2022年2月25日金曜日

アルミナの単結晶育成るつぼ &…

 アルミナの単結晶育成用るつぼ


 これはアルミナの磁器です。緻密質ですね、気孔率吸水率ほぼほぼ無しです。とりあえず、石の粉からは作ってません

 

 なんじゃそりゃ?というと

 陶器と磁器の違い再び

 また聞かれたんですよ。もちろん私は一般の陶磁器に対しても磁器は石で出来てて陶器は土で出来てますなんて答え方はしないわけです。


 春雨とビーフンじゃねんだから!!

 土石説明は場合によっては間違いだったりするからね。


 そもそも違いって言っても何を聞かれて答えるのかによってそれこそ違います。

 陶器と磁器を比べてみて、ちっとも違いが分かんないとか、見分け方を知りたいのか?

 それとも、見てさわりゃあ違うのはわかるけど、その違いは何が理由なの?って意味なのか。

 

 質問者の意図によってどう答えればいいのか変わってくると思うんですよ。しかも考えようによっちゃあ中間もあるんしね。

 もう一つ言うと、なんでそれを知りたいのか?そんなこと知ってどうすんのか?ってのもあるんですが、これはあくなき好奇心と衝動でしょうね。その意気やヨシ。もしかしたらお姉ちゃんバーでブチ込みたいのかもしれないし、東大王にでも挑戦するつもりかもしれないしね。その意気やヨシ。


 で、答えですが…

A:気にする必要なし!!

 マジで知りたい人は過去記事掘り返すかもっとマジメな方に聞いてください。俺に聞くと無駄に長いよ。


 じゃあ逆に質問!!

マロニーちゃんはどっちに近いんですか?

イヤーべつにわざわざ調べる気起きないんですけどね


2022年2月22日火曜日

小学校で土器づくり

 やってきました。楽しかったー!去年と違ってうちの子がいないせいか、どことなく気も楽(笑

 30分弱勉強っぽい土器やセラミックの話をして、土器や土偶から始まった技術が今も生活の中にあるんですよ~おお~みたいな。

 学校ドロップアウト勢の俺が生徒にシタリガオで話してるのもどうかといつも思いますが(笑

 

 簡単に手順を教えたら後は勝手に衝動のおもむくままがベスト!!と昨年で確信いたしました。まあ一応最低一つは「土器」を作って、あとはフリーダム!

 まずはセオリー通りに…


 二人ともうまいもんだよね~


 あとは勝手にヤキモノの歴史をたどるかのように進化します。まさに個体発生は系統発生をまねる。



 高坏!そう来たか!


 注ぎ口つき。使う気なんでしょうか?


 縄文感の発露
 

 さあ、お待ちかねの「ザ・チャレンジャー」ども、今年はかなりの粒ぞろい。

 乾いても焼いても壊れやすぞって聞いてますますヤル気ってのが笑える。


 オイ!今年のバラバラ死体No.1大本命。

 先生が「よし、焚火の後でみんなで一緒に探そう」って早くも決めつけてました(笑

 小学生は縄文だね。これが中学生になると弥生になって、いわゆる「社会」的になっていくんでしょうね~。良くも悪くも。

 

 前回記事に挙げたような話を最初にしたんですが、ここまでは縄文、ここからは弥生!とバチっと切り替わる!わけではなくて、技術力を挙げ、新技術と融合したりして少しずつ変わっていくわけじゃないですか。

 それをたった二時間で目の当たりにした感じ。


 あとこんな本も役に立ったかも


 全集の方は特に美術観点から見てるので「映える」のが並んでます。 俗にいう「弥生以降は機能的でシンプル、縄文みたいに面白くない」といううっかり私もそう思ってた知ったかぶりの鳥頭をぶん殴られます。

弥生土器でも縄文的。


 子供たちに人気だったのが須恵器のこの辺

 「俺ウメーって言いたいだけだろ!」と大人気(笑

 なんなんでしょうね、DOHC12気筒みたいなこの感じ。最高ですよね。


 タイムスリップ物や転生物で「現代の技術や知識を活かして俺ツエー」のパターンってよくあるじゃないですか。

 なんかさー、ヤキモノ屋はそれできねーな、と思いました。多少できるとしても、釉薬のない時代で灰使ってってぐらいじゃね?

