2020年10月6日火曜日

ジルコニア小るつぼ

  ジルコニアの小さなるつぼです。

 小さいけど普通! 


 

 やきものの場合、素地や釉の組成にしろ、成型技術にしろ、乾燥、焼成にしろ、科学的に理性的に考えようってのは一番大事なことだと思ってます。もちろんその結果感情や嗜好に決定権を与えるってことは多々ありますけど。設備や経済的だったりいろんな環境条件で制限されちゃうこともありますし。でも科学的に考えることがまず第一ってのは、やきものに限らないよね。

 

 で、科学的に考えるってのは別に詳しい高等な知識が必要だ、とかそういう意味じゃなくて、考え方ですよね。でもそれがいざ実作業になるとどう考えるべきか結構難しいこともあるんで困るんだけどね。

 梶田絵具さんのユーチューブチャンネルが、やきもの界としてはだいぶ科学的ですばらしいと思っちゃうんですが、科学的なのは化学式やモルで説明してるからってことではなくて手法だと思います。

 

 それを説明したいんだけどできないんですよ。俺の能力的に。残念ながら。

 梶田さんの動画、これこれこうすると赤くなりましたやったーではなくて、赤くなりましたやったーにするための条件を探る、というやり方でしょ?見方を変えれば。なる範囲とならない範囲とが両方いっぺんにわかって初めて必要十分だと思うわけです。単に実用だけなら一個できりゃあいいんだけどさ。

 

 何言ってるかわからないでしょ(笑、何が科学的な思考法かって説明できないわけです、俺程度には。そういうことが大事だし面白いんじゃねって言いたいんだけどなあ~。

 今までそういう理屈で記事連ねてきたわけですが、科学的な手法ってのを教えてくれよ~と言われても、説明できない!あーもどかしい!

 これってみんな大好き「俺たちの」イノウエ先生とかも、レベルの差はあれ同じ悩みってあるんじゃないですかね?先生言ってることってそういうことですよね?ね?

 

 そんななか、レベルとしては申し訳ないんですが、科学的に考えるって簡単に言うとこういうことだぞ!っと、うちのボンクラ小中学生にもピシっと説明できた稀有な例が今巷をにぎわせてるので、例に出してみますね。


  

 某国、科学アカデミー(この場合の科学は当然人文科学、社会科学も含めた全ジャンル学際的なもの)に、推薦された優秀な科学者(らしい)のうち数名が政府からの任命を受けらなかったという事件がありました。

 学問の独立性を政府が犯そうとしてるんじゃねえのか?という点が問題になってるようです。


 具体的な理由は任命側から説明されず、現ソーリの過去の言動や髪形からも狡猾な隠蔽体質であるのは明らか!!

 誰も納得してないのに「説明は済んでる」の一点張りですからね、ずっと。前政権の見直しや検証もする気はないと。

 今回の件には関係ないけど、就任してからも「自助が一番」ってお前が言っていい立場じゃねえだろ!「自助が易い社会にします!」だろ!みたいなこともありました。みんながみんなおめえみてえにのし上がれねえからおめえがソーリやってんだよ!

 多分これ以上みんなが納得するような説明はねえだろうなと(ただし、この決めつけは科学的ではないかも)



 新聞やテレビ、ラジオは、任命されなかった人には政府を強く批判する言動が過去にありました、だから意地悪されてんだ!という感じで報道。

 我々は「そういうことかよ、ひでえ話だな!」今ここ

 みたいな状況です。多分


 が、これね、これはこれで一方的なんですよ。判断するためのデータが少ない。こんな程度のニュース情報では我々庶民は何の判断も下せないはず!


 少なくとも、ハブらった6人だけじゃない、任命された大勢の研究内容や立場等も必要な分だけでも明らかにする必要がありますよね?

 スンナリ任命された中に、政府に対して強く否定的な態度を明らかにしてる人も大勢いるんだったら別な理由があるってことになるじゃんか。

 ちゃんと「比較・検討できるように報道してくれよ!!」

 これが科学的な考え方だ!と、しょぼいけどガキどもに教えときました(笑

 



 個人的にはどっちの見方なわけでもないですが(だから何しろ俺には情報がないんでわかんない)、司法・立法・行政と同じように、産・官・学も力関係に差があるべきではない、と思ってるんでね、大勢が理解できるような理由がでてこねえのは気に入らねえ。特にこのご時世強権の発動には相当気を付けて下々から目を光らせないとね~。と思いますよ。

 独裁嗜好の親分がいる国はあっちこっちでおかしなことになってるらしいし。

 

 




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