2018年6月6日水曜日

ジルコニアるつぼと・・・ビアカップという名のフリーカップ、コップ

ジルコニアの小さいるつぼを仕上げつつ(もう窯に入りました)



 取り組んでるビアカップという名のフリーカップ
先にこんなんです、と写真
前回バージョンと今回バージョン

 ある特定のお客様向けに先に結論申し上げますと今週もう少し作り足したいのでちょっとお待ちください。来週にはこれら含めて個別に
 「CLAYGROOVES在庫倉庫」
の方にアップできる予定です。時間ばかりかかってしまってすみません。


 こんな感じのビアカップできますか?と、ご相談いただきまして試しに作ってみた(いまココ)的な流れなんですが、という名のフリーカップという胡散臭い名になってるのは、私は酒を飲まないんですよね。
だから「僕にはビールがおいしく飲めるとかわかりませんので形ばかりは真似してみますが、一応フリーカップということでご了承ください」といった流れです。

 ヤキモノオジサンとしては趣味の映画鑑賞中、食事シーンやコーヒーシーンなどでは、いかにバンサンカッセルあたりが抜群の苦渋の顔芸なんかを披露していてもつい皿に目が行ってしまいますし、いかにロバートダウニーJrがホログラムっぽいスクリーンでシャカシャカ手を動かしてても横っちょに置いてあるマグカップをみて、へえマスプロっぽい真っ白なんだあ~って感じでついついヤキモノ目線になってしまうんですが、ビールといってもあんまり気にならないしワイルドスピードチームが小瓶ラッパ飲みしてるんでそっちのがカッコいいんじゃねえのって感じでした。

 酒アイテムに対して知見ほぼゼロですので、こういうときは先人の教えに従うわけです。修行中の会社の研究職のおじいちゃんはファインだけじゃなくて一般の焼き物にも大変な知識と興味を持っていていろんな意味で師匠だったんですが、
1、酒飲む器はちょっとのみずらいほうがええんじゃ、
2、口つける器の縁はキスしたときに気持ちいい唇みたいな感じにするんじゃ
3、だからちょっと乾いててカサカサしてた方がエロくていいんじゃ
という微妙に共感にソンタクを要する持論を展開して最高に愉快でしたのでこれに適当に倣うことにします。

 そこに、私個人の付加要素として
4、酔っぱらいは手元不如意なので滑り止め効果の高い胴回り、
5、なおかつラッパになっててすとんと抜けづらい(はずの)シェイプ
6、だってなんかビアカップってそんな感じじゃね?

といった部分を付け加えてできたのがこれらです。
カップっていうと幅広く使い方バリエーション出ちゃいそうな言い方なんでカップじゃなくてコップですな。液体飲むようのコップです。

 そういえば陶磁器でコップって言ってるのあんまり聞いたことないですね。フリーコップ、ビアコップ。コップにします
イエーイ、ビアコップ!

 


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