 轆轤のない時代で轆轤から作る、窯のない時代で簡単でいいから窯作る、出来るような出来ないような…作陶技術なわけじゃないから結構厄介。

 社会的な技術環境ありきで生きてることを痛感します。


 ヤキモノ屋の皆さん、タイムスリップして俺ツエー、出来る自信ありますか?俺は全くないです(笑


 まあ、プリミティブに楽しかった、ということです。

 また土器焼成温度帯で何か作りたくなっちゃったなあ~



2022年2月20日日曜日

日本史の授業で習うヤキモノ、プチおさらい。の校正求む。

 今年もこの時期がやってまいりました。

 小学校での体験教室。

 卒業する6年生のみんなと「歴史の勉強」のタテマエでガッツリ粘土細工&火遊びをするわけです。むしろ先生のほうが燃え上がってたりして(笑

 

 写真は去年の様子。


 成形、焼成と中二週間で二日に分けて行うんですが、ちったあ授業っぽい話もしなくてはいけない。人一倍おしゃべりオジサンなんですが、まじめな話を人前でするなんてのは全くできない不出来モノ。親の葬式でもあった日にはまともにこなせるんだろうかと我ながら心配しています。

 まあアンチョコはあるんですが、毎年同じじゃ先生も飽きる、というわけで、今年は、社会の教科書に出てくるやきものの説明を教科書よりちょっと踏み込んでみようと思いました。

 こちとら作る専門で歴史など門外漢。なんとかA4二枚にまとめましたが自信がないので、決定的に間違ってたり、言い過ぎてたり言い足りない部分があると思います。

 識者の皆様、校正お願いいたします。


 以下、プリント予定の文章貼り付けます!

 実際は口で説明を足しながらの予定です。


日本史の授業で習うヤキモノ、プチおさらい


縄文時代 縄文土器、土偶

弥生時代 弥生土器

古墳時代 土師器(はじき)~後期から須恵器(すえき)

     埴輪


 時代が下るにしたがって、たんに野焼き~穴掘ったり上にかぶせものをしたりと焼成用に工夫する~専用に設備=窯を作って中で焼く、といった焼成(窯焚き)の技術向上で強い焼き物が上手に作れるようになっていきました。

 縄文土器と弥生土器の違いですが、やはり生産技術的に向上したことで薄くても丈夫に作れている、ということだと思います。稲作の伝搬に伴って発達、分布しているので器の形状は穀物中心の生活に向く方向に使いやすく洗練されているようです。


 弥生時代から古墳時代にかけて、大陸からの渡来人が進んだ技術を持ち込んできたおかげで、ヤキモノに限らずいろいろな分野で技術向上があったようです。

 

 これ以降は実用性重視に伴って、祭祀用など特別な理由がない限り無駄に派手な装飾はなくなっていきますので、見た目面白いもんは少ないですね。バカカッコいいだけで実は使いにくいような改造をしたギターや車などは今に息づく縄文的マインドかもね。


「土師器」は物性的に弥生土器と大きく変わるものではありません。古墳時代以降のものを土師器と呼ぶことになっているようです。もちろん技術的には進んでいきます。

 

 「須恵器」は現在の多くの食器などと同じように1200℃以上で焼かれていて大雑把な分類としては土器よりも強く硬く焼かれてより吸水性の低い「陶器」になります。土師器までは「土器」です

 

 実際「須恵器」になると現在のものと作りも強さもさして変わらず、以降、生活用品としてのヤキモノは、革命的な大発明による本質的な進化は特別していないように思われます。機械化はもちろん進んでいますし、釉薬という表面をうつくしく清浄に保つためのガラス質のコーティングは多種多様になりました。



 土偶と埴輪はごっちゃにされがちですが、時代がまるっきり違います。

 縄文時代に作られたのが土偶。これが何の役目があったのかは諸説ありますが、とにかく縄文時代。

 埴輪は古墳時代に作られたもので、土師器です。人や動物だけでなく、家の形や船の形、ただの筒みたいなものからいろいろあります。

 権力者の陵墓(現代から見ればそれが古墳)によく並べられてます。  

 この時代になると王様から奴隷までどうしようもないほど身分格差が出来上がってるのが嫌ですね。



 なんと、これ以降はその時代の文化を特色づける文物、としてのヤキモノは社会の教科書的には登場しません。先史時代まで。

(同時代の文書記録による「歴史」まだない時代を先史時代と言います。日本の場合は古墳時代まで)



 残念ながら素材としてのヤキモノには、金属(青銅器や鉄器)や石油、プラスチックのように歴史や権力構造を大きく変える力はあまりないみたいですが、身の回りの毎日の生活に同じように存在してるので、たまには気にしてみてください。









2022年2月18日金曜日

箱型のるつぼ。アルミナ多孔質

 こんばんわ!

