緻密質のジルコニアです
いつも大差ない製品写真で申し訳ありませんね。
まあ坩堝ばっかし作ってるんでしょうがないよね。
底抜けの筒、リング状でした。
では今月の先月読んで面白かった本。
何をいまさらな超人気作二つ。
「機龍警察」はずーっと気になってたけどなんか読んでなかったシリーズもの。SFSFした世界観社会観のパトレイバー的なものを想像するとだいぶ違ってて、過去から重荷を背負う暴力雇われデカ三人が最強のおまわりマシンで暴れる!という部分をすっぽり抜くとメッチャよく出来た警察小説です。SF要素そのものは話の本筋に関係ないぐらいなのでミステリーとか冒険小説だね。どっちのファンにも怒られるの覚悟で大雑把に言うと「新宿鮫」がロボットに乗ってテロリスト(もロボットに乗ってる)を逮捕!って感じ。
はっきり決まった主人公がいないといってもいいポリ公群像劇で各登場人物皆魅力的(いい感じのクソ野郎含む)なので、この中だったら俺誰かな?という見方も面白い。仁義なき戦いとかもそれあるじゃん。
コミカライズされたようだけど、基本地味な捜査と警察内部に巣食う陰謀の話なので、アニメ化や映画化はやめていただきたい。
映画にするんだったら最低でもライザ警部役にシアーシャ・ローナンを呼んでくるぐらいの予算レベルでお願いします。
『同志少女』は文庫化待ちしてたんだけど娘が買ってきたんで読み終わってからのお下がり。
本屋大賞だし、ず~~~っといいところに平積みされてるんで俺ごときがわざわざ何も言いません。おもしろい~。前半のトレーニング時代はキツメのアニオタ感ある感じがちょっと気になったけど、戦場に出るようになってからはホントにハードでよかった。
無理やりヤキモノ目線で話をすると
冒頭、主人公のセラフィマはとんでもねえ悲劇に見舞われるわけですが、自分の家の思い出の皿やマグカップを次々粉々にされてブチ切れ!復讐を果たすために立ち上がるんで、ヤキモノ好きなら一緒にブチ切れましょう(笑
世界の情勢を鑑みるとですね、今(ほんとに今!!)読むことに価値があるんですよ!異常に売れてるのもその点が相当影響してると思う。
文庫待ちしなくてよかった!してたけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