それはさておき石膏ウィークということでちょっとした小ネタを
石膏の中に石膏を流すシチュエーションがあったので軽く紹介します
このアルミの原型を石膏に置き換えます
タダの丸棒じゃなくて複合テーパーになってます
通常、唐竹割り真っ二つの割り型を取ればいいんですけど、今回は薄く型取りしてその中に石膏を流し込み枠にした方は割り捨てる作戦です。理由はいろいろあるけど仕事の都合です(笑
どうせ壊して捨てるものなのでできる限り薄く
石膏もったいないですからね。
こういう奥行きのある中に離型剤を上手に塗るのは難しいんですよ。
で、一昨日物置から出てきたクソ小汚い液状カーワックス。確実に10年は立ってるな。
中身がまだあったのでこのワックスを流し込んで排泥!
その後何やらわからない白い粉をスポンジなどで拭きとりました。
水かけてみたらよくはじいてるようなので一本試してみました。(結果、特におすすめはしない。グリスのが全然いい。でも古いせいかも?)
自分はこんなんで内側にグリスなど塗ります
また汚らしい写真ですみませんね
こうやって買って損したのこぎりなどで切り込みを入れておきます。
どこまで切るかですけど肉厚の半分超えてればいいんじゃないでしょうか?
できれば3mm以下ぐらいかなあ?でも突っ切らないように注意
下ごしらえを終えたら石膏を流し込みます。この辺写真無いですけど硬いこと言うなよ~
でホカホカするまで待つと・・・
見えますかね?切込みに沿ってひびが入ってます。
これで捨て型を壊しやすくするんですよ
ヒビに硬い薄板(金尺など)を差し込んでこじると離型します
これは失敗(笑。でも指でポロポロ取れます(グリス、カリ石鹸なら)
ワックスはちょっとはがれにくかったかな?でも使えますよ。
と、言うわけで完成
いつもと違ってグダグダ書きませんでしたが伝わりますかね?
胆は見込に離型剤を丁寧に、隙なく塗ることです。塗り残しがあるとそこから水気抜かれてへぼ石膏になっちゃいますから。用途によってはグリスぬらぬらでもいいかもです。
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