 今大会、日本選手のメダル獲得の瞬間をすべて生中継で見た!という、働き盛りの一般人としてそれどうなのよ?としか言いようのない記録を達成したオジサンです。(まだ終わってない競技もありますから、まだまだ気は抜きませんよ!)

 

 アルミナ多孔質の箱型るつぼ。るつぼ、と銘打ってはいますが、お話うかがう限りセッター、匣鉢っぽい使い方がメインのようです。

 まあ名前なんかどうでもいいやと。



 設計仕様上、そこそこ粗目の配合なのに排泥で作るというセオリー無視の製作。当然見込み側の面は粗いんですが、使用条件的にオッケー、ということでこうなってます。

 多孔質に限らず、四角い形状は割れやすい、品代も型代も高くつく、というデメリットがあります。メリットは炉内空間を最大限利用できるってところですね。



朝うっかりテレビつけたら…

 某コメンテーター(でいいのかな?)、坂本の演技を絶賛してて、そのオッサン「ミスのない美しいダイナミックな演技、完成度を極めるのがフィギュアの神髄。べつに四回転ジャンプはいらないんだ~!!見事!!」、的な論を張ってんすよ。

 坂本は最高だった!これぞメダルに値する!ってところには1mgも異論ないんですけどね。そのオッサン、バンクーバーの時には「ライサチェックは4回転跳んでない。難易度に挑まないなんて金メダルにふさわしくない!」「浅田は3A跳んだし真の女王」って言ってた野郎なんですよね。

 

 俺のお気に入りのトゥルソワたん(今回赤毛をさらに赤く染めてブラックウィドーになってましたな)のことまで「4回転すごいけど表現が甘い」とか言ってんすよ。そんなんわかってんだよ、ジャンプがとてつもなくモノスゲエの!ジャンプが!男子より助走短いぞ!

 誰か褒めるために別の選手くさす必要ないよね~?

 

 あ、もう終わっちゃったんで遅いんですけど、フィギュアは下位の選手のほうが構成自体のオリジナリティは主張が強くて面白い選手が多いんですよ。すぐ転ぶけど。


 「難易度VS完成度(表現力)」の構図なんて採点競技は昔っからそうだし、きっと未来永劫続くに決まってんだよ。


 ドーパー云々の是非はともかく、どうせ出るならいつものワリエワが見たかったね。気の毒だった。

 あと、紀平も出してやりたかったなー。







 



2022年2月16日水曜日

アルミナの単結晶育成るつぼ メーカー品VSPB品

  たまには焼成前の写真。サイズ以外見た目全然変わんないけど。

 いつも紹介してるサイズより大きいです。こういうのは窯詰が工夫必要だったりします。この置き方のまんまでは焼けないんですよ。 


 仕上げにはサンドペーパー使ってるんですが、先日モノタロウの送料の関係で買ってみたのを初使用。

定番メーカー品VSプライベートブランド品!!

 今までもメーカー何種類か使ってきましたが、俺の使い方には向いてるっぽい。ちょっと使っただけだけど、切れ自体も寿命も全然悪くなかった、なんかうれしー。

 まあその辺で買うのとも値段変わんないんでPBって言ってもごく当たり前のメーカー品のOEMなんでしょうね。コンビニ用ブルボンみたいな。
 モノタロウブランドでも安い作業工具とかは許容範囲ギリギリだったり人(職種)によっては全然ダメだろうけど、これはありでした。

 また買うかっつったら微妙。いつもの金物屋なら30分で買って帰ってこれるからな。



 

2022年2月14日月曜日

焼成割れ、お役立ち情報

 NHKのオリンピック中継のスタジオシーンや夜のハイライト番組などで、ツイッターなのかな?左下に応援コメントがジャンジャカ流れてるんですが「お前、いっつもいっつも投稿してんな!」というのを数人みつけて(・∀・)ニヤニヤしてる福田です。


  縁起の悪い話もたまにはよきにハカラエ、ということで・・・

ドジャーン!!


