オモシロ本紹介コーナー
まずはガチ勢から
『中世かわらけ物語-最も身近な日用品の考古学』中井淳史著
表紙はほら!もう面白そう。隣は同時進行中のV.I.(こっちも最高)
考古学者である著者が中世の遺跡から大量に発掘される「かわらけ」について語った本。中心となるのはこれでもかと出土しているらしい京都ですが、充実した記録資料のある場合は地方の状況なんかも詳しく紹介されてます。
堅苦しい研究発表でも論文ではなく、でもちょっとそっち系のオモシロ読み物になってます。
知ってました?それなりに人が集まる各町に一軒や二軒カワラケ作りがいたんですよ。
大河ドラマやなんかで武将とかがよく酒飲んでる素焼きっぽい杯、どんなサイズがあって一個いくらぐらいでしょう。
どんな作り方の種類があって、形や装飾?にどんな流行があったのか、どういうときにどういった感じで使われてたのか、近世に入ると急にさびれていっちゃったわけは?などなど・・・
町はずれのヤキモノ屋として結構思うところある本でした。
俺自身すべての章が刺さったわけではありませんが、ヤキモノ好きたるもの、これを肴に夜更かしできないようでは話合わねーな(言い過ぎ
そのうち気が向いたらこの本の内容から何かひねり出してみたい気分。
次、ネタ要員
断っておきますが、まだ読んでません。でも存在自体が貴重だと思うので、紹介するこの一品
『陶都物語』まふまふ著
でました!!転生チートものラノベ陶磁器編(笑
もとはウェブ発表小説で、人気が出て出版らしいです。合う合わないはともかく、ネタのジャンルから言っても全然つまんないってことは無さそう!!
あと、萌え爆乳がいない表紙ってのも心意気を感じます。あれはいろいろ買いずらいんだよ!!
二行目に注目!!シレっと書いてあるけど、きたこれ!
それと4行目の前半、むつかしい言い回し。これ普通?俺がモノ知らないだけかな?
ただこれ設定は最高だな。朝ドラじゃん(笑
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