耳なじみのあるのは、ピーンピーンとどっかで釉に貫入してる音。ミシとかパキとか柱が割れたか軋んだりする音もありますね。カサカサいうのは虫かネズミかな。グシャグシャの書類がずれた音。鳥だか近所の猫だかが工場の周りで遊んでる音。この辺は正解じゃない場合もあるとしてまあいいんですよね。
よくわかんない異音が怖いです(よくわかったら異音じゃないか)
これが運転中の窯の方から聞こえたような気がした時は特に怖い。
ボンッとかパコンとか破裂したような音は、やばい。経験上破裂は昇温時、比較的低温のあぶり段階で起こります。300°400℃ぐらいまで。もしかして逝ったか? 大きくて肉の厚いものが破裂します。くっそーあれでも乾燥足りんかったか?あげるの速くないはずだけどなあ~。過去に3回ぐらいあります。
ゴトリとなにか重たいモノが崩れたっポイ音もやばい。棚倒れたのか?るつぼひっくり返ったのかな?なんで? もちろん実際、崩落事故!なんてことは過去に三回ぐらいですが・・・
降温中はピキーンといういかにも《今何かが割れました!》的な音も怖い。
もし本焼成後にパックリ割れて出てきたら切り口、特に角を見てください。冷め割れなのか、昇温中なのか(潜在的に割れてたとかも)がわかります。
今朝、理由は言いませんが結構寝ぼけた状態で仕事を始めて変な音が窯からしたような気がしました。異音、怖っ!!デカくて重たいモノ(特注の炉材)が入ってるし!温度的にはキープ終わって窯切れたあと。タイミング的に理由はなんだろうか?周りの異常はないしやっぱり窯内なのかな?不明。
とにかく取り出せるまで窯の温度が下がる明日にならないと、中がどうなってるのかわかりません。この間できることといえば、
1、何もないであろうと普通に仕事する。
2、壊れてる場合を想定して、製品の作り足しをしておく。
場合によってはヒータの発注までか?明日土日だし。
この状態は窯屋にはしょっちゅうある話で、「シュレーディンガーの皿」といわれています。まあだからと言って自分の場合は、型と原料の準備を確認しておくだけなんですが。
土日のどっちかで小学生の娘の用事でつくばイオンに行くんですが、仕事はやりたいときにやりたいようにをモットーとする私にとって土日も平日もないんで調子狂うんですね、土日付き合うと、逆に(←わがまま極まりない男)。でまたうっかりイオンなんていくと半日つぶれる上に男が行ってもひとっつも面白くない。どいつもこいつも大した用事もないくせに(多分)大込みの中ウロウロしてるし、ゾンビがなぜかやたらとショッピングモールとかデパートに集まるのはきっとこれのメタファーでしょ。
どこの田舎に行っても地方色の無い変わり映えのしない姿でドカンとあらわれて変わり映えのしない男つまんなラインナップで俺を辟易させるイオンこわ!映画館だけで十分です。ちなみにイオンの映画館で観た一番怖いものは実写版シンデレラで継母を嬉々として演じるケイトブランシェット様かな?(さっきWOWWOWでやってたので思い出した)
イオンといえば、個人的には独力で理解が追い付かない理科の限界でして、電荷だのイオンが出てくるあたりから先は一人で教科書読んでても全然脳の深いところに定着しません。この辺、それなり以上の理解の上に実践できれば解膠材の選択やなんかでかなり無駄玉撃たなくて済みそうなんだけどなあ。
レベルがはるかに違うとはいえユーザーの研究者の方もちょっと専門から外れたことに関しては「難しくてわかんないんだよね~」なんてことよく言いますし、俺程度じゃしょうがねえかと。どんな変化球でも弾き返してヒットを量産してる西武の秋山も、腕に蚊が止まった程度の接触でクリスティアーノ・ロナウドが4M以上すっ転ぶのをノーファールと見切る審判も別に物理学の天才ってわけじゃなさそうだし(可能性はゼロじゃないけど)
で、先日のイノウエ動画で「ニガリを釉薬に添加して沈殿のやばいのを抑えてみよう!」という、未経験のものにとってはものすごく助かる実験&人柱っぷりに心打たれ、しかも俺と同じくイオンの電荷交換のあたりでギブリ気味になってるのを聞いて(失礼!)、やっぱり勉強してるんだなあと、緩んだ褌を引き締める気分になりました。
折を見てこの辺の勉強もたまにはしとくと新しい理解の道筋が自分なりにできたりして楽しいんだよね(間違ってそうなことも多いけど)。ガラスの靴だけ真夜中過ぎても消えない理由がついに解明できるかもしれないよ。
どっちもやらなかった俺から子供たちに言わしてもらうと(どうせこんな文読んじゃいねえだろうが)、学校行くのも勉強するのもちゃんとやっとけよと。荷物になるわけじゃなし、科学も数学も、無駄無駄言われてる微積分ですら必ず実生活&仕事で役に立つ。あと何より学校の勉強頑張ることほど簡単で身になる頑張るってないんだよね~。大人にならねえとわかんないんだけど。
レベルがはるかに違うとはいえユーザーの研究者の方もちょっと専門から外れたことに関しては「難しくてわかんないんだよね~」なんてことよく言いますし、俺程度じゃしょうがねえかと。どんな変化球でも弾き返してヒットを量産してる西武の秋山も、腕に蚊が止まった程度の接触でクリスティアーノ・ロナウドが4M以上すっ転ぶのをノーファールと見切る審判も別に物理学の天才ってわけじゃなさそうだし(可能性はゼロじゃないけど)
で、先日のイノウエ動画で「ニガリを釉薬に添加して沈殿のやばいのを抑えてみよう!」という、未経験のものにとってはものすごく助かる実験&人柱っぷりに心打たれ、しかも俺と同じくイオンの電荷交換のあたりでギブリ気味になってるのを聞いて(失礼!)、やっぱり勉強してるんだなあと、緩んだ褌を引き締める気分になりました。
折を見てこの辺の勉強もたまにはしとくと新しい理解の道筋が自分なりにできたりして楽しいんだよね(間違ってそうなことも多いけど)。ガラスの靴だけ真夜中過ぎても消えない理由がついに解明できるかもしれないよ。
どっちもやらなかった俺から子供たちに言わしてもらうと(どうせこんな文読んじゃいねえだろうが)、学校行くのも勉強するのもちゃんとやっとけよと。荷物になるわけじゃなし、科学も数学も、無駄無駄言われてる微積分ですら必ず実生活&仕事で役に立つ。あと何より学校の勉強頑張ることほど簡単で身になる頑張るってないんだよね~。大人にならねえとわかんないんだけど。
塩化マグネシウムは俺も成形バインダー+焼結助剤として固体のもの使ってるんで釉薬にも使いまわしてみようかと。おかげさまでちょっと試してみたいこと思い付きました。
それにつけても、あしたの窯出しが恐ろしや!イオンこわい
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