2018年6月4日月曜日

失敗した…

 暑い、しかも、もう六月なのかよってことに驚いてます。時が経つのが年々早まってる!地球温暖化のせいか?それとも、異星人の陰謀か?
 まあ時間を他人やルールに支配されることを嫌って定収入(低収入?)と引き換えにクソ真夜中にワールドカップだろうがツール・ド・フランスだろうが大威張りでリアル観戦してるようなヤサグレた身の上ですから、「売り渡さなかった時間とやら」はすべててめえの責任です。

 下の子(四年生)の宿題は虫歯予防で綺麗な歯的なキャンペーンの標語だったんですが、机の上のプリントチラ見したところ、テストの点や家庭訪問時の先生の話等総合してお調子者ではあるものの優等生だと信じて疑わなかった彼女の作品は、
「虫歯の歯、まっ黒くろすけ、ウケル!ワラ」
 さっそくお母さんにやり直させられてました。いつもこういう感じの、権力や世の中的よきことに逆説的な対応をした場合、元凶は私ということになってます。
 どうりで日本にパンクが根付かないわけだ!(自分でも意味がよくわかってない叫び)

 そんなブルージューン(憂鬱な六月)ですが、失敗したらしたでそれを糧にすればいいじゃない。下の子も、「あ~、こういうのは本当に心に思ったことや読む人の気持ちにガツンと来ることを標語にすればいいわけじゃなくて、あくまでも学校のセンコーとか誰が主催者かしらねーけどそういう人が求める小学生らしさ、無垢なキラキラを出さなきゃいけないんだなあ~」と知ったことでしょう。


 
 多孔質のるつぼを固形鋳込みで作る際には、経験無ければヤキモノ人でも大半の人がびっくりするぐらいカタ~イ粘度の原料(水分量が少ない)で振動掛けながら(チクソトロピーによる一時的な粘性低下を利用)鋳込むんですが、当然石膏型の隅々まで坏土が回りきらない事態がたまに起こります。
 たまにはそんなものも焼いてこのページのネタにしてみるかと…
 1500℃で焼いた失敗したアルミナのるつぼに釉薬掛けて焼いてみました。

今回試した釉薬は思いのほかキレイに乗ってちょっとうれしくなりました。
 素地の吸水率が非常に高いので釉薬によってはマットになったり指に粉が付くほど素地側に取り込まれた分とそうでない分に分かれちゃったりとかかなり不思議な事態にもなるんですが…
 このままで貫入してない方でも水分じゃじゃ漏れですが、水気やガスの透過性を利用した、例えば息ができる釉薬のある植木鉢、などには利用できるかも。釉のかかった植木鉢は普通息しませんし、素焼き鉢は色味の限定がある上に洗浄性に欠けますよね。しかも史上最高強度を誇る可能性あり。
 まあ全部冗談みたいなものですが、考えるだけでも楽しー。

 とか言ってる下の段からは…
「ウケル!ワラ」

0 件のコメント:

コメントを投稿