何がどうきっかけかって言うと、「俺たちの先生」ことイノウエセイジ先生の動画です。
で、単眼鏡どこにしまったか思い出せないんですよね。いろいろひっくり返してみたんですけど。
単眼鏡は美術館、博物館等で使ってみよう!ということでした。実際面白いんですよ。
個人の偏見で言うと、細かく観察しよう!というのは超おススメで何しろ最高なんですが、審美眼とか言っちゃうとオカルトチックに話がややこしくなるうえに、そんなもん身に付けたところで自分の作ったもんや持ってるもんが嫌いになるうえに、世界の大半が醜く見えるようになるだけですよ。もう一回強調して言いますが「審美眼とか簡単にいいだすやつは信用しねえ」ってのはワタクシ個人の偏見ですよ(笑
とにかく単眼鏡は出てこなかった!
でもルーペと双眼実体顕微鏡は持ってます(安物ですが、仕事でしょっちゅう使う)ので、その紹介でも。
ヤキモノ屋的には、理科室で使うような単眼の高倍率の顕微鏡ではなくて双眼実体顕微鏡をお勧めします。どうしても顕微鏡で謎の釉薬の組成を分析できるのがイイって人は蛍光X線式か走査型電子顕微鏡をお勧めしておきます(笑
スマホ以外のカメラ持ってないせいで覗いた写真でお伝えすることができないのはマジで心苦しいんですが、本当に楽しいです。
こんな残念な写真になっちゃう
一番楽しいのは虫とか植物とかです。
写真は2mmぐらいの甲虫(庭の水たまりにいた)
個人的には、(特に割れちゃった場合の断面)組織を確認するってのがメインの使用方法なんですが、工程上のどのタイミング、製品や材料の何のどんな場所、どんな状態でもいいので、とにかくいろいろ覗いてみてください。感動の世界が待っています。
別に、ハナクソでも鼻毛でも紙でも布でも埃でもなんでもいいです。いつ何を覗いてもマジ感動しますよ。
しかし、そこそこデカいしそこそこ値段するし面倒っちゃ面倒。
ド迫力には欠けますが、ルーペは絶対持ってた方がいいと思います。ホームズみたいな虫眼鏡じゃなくてこういうやつ
これはこれでいいんですよね。
一番活躍するのは指にこまかーいトゲ刺した時ですが…
ではちょっとスマホにくっつけてみましょう。(もちろん肉眼で見ればびっくりするほどクリアーですよ!)
手始めに多孔質マグネシアるつぼの表面
写真じゃメチャ分かりずらいですけど、粗めのクリンカーの隙間を細かめのクリンカーが埋めて、さらに隙間にって言うのを確認できます!
一番上の写真、顕微鏡の右側に移ってる小鉢の釉面を見てみます。
これが天目釉(うちの)の表面のドアップだ~
で、これがそこに白釉を流した部分だ~
白釉は、過シリカの糠とか白萩とか藁灰とかいうあの乳濁タイプ
ほかにもマットの鉄釉は
織部
黒泥土にセスキ炭酸ソーダ飽和水溶液をかけて拭き取ったやつ
みたいな感じ。
何でも見てみよう!
蚊
目的を見失っちまいますが、おススメは印刷物なんだよなあ~
なにこれ?これは?
ブルースウィリスが自己犠牲で守った尊い惑星でした
火星の写真と思いきや・・・
スーパースターの鼻の穴でした
虫の脚?それともお茶碗の鉄絵?
諸星大二郎でした。
超多孔質フィルターか?
ダイソーのもふもふモップ君でした
一つあると今暇を持て余してる子供たちも家の中で相当遊べますよ!
おすすめ!
では、ワタクシは改めて単眼鏡を探しにいきます。アデュー!
単眼鏡を探してて、無くしたと思ってたもんをいくつか見つけました!ありがとう!イノウエ先生!
このイノウエ先生はスラムダンクの方です。
連載してる時は違う名前でしたよね?
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