 素焼き本焼き問わず、焼成中の割れについてプチ情報。

 パターンは以下。

 1:窯詰前の時点ですでに割れてるが見えなかったり気が付いていなかった、ということは意外に多いです。

 2:窯詰の仕方が悪くて割れる。支え方が悪ければ機械的な力や自重で捩れて割れます。

 また、デカかったり変な形をしてるものなど、置き場所を考えないとピンポイント加熱を食らってサーマルショックで割れます。

 3:水分を飛ばしてる最中が最も割れるタイミングだと思います。およそ300℃ぐらいまでかな?

 やはり大きいものや変な形をしてるもの、構造上無理があるもの。

 4:昇温割れ、昇温時にサーマルショックで割れます。300~1000℃

 5:降温割れ、通称冷め割れ。昇温割れと同じ理由です。1000℃~300~常温

 素地組織が緻密なほど熔化が進んでるほどバックリと派手に割れます。多孔質なほど耐性があります(基本的に)


 昇温中の割れのほうが、素地の焼結が進んでない分耐熱衝撃性があり、また基本ゆっくりなので頻度は少ないですが、全然不思議な現象ではないので気を付けましょう。特に構造上電気炉では気を付けたほうがいいと思います

 窯詰の項と被りますが、でっかいもの、構造上無理させてるものがヒーターや直接炎に近いと危険です。

 

 また、素焼きしたものならその温度帯までは急いで上げても平気、という言説をよく聞きますが、理屈からはウソです。もちろん一番危険な結合水分飛ばしは済んでるんで半分はホント、リスクは下がってますが…。

 この辺磁器やってる方なら実感あると思います。


 また経験上というか実感でしかありませんが、1000℃以上のブツそのものが赤熱してるような状態の温度帯では割れ、クラックの発生、というのはまずないんじゃないかと思ってます。おそらく割れることではなく変形することで力を逃がしてるんじゃないかと感じます。

 だから単に割れだけを考えればこの温度帯こそ昇温スピードアップできるわけですが、歪み率が爆上げするし、釉モノなら釉の状態変化も関係してきます。


 対策は、とにかくゆっくり上げてゆっくり下げるにつきますな。目あたらしい話でなくてスンマソン。

 また、サヤ詰めで焼成するのもセオリーです。匣鉢は熱あたりを和らげます。



 と、べつだん特に変わったことは言ってませんがセオリーを並べて整理してみました。こんな感じでいかがでしょうか?またのご質問お待ちしておりま~す。

 あ、ギャグを入れるの忘れちゃった。寒いので。



 




 










2022年2月11日金曜日

ジルコニアのるつぼ 蓋付き 豆知識&識者に質問?

 というわけで、こんな感じ。まあ普通です。



 年度末時期で忙しいとか、オリンピックやってるとかで、ちょこっと無駄話してお茶を濁してきましたが、さすがに関係なさすぎだろ、と思わないでもないこの頃。


 しょうがないんで、ヤキモノ好きサン向け豆知識でやっぱりお茶を濁そうと思います。

 

 可塑性可塑性ってよく言いますよね。まあ、塑性、という性質のことなんですが、反対語って知ってますか?

 塑性の反対語は弾性です。

 弾性は簡単に言うと「押したり曲げたりしても元の形に戻ろうとする性質」

 塑性は逆で「握りこんだりしんねぶったりしたらそのままの形にとどまっちゃいがちな性質」

 別に粘っこいとかベタベタしたりするって意味じゃないですよ~。

 理屈っぽく言うと、「外圧によって生じた変形が、外圧を取り去ってもそのまま残る(塑性)のか元の形状に戻る(弾性)のか」みたいな感じかと…

 赤ちゃんの肌と年寄りの肌みたいな(笑


 で、ここからは勝手に付け加えるダバナシで、塑性も弾性も示す限界があったりしてある程度そのものの中に併存してるはずなんだと思うんですよね。スチールの定規でも曲げてみればわかるように、ある程度までならもとにビヨヨと戻りますが、限界を超えれば塑性変形しちゃいます。


 粘土って形作っても置いておいて乾燥したり、焼成したりするとある程度戻っちゃうじゃないですか?広げた分少しすぼまったり、轆轤引きしたものだと力かけた逆方向にねじれが戻るとか、いろいろ。

 あれは、時間軸を長ーくとって顕われる弾性なのか、ってことが気になってます。それとも、熱だの水分揮発だのの影響で新たに物理的圧力を加えられての現象ということなのか?

 どなたか馬鹿にもわかるように説明してください。 

 エラソーにしてるくせに自分で調べろや!!

