(ほかに何編があるんだ?と言われてもさっぱり考えてないですけど)
その名はタジマのアラカン
特に石膏使う人には鉄板でお勧め!!
写真で分かるようにロング、ショート、細い奴、と三種類あります。
本職の建築屋さんが何に使ってるのか知りませんが、多分ボードヤスリじゃないのかな?
用途として、木材、板金の粗仕上げや面取り、サビ取りやペンキ剥がし、とのことです。まじか?俺の身の回りで考えるとサスガに粗すぎる…
とにかく石膏の面取り、粗削り粗均しに超ピッタリ。
こんなん生姜を下すように一瞬ですよ。
これで粗く形を作ってからペーパーの番手を変えながら整えるというのがやりやすい。
掃除は真鍮のブラシかけてこれまたパパッと。水でじゃぶじゃぶ洗っちゃいます。
切れ止みにくいし、少々なまくらでも石膏ごとき楽勝。石膏用は独立してから一回替えたか替えないかレベルの長寿命。
替刃の種類も
コンベックスしてるのとまっ平の二種類。
このサイズが超おススメ。
これ、生の成形体の削りにも便利ですよ。
刃は製品の成形用と石膏等荒仕事用に分けた方がイイです。
こういう使い方が長年のお気に入り。
もちろん整え直してもいいですし、このまんまのマチエールで焼いちゃってもいいです。
素地剥き出しで焼いちゃえばこんな感じ。
釉掛けすればこう。
私は、ヤキモノは彫刻(合ってますか?立体の像って意味です)でもあると思ってるので(触って、口つけて、使える彫刻!)、器を持ってもらった時に指先や掌に感じる質感というのを大事にしたいと考えています。ヒビヒビのザラザラにしたりするのもその一環。もちろん滑り止めとか言う意味も考えてますけど、手だけじゃなくて触覚を通じて心にも引っかかってほしいよね。みたいな感じで。
これは手早くその目的を達成できる手口なので便利、自分の中では鎬の一形態としてとらえてずっとやってます。それにこうしとくと多少の歪みをごまかせるんだぜ(笑
タジマはコンベックスやカッターの刃も愛用してます(でも軸はNTカッターだったりして)、工作や、特に建築関係ではなくてはならないメーカーの一つ。最近国内生産じゃないことが多くてそこはちょっと残念ですけどまあ会社がデカいんだろうなあ。
タジマはちょっと高いけど間違いないって品物が多い会社ってイメージ。名前もまあ堅実なのばっかりだと思ってるんですが、これは「アラカン」ですからね「アラカン」
アラカンっツウ名前の由来がこっちなのか、
アラハンだっての
こっちなのかはわかりませんが、この名前けっこう好きです。映画ファンなので。
俺にとってのアラカンは鬼寅親分。
野球中継が雨で中止になるとよくやってました。
堅実な製品を作る信頼の会社ってのはたくさんありますよね。伝統も実績もある結構デカい会社のいい製品のしかし「頑張ったネーミング」「がんばったデザイン」ってのがいまいち、すでに古臭いSF感あふれるビミョーなことが多い気がするんですが、その理由は、決定のハンコを押すのがもうかなりのオッサンだから、ではないかと…
まあ6070の役員連中がやたらヒップでホップだったりするのもそれはそれで社員の皆さん心配だべな。
今注目してる木山拓さんのYOUTUBE。福岡で活躍中の青磁の作家です。イノウエ先生がらみで知ってプチハマり中。
その木山さんが先日アップしたのが以下の動画。
俺も先週やたらシッピキの縒り方の閲覧が多いのでって記事をあげたばかり。その後も留まるところ知らず毎日毎日シッピキの記事が閲覧されてます。シッピキ来てる!
とりあえず『切り糸・シッピキ特集』というタグも作ったので半笑いでご覧ください。
この動画内で丁寧によりの掛け方を説明されてるので、シッピキストの皆さんはこれを観てください。まあ、世界最速は俺だけどな!(しかも世界でもっともジョン・ウーな縒り方も新たに開発したのでそのうち動画作ります)
何はともあれ、この木山さん。まあ腕がいいのもびっくりですが、癖の強ーい中年のオッサンばっかのヤキモノYOUTUBE界にぶらっと現れた朴訥なハンサムなんで、かなり貴重な逸材。なんかユーチューブユーチューブした細かい編集したりとか、やたら達筆にベラベラしゃべれるようになんてならずに、この感じで突き進んでいただきたい。とテメエ勝手な希望を述べておきます。
と、いうより、是非世界の青磁の進歩・発展にいそがしくて動画なんかとってる暇ない!となるべき逸材とみた!
0 件のコメント:
コメントを投稿