2019年3月1日金曜日

窒化アルミ加工品 文庫本の価格

 窒化アルミです。
 精密加工でこんな感じです。1φの熱電対が通るため1.1φの穴が開けてあります。

白く透けてる部分が穴の位置。中心まで通ってます


 読書家ヅラしておすすめ本、なんてやってますけど、垂れ流したバカ駄文を読んでいただければわかるようにウソです。まるっきり身についてません。本を読んでも利口にはなりません。書いた作家に申し訳ないレベル。もちろん読むのは好きです。
 夜家族が寝静まった後に眠くなるまでだらだらゴロゴロ読むのが好きです。夜中になっちゃう日もあれば2ページと持たない日もありますが一応日課…。
 90%以上は小説しか読みません。それもほぼほぼ文庫本。子供のころから。
 学校に真面目に行ってるやつなら読んでるんだろうなあ~という文豪ものからエロまで。何でも。
 ジャッキー映画を見た後にはとにかく高いところに上りだすようなボンクラだったので(今でも)、本を読んだら引きずられます。本と映画で知識と思考の95%が出来上がってるのでニュースを観ては、裏ではCIAが・・・とか、あーセガールが乗ってればジャックされなかったのに!という世界に生きています。なんて幸せなんだろう。

 とにかく文庫本。年々高くなってきてますよね。
 最近は1000円超すようなのも普通。そんなの昔は学術文庫みたいなのだけだった気が。
 本高い!
 高いのに文句言ってるわけじゃないんですよ。出版不況だのなんだのいろいろ理由があって高くなったんだろうし、それはしょうがないとも思ってます。
 
 翻訳物は特に値上がりが激しいような…
右四冊は中学生の頃。
大昔ブラッドベリは持ってるの全部借りパクされたんで因縁の作家。
先日新訳版買い直したらこの値段。人生ベスト級傑作ですが高い。倍になってると思う

修三は現役のころからおんなじようなこと言ってんな~



同じシリーズモノでも…
出すごと高くなってます。
近藤史恵が出世して原稿料が上がったのかも?

もはやチカ・シライシはベテランの名アシストに。
ドーピングで地に落ちた元王者。欲しい人いたらあげます。この本

こういうのは昔っから高かったよね。カバーかぶってたからきれいだ。


 で、何が言いたいのかというと、うちには中学生がいるんですが、こずかいは俺が中学生の頃と同じ額しかくれてないんですよね。
 つまり30年も前とこずかいは一緒でほんの値段が倍。となると、中学生が自力で買える本の冊数が半分になってるってことです。電子書籍だからって半額はないでしょう。 
 これって世の中良くなってるとは言えねえんじゃねえかって話。

 「華氏451」も形を変えて現実のものになってきてるんじゃね?
 これは20歳ごろですが、ブラッドベリ全部いっぺんに借りパクされる事件があって、そいつ本当は「焚書官」だったんじゃねえかって思いましたよ。(実際は家庭の事情で仕方なかったんですが)。その後買い直したんですがそれもなぜか見つからず(多分独立時の引っ越しで紛失)、今回新訳版あらためて三回目の購入。ブラッドベリの遺族から年賀状来るかもな!
 新訳版は「焚書官」が「昇火士」になってました。久々に読んだけどやっぱり最高でした。揃え直そうかな?

 冒頭はヤキモノ屋になった理由を再確認できました。
「火を燃やすのは楽しかった。ものが火に食われ、黒ずんで、別の何かに変わっていくのを見るのは格別の快感だった」
 

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