ちょっとよんどころない事情で緊急配信。
削り工程での底厚の把握の仕方!!
これ以前も記事にしたことあったんですけどね。勘とか慣れとか要りません(もろちんあったほうがいい)
直接測ります。
用意するもの
1・縫い針
ピンバイスや要らないシャープペンにチャックさせるとカッコいい上に使いやすくて便利です。
シャーペンVer.の通称は『ベルリンファイル』
2・なんかの切れっぱし(スルスル動くが簡単にはズレないもの、幅広の輪ゴムっぺらとか)
3・定規(できればストッパーガイドもあると便利かも)
以上!
では連続写真で
1・品物を準備したら、針に切れっぱしをセット(ここではたまたま落ちてた薄い発泡スチレンシート)
2・容赦なく測りたい部分にブッ刺します
轆轤の鏡にあたるまで。出来る限り垂直に!
3・ハイ!針の先からきれっぱしまでが現状の肉厚です
4・定規で測れば数字を出せます。
別にこの方法、そこに限らず腰でも壁でもアソコでも測れますし、もろちん水引き中にも使えます。
5・針の跡なんてこんな程度。削ったり擦ったりしてるうちに消えます。(見込み側はそれなりに気を付けましょう。どうせ釉で消えるって)
6・確認しながら削ればOK
お判りでしょうが、このトンボ方式で「非破壊測定」も可能ですよ(笑
趣味のヤキモノに製作速度は基本必要ないはずです。職人になるわけじゃなければ身に着ける必要のないフォースはたーくさんあります。デコピンして厚さを感じ取る、なんてのはその最たるもの。やってりゃそのうちなんとなくわかります。
「いや~奥が深いですね~」なんて言えばこっちが喜ぶと思ってる人も結構いますが、そういう人には「そこの奥ですか?5㎜ぐらいですよ」とかなんとか言っておきましょう。
練習する必要ない工程のリストご希望の方いらっしゃれば開陳しますよ。(誤解の無いように繰り返しますが、出来るんなら出来たほうがいい技能ですよ!また、私のこういった発信は本職希望の方は対象にしてません。Beat The ProPotter!で行きましょう)
おーい、よかったなー。こんな質問された日にちょうど同じ仕事してるなんて滅多にないぞ!(って誰に言ってるんでしょうか、〇〇ちゃんよう!)
年下の知り合いには優しいおじさんでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