ヤキモノの本じゃありませんってあれほど言ったのに買っちゃう方がいるんですねえ(笑
アマゾンでレビューみたら怒ってる人もいて笑いました。
これ、改めて読み切ってみたところ、やっぱりいいなあと思いました。いや、今改めてって言いましたが、頭からケツまでキチンと読んだのは初めてです。すみません。というか、幾何学部分は超ぼんやりとしか頭に入って来ません。俺には難しい(笑
で、何が改めて素晴らしいか、というところ。
まえがきについてはすでに年末に褒めましたが、最後の「工房陶芸の方法」という章が、とてつもなく素晴らしいということに気が付いてしまいました。
たった3ページ。別に変ったことが書いてあるわけではないんですが、ここまでクリアーに自分が何やってるか記せる人なんて本職でもなかなかいないんじゃないかな?と思います。少なくとも俺には無理です。
誰か本職の方、この章にケチ付けられる人いますかね?過不足ない上にヤキモノつくりのキモがすっかり(しっかりではなくてすっかり)述べられていて感動しました。
グダグダ細かいコツなどならんでる割にはとんまな抜けが多い本てありませんか?
ガチの研究・大学教育現場上がりの(モノ好き)物理学者(大御所だそうです!)の脳内交通整理力と本質を見極める眼力恐るべし!
人となりは奥様を愛してる以外良く知りませんが、こういう先生が中学生のころにいたらなあって感じかな?(まあ俺はどうせ行きませんけど)
また、あとがきもシビレル味わいで、ものすごく滋味深いです。
ヤキモノの本かっツウとやっぱり違うような気がするので、そういう意味ではお勧めしませんが、いい本ですよ。俺が目指すべきジジイの一形態がここにある!
まあなんでわざわざあらためて紹介したかといえば理由は二点。
俺たちのイノウエ先生が買って読んじまったってのを最近知ってしまって思い出したのと、この本の著者、石黒先生が以下のようなYOUTUBE動画をアップしていたのを偶然知ってしまったからです。
御年82歳!!
この動画は去年アップされたものですよ!!
あくなき知的好奇心と教育への情熱、スゲエ!!
0 件のコメント:
コメントを投稿