 いやあ、年度末で忙しいし、オリンピックやってるしで…


 まあ、知ったからってどっちにしろやることは変わんないんですけどね。





 













2022年2月8日火曜日

カルシアるつぼ

 やあ、男子シングルショートのグループ間製氷タイムにコリー・ハートの"Sunglasses at Night"が流れて、仕事中無駄に興奮してしまった80年代にティーンエイジャーだったオジサンです。

  若い人が聞いてもどうだか知らんけどやっぱカッコいいわコリー・ハート。棚からアルバム探してきちゃったよ。まだ活躍してんのかな?

 わたくし、基本的には懐古趣味ってだけでDスコアがどっさり下がるほど否定的スタンスです(笑



 カルシアるつぼの細長物はまっすぐ出来るとうれしい感じ。

 知ってる方にはご想像通り、出来のいいのだけ並べて写真撮ったんですけどね。 

 こんな小さなサイズでも難しいのは難しい。でっかくても楽なのは楽。みたいなことあるんですよ。


 羽生は残念だったけど、宇野鍵山と併せて、いいフリーを期待しましょう。
 と、NHKの画面左下に出てくるツイッター応援メッセージ級に何も言ってないに等しいコメントでお茶を濁してみました。


 しかしフィギュアスケートって不思議ですよね。

 ずいぶん前から五輪は特にどうのこうのウルセーご意見が乱舞しがちで、誰の得点はおかしいのどっちが本当は勝ってるのごちゃごちゃギャーギャーするじゃないですか?

 これほど人気で注目集めるのに、これほど客がルール知らない競技ってほかにあるのかな?うちの家族なんかもそうですけど、ジャンプの種類も見分けられん奴が順位に文句言うって論理的に言ってあり得ないと思うんですが…

 俺がいちいち今のはループとかフリップって解説すると「横がウルセー」呼ばわりされてんですけど(笑

 まあ盛り上がるのはイイことだね。何しろ見ててハラハラするし楽しいし。

 






 

2022年2月7日月曜日

ジルコニアのハースライナー

  ハースライナーって言うのはハースのライナーって意味ですが、

 端的に言うと蒸着用のるつぼです。

 


2022年2月5日土曜日

マグネシアの小るつぼ 北京オリンピック開会式

  マグネシア緻密質の小さなるつぼを紹介。


 蓋は凸型で径方向に張り出しません。
噛み合わせのためについてる蓋の見込み側凸部のために容積は若干目減りしますが、そもそも坩堝に腹いっぱい試料を入れる、なんてことは基本ないはずなので無問題。
 かぶせ型の蓋とどちらがいいかはお好みでお選びください。
 好みや制約がなければ、うちではほぼほぼこっちの凸型スタイルで製作しま~す。



 なんだかんだと始まってしまった北京オリンピック。
 開催国のここ数年やってることや、それ言わんことかと選手関係者、しかもトッププレーヤーに陽性反応が出て棄権する羽目になったりもしてるわけで、そりゃデモっぽいものも起こるわな。 
 クラマーのいない女子ジャンプじゃなあと思うのも確か。「ケガで出られないなんてよくあること。それと一緒」何て言い草俺にはできませんね。
 
 とはいえなんだかんだと早くも連日観戦中。普段なかなか見られない競技が見られるってのがやっぱいいよね。

 で、今日開会式でした。
 なんかさあ、センスメチャ良かったよね。特に聖火にはしびれたわ!!
 08の夏に続いてチャン・イーモウ。実際彼がどこまで考えたのかは知らんけど、去年の夏どっかの国でやった時の開会式とはレベルが違ったわ…
 
「国の偉い人にとってと、庶民や他の国の人にとってとでは、同じもの観てても捉え方が180°違う」って技、映画や小説によくありますよね?特に旧東側、共産圏の作家は検閲ごまかすために見事なパターンで使うんだけど。
 少し感じました。まあ今回に限っては、誰がどう監督しようとそうなるか。チャン・イーモウ好きの買い被りかもな。
 





 





2022年2月2日水曜日

窒化アルミの加工板

もう2月ですよ。早いなあ~。

と言っておくと、月頭の記事一回分こなせますね。


  セラミックスは酸化物だけじゃなくて炭化物(SiCとか)窒化物等あります。全体量では多くは無いですけどね。

 窒化物にもいろいろありますが、これは窒化アルミ。 

この、つまようじの径より薄い板に


 ほっそーい穴を中心まで開けています。
  加工屋さんがやってくれたんですけどね。


 「もう2月だよ、早いなあ」発言の顔を立てるために今日はここまで