイ増える貴重な機会ですね。。
こういったカスタムブレンドそのものをラインで探っていく試作は最近は年に2~3件ですが、独立当初はかなりたくさんやってましたね。
懐かしいし、今なんとなく素地いじって見当が付けられるつもりになんとなくはなれたのも当時の経験があってこそかもなあなんて感じです。
できる限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
焼結助剤による違いだったりジルコニアの場合は安定化剤の違いだったり。あわせて焼成温度やキープ時間等の違いでさらにパターンが増えたりといろいろあります。
実験の内容によってはかなりの差があったりなかったりするようで、結果を聞くのも楽しみで、製作者としても知見がグイグイ増える貴重な機会ですね。。
大体これで1種類分、これが5種類で×5倍
一種類で行う実験のパターン数とかも推測出来て、そりゃ大変だなあとかね。こういったカスタムブレンドそのものをラインで探っていく試作は最近は年に2~3件ですが、独立当初はかなりたくさんやってましたね。
懐かしいし、今なんとなく素地いじって見当が付けられるつもりになんとなくはなれたのも当時の経験があってこそかもなあなんて感じです。
寸法はこのぐらい。
ノスタルジア!!!
できる限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
マグネシアるつぼ成形中、と、昨日の反省
昨日、勢いに操られるがままこのHP史上最も下品な記事を書いてしまったので、あれがトップにあり続けるのはいかがなものか?というわけで現在成形中のものの写真を張ってカモフラしときますね。
このるつぼはマグネシアの多孔質。金型を使っての打ち込み成形です。
このるつぼはマグネシアの多孔質。金型を使っての打ち込み成形です。
こんな時のために撮っておいたお花畑の写真、どっかの山に行ったときです
まあ一晩明けて冷静になってみると(=賢者タイム)、昨日のネタの元記事なんて目くじら立てるような悪質なもんじゃないんですよね。良かれと思ってやってみたけどただゴジャマンカイに終わっただけですから、オリンピックのマイナー競技をワイドショーがちょっと取り上げて、知ってる人からすればトンチンカンにしか見えないやりとりしてる脇で呼ばれてきた解説者も正直困惑中、ってレベルのかわいいもんなんだと思います。むしろ俺の文章の方が構成と文章のひどさの方が際立ってて過去最悪です。
そもそも怪我したり病気になったり経済的に大損するような話ではないので、俺が一番嫌いな「潔癖すぎるクリーンさを強要する側」になってしまったようで、ちょっと失敗しました。
もしかすると、もっとまじめで、詳しく具体的に科学的説明に見える結果、かえってよりおかしなことになってるサイトもあるんじゃないかと思いますが、俺に面白いツッコみ文章を書く才能もないことだし、誰かを追い詰めるために山狩りをする松明をもった村人たち、なんてのは昔話で一番虫唾が走る連中だしで、「こんなのありました!やっつけましょう!」みたいなことは今後やりません(パチーノ君、変なサイトばっかり探してないで仕事しなさい)
一般のヤキモノ趣味の方々が、ああいった鑑定?ものや、作陶するうえでの説明などにもまるっと鵜呑みにしない、間違ってるんじゃねえの?って冷静に判断できるような基準を作る足しになるような情報を上げていけるように心がけます。
自分はいまだにジェダイを目指してますんでダークサイドのパワーを源にした攻撃的な記述は少なくとも笑えるレベルに落とし込めるように今後気を付けます。
自戒の為にも、せっかく書いたことだし昨日の記事は削除しません。
2018年10月2日火曜日
ガチの検証でわかったこと!!からわかったこと 闇ヤキモノ教習(仮
今回の記事は、余りにも素晴らしすぎるので本当はプロアマ問わず私以外の人には知らないままでいて欲しいネタについてのものです。よって数少ないこの駄ページの読者の皆様だけに公開する極秘条項です。決して仕事で失敗が続いてむしゃくしゃしてるから意地悪をしているわけではありません。わたしを含めて知ってしまったかたはいろんな意味で大変危険ですのでカモフラージュの為ちょいちょい意味ありげな一切無関係な写真を挟み込みますがご了承ください。
パチーノからの連絡で「ものすごいモノを見た!」とのこと。わたしも確認してみたところ「すごいモノを見た!」とうち震える思いでこれを書いています。。
ようは、あるニュースサイトの記事でヤキモノに対する解説を読み、考えることで我々は普段どういう風に解説や記述を読み考えなければいけないのか?わたしのような発信者の端くれはどうするべきなのか?をつくづく考えさせられたわけです。
キーワードはこれです。
賢明にして親愛なるヤキモノIMFのエージェントたる皆様にはまずそのページをよくご覧になっていただきたい。きっと感動すると思います。
「常識を覆す検証」を「ガチ」でやっておられます。すごい!検証ですよ検証!ふつうなかなかできないですよね。
あまりの素晴らしさと行動力にどこから褒め称えればいいのか混乱してるんですが・・・
