「少しづつ出来上がってますよ~。連絡」です。
本当だったらこんなのは、メール添付で個々でやれよって話なんで興味ない人はごめんなさい。
まず、ファイン以外ではめったにない「この土であれ作ってくれ案件」という珍しいパターン。知り合いならではの慣れ合い発注ですが、粘土持ってこられたのは初めて。どんだけ珍奇な粘土なんだと怖いもの見たさでびくびくものでしたが、市販されてる土でした。黒く焼き上がります。後回しにしちゃっててゴメンね~。続きはもう少し後回しです。重ねてゴメン!
御飯茶碗
鉢
湯呑も
ちなみにこの手の黒く焼き上がる土(黒泥とかの黒○○土といった類)、各社銘柄個別にどうかは分からないんですが、今回のこれは黒く焼き上げるためにコバルトやマンガンの酸化物が配合されてるようです。
どんだけ手を浸してれば皮膚から被爆して悪影響が表面化するのかわかりませんが、体にイイってことがあるわきゃないので、気になる場合はゴム手袋をして扱うのも手ですよ。たとえば濡らした軍手をはめてロクロ引きすると水切れに対してメチャ効果的ですのでまったくの冗談でもありません。
ましてやこのご時世、自分のみならず見知らぬ他人の安心安全意識にまで道徳自警団が如く気を使う人も多いと聞きますしね。
で、最後は先日の続きのひび割れフィニッシュの湯呑み
これはですね~実は、主原料のカオリンが替わってから前と同じようにヒビの出方の調整ができなくなっちゃって(しかも今回注文受けてからそのことが発覚、痛恨のミス!)、あらためて細かく濃度や土の粒度、乾燥度、厚さを組み合わせながらどこまでコントロールできるものか探り中。申し訳ありません。大変ご迷惑おかけしております。
なんだかここの所アップした投稿記事は本職が何屋だかわかんない感じに陥りそうですね。
当たり前ですが、気が滅入るような日々でも連日のようにルツボを作っていますよ!
まあいいや、躓き案件は(残念ながら)ほかにもありますので、恥かきついでに「やってますよアピール」をしておきます。
やたらカラフルですが、これらはファインセラミックスの材料です。
N君、面倒おかけしてすみません。
ついでに、今度はまたまた別口の引っかかり案件。
先日知り合いのお子さん(高校生)から、家でヤキモノ作りたいんだけど…
参加してた講座が締まっちゃって市の設備も借りられない。
轆轤も炉もないけど作りたーい作りたーい。とのこと。
結局土を捏ねたいんじゃなくて焼成させたいんですよね。炉もないのに。
「焼かねえんじゃヤキモノじゃねえじゃん。ただの粘土細工はヤキモノでも陶芸でも何でもねえ!といったのはお前だ!」と言われました。その通り!(非焼成セラミックってのもないわけじゃないがそれはヘリクツ)
結局、可能なら野焼きか七輪かなあというのが落としどころか…
とはいえ普通は頭鍛えるのに座学するしかねえよなあと本を数冊と、一応手ロクロを進呈。
近かったら一緒に焼いてやれるんだけどなあ。
何とヤキモノという趣味の間口の狭さよ!
これは難しい問題だ!
ヤキモノを志す若者が悩んでいます!
スポーツ選手も音楽家もいろいろ子供たちに向けて発信しています。
俺たちにできないこともないでしょう。
世の陶芸家、ヤキモノ教室の先生、いや、だれでもいいです。
とんちで切り抜けるのもありですので名案を。
あ、小麦粉練ってクッキー作ってヤキモノだって言い張るのはすでに「俺の名案その1」ですのでそれは却下。
何かずっと謝ってるな。とほほ
家で焼き物をやりたいって言ってきた高校生君へ・・・
返信削除三度の飯やセンズリよりも科学好きのライムが助言します・・・
まずはどうやったら焼けるか妄想しなさい・・・妄想なんでなんでもいい!
例えば、近所の公園にある土管の埋まった小山、ジャイアンにいじめらたノビ太が中でいじけるシーンにある、あれです! いきなり前後ブロックで塞いで、片方に煙突、もう片方に焚口付けたら、半分以上薪突っ込んだら結構な断熱効果ある焼成窯できるし、近所にある交通量が少ない、人しか使えない階段、片方にブロック積んで小さな登り窯作るとか・・・まぁとりあえずは妄想で焼き尽くせ・・・
最悪、家の庭で穴掘って野焼きしてみろ、ガンガン薪くべたら、後はトタンで上塞いで、完全に冷める待てば、素焼きぐらいは可能です。
俺作っての・・・実は俺が作っての「三尺の大皿なんだけど・・・」っていう身も蓋もないような落ちは受け付けてないから・・・
福田様あとのフォローはお任せでお願いいたします。
おお!コメントありがとうございます!
削除文章はふざけが過ぎるように見えてもその実結構なガチ案じゃないですか。
この流れで俺がフォローってことは、うちの庭に竪穴式の野焼き炉を掘るって感じですか?
欲しいかも