小学校での土器作り。本日無事焼成しました。
担任の先生どころか特に校長先生がメチャやる気で寒さもそれほどでなく、焼成結果もバッチシ!とかなり上手くいきました。
うちの学校は、各学年一クラス、今回対象は6年生20人。担任の先生はかつての学校で盛大に失敗したことがあったそうで、リベンジに燃えあがり、校長先生が不可解なほど乗り気!周りは畑と山と田んぼ、学校敷地内にいくらでも燃すもの(打った枝や落ち葉や乾燥させた雑草の山)がある。父兄も簡単に5~6人集まる!
そんな近隣配慮もソーシャルディスタンスもへったくれもないような超高条件なので、どこまで参考になるかわかりませんが、不特定多数に対するヤキモノの先生でもない単なる経験者が、小学生のマッスを相手にどう立ち回ると良さそうなのか?みたいな、どこかの誰かの役に立つかもしれない案件なので、近いうちに軽ーくまとめます。
今回記事はとりあえずスナップ写真程度で。
とか言いつつ前半写真撮るのすっかり忘れちゃった。テヘ。
持ってくる段ですっかりバラバラになってる人形が何人かいたぞ!これは重々注意しといたのに!リングに上がってすらねえじゃんか。しょうがないからそれも焼いて明日担任の先生と一緒に修復作業をするようですよ。
私個人の懸案事項「グラウンドは神聖!」なんて思いが木っ端みじんに打ち砕かれた!いくら何でもペナルティエリア内かよ!
校長先生はサッカー選手~指導者、いまだに結構うまい、なので俺が神経質なだけなようです。でも絶対にマウンド付近ではやらせねえ!
あとは少しづつ大胆に。俺の個人作を指標(aka生贄)にして探りつつGOサイン!!
校長先生みんなの分イモ買ってきてぶち込んだりしてます。
先日相談した井上先生(aka俺たちのイノウエセイジ)には、保護者も火燃すのできない場合もあるよ~なんて聞いてましたが、集まったお母さん方、流石皆さんつくばのはずれ。何の問題もありませんでした。井上さんその節は大変お世話になりました。
とりあえずお昼に終了して放置。あとは発掘までは大人(メインに校長)が火の番
誰もいなくなってから校長先生がガンガン追加して燃やしだす!今年で定年退職だそうで、枝切れは全部燃す勢い!やる気の源はそれか!
と、言うわけで6時間目に再集結(アッセンブル!)
もはやイモと土器のどっちが大事かわかんないけど掘り出します。バラバラになった細かいパーツを発掘するために校長が熊手でひっかきまわす!これはおススメ!穴掘って焼成じゃあこう簡単にはいかなかった。
周りに並べて冷ますあいだに、1・イモを食う、2・火の始末
これで十分触れる程度に冷えます(本日気温10度、風ややあり)
打音検査(大げさ)の結果、十分焼きあがってました。よかった!
担任の先生は過去の経験(詳しくは知りません)から8割がた壊れると思ってたらしく、一番感動してましたよ。「さすがプロ!」とか褒めていただいたんですが、野焼き対応の土と序盤焦らず素焼き?段階をきっちりとればこのぐらいはできるっしょ。だって俺子供たちを遊んでただけだし(笑
一応紹介すると、ねんどやさんドットコムでおなじみ山内陶料の
野焼き粘土 https://www.nendoyasan.com/?pid=138066766
を使用しました。それほど他の種類知りませんが、今までで一番強い土でした。
ただし、成形性は可塑性、粘りが低めで轆轤基準でしか話ができんような人(プロとおっしゃる方にもいるみたいですよ)では、やっぱ俺程度では轆轤挽きにくかったんで(確認済み)、作りにくいとか初心者向きじゃない!とか頓珍漢なことを言われそう。
でも、これはそういう土です!!「土器を作るぞ!」と心得えて成型法を選ぶべし!
実際、今日もアメリカンドックみたいなのが一個焼き割れしただけでヒビも出ずにしっかり焼きあがりました。小学校六年生が20人全員成形も焼成も上手くいったんだからこれは初心者おススメです!といって差し支えないかと。
土の価値は成形性だけではありません!!
あー何しろ俺が面白かった!ということで今日はこれまで
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