あんまり具体的に書き写しては敵(ってなんだよ)に気取られる恐れもありますし、今どこから書こうか読み直したところ改めて感動に打ちひしがれて頭の中がグラグラですのでグラグラなりに記していきます。いろいろ考えたんですがやはり皆さん個々人で考えてください的なユルユル文章になることをお断りしておきます。だって何がどう見事なものなのか、もったいなくて詳しく教えたくないので。
ここから先は皆様のソンタクをフル回転させてくださいね。
自分の文章書く才能の無さがこの記事ほど恨めしいと思ったことはなかったです。なんかもっといろいろ書きたいことがあるんだけどなあ~~~~~
こんな感じに差し込みます。
パチーノからの連絡で「ものすごいモノを見た!」とのこと。わたしも確認してみたところ「すごいモノを見た!」とうち震える思いでこれを書いています。。
ようは、あるニュースサイトの記事でヤキモノに対する解説を読み、考えることで我々は普段どういう風に解説や記述を読み考えなければいけないのか?わたしのような発信者の端くれはどうするべきなのか?をつくづく考えさせられたわけです。
キーワードはこれです。
賢明にして親愛なるヤキモノIMFのエージェントたる皆様にはまずそのページをよくご覧になっていただきたい。きっと感動すると思います。
「常識を覆す検証」を「ガチ」でやっておられます。すごい!検証ですよ検証!ふつうなかなかできないですよね。
あまりの素晴らしさと行動力にどこから褒め称えればいいのか混乱してるんですが・・・
あんまり具体的に書き写しては敵(ってなんだよ)に気取られる恐れもありますし、今どこから書こうか読み直したところ改めて感動に打ちひしがれて頭の中がグラグラですのでグラグラなりに記していきます。いろいろ考えたんですがやはり皆さん個々人で考えてください的なユルユル文章になることをお断りしておきます。だって何がどう見事なものなのか、もったいなくて詳しく教えたくないので。
ここから先は皆様のソンタクをフル回転させてくださいね。
これはソンタグ
検証されてるブツ4つのうち1と3はメーカーからしてこのジャンル第一人者のマスプロ製品です。で、2は蓋部分が自社品で本体は1と3の会社のOEMなんじゃないかなと推測します。4はまあありがちな廉価製品でしょうと。
そこにガチな検証をするわけです。「ガチ」とか「検証」という言葉を使うことが許されるキチンと度がどのくらいなのかはよく知りませんが、とにかくシンプルで素晴らしい。
この記事に記されていること、そこから読み取れることなどを頭くらくらなので箇条書きします
この品目?「分厚ければ分厚いほどおいしくなる」というのは恥ずかしながら知りませんでした。
厚さとおいしさの関係を「検証」するのに、同じものの肉厚違いでなくてもいいんだ!と驚きました。
ショッパイとかエグミが目立つ、などとそんなにも味にまで影響があるっていうのは驚きました。記事中では大人の事情なんですかね?触れられていませんが、自分の見たところ1~3まで三つ同じ製造元、1と2なんか土だけじゃなくて釉まで同じなんじゃないかと。2は蓋の耐熱ガラスか取っ手の樹脂部分に、3は釉薬にアジシオが混ざってる可能性まででてきましたね!有名企業のくせにケシカランな!(検証などできないオレ個人の勝手な感想ですよ)
あと理由は書かれていませんが、「鉄分の多い赤土で◎」だそうです。大変参考になりました。
わざわざ切断までして「しっかり締まった土で丁寧な作り」なことだけがよくわかって私も大変うれしいです。紙面の都合なんですかね?せっかくここまでやったんだから安手の実体顕微鏡程度でいいので比較写真や、他の三つについてこの辺知りたかったんですが、無理を言っては失礼ですね。
分厚いほど熱伝導がよい、ということを知って勉強になりました。今まで逆かと思ってました。あやうく恥をかくところでしたね。ちなみに「熱伝導率」は同じ素地なら厚さや大きさにかかわらず同じのはずですが、今はちょっと自信がありません。
温度変化、耐久性に関しても「容積があるから沸騰がゆっくり」とか、「(ガラスの蓋だから?)衝撃には弱い」等よくわかって素晴らしいです。できればどう測ったのか知りたかったんですが大体見た目でわかりますよね。
今ちょうどノーベル賞で騒いでますが、たまたまとはいえ素晴らしいめぐりあわせ。まことに素晴らしい検証で、私も記事を書く以上常にこういう心をもって望みたいと肝に銘じました。
結論
その辺で土鍋を買うときはサンダーでぶった切ってから!!
ヤキモノの良し悪しなどの解説。今回のはたまたま知らされたものですが、いま世界は専門家でもない方ですらここまでのレベルを誇っているようです。この記事のレベルの高さを表すその証拠に複数のニュースサイトに同じ記事が上がっています。元サイトの過去記事にも100均のブランドコピー商品を心から礼賛する吐き気を催すほど素敵な記事が盛りだくさんでした。
私も専門家の端くれとしてこれらに負けないような解説記事を心掛けます。皆さんも巷にあふれる凡百のどうでもいいくだらない説明などに踊らされないようにしなくてはいけませんね。
助けてください!助けて下さーーーい!
とはケモノはいわない
2018年10月1日月曜